LOOK ON BRIGHT

2017 - 09 - 03

普段使いはVoyager Linux で十分。世界がLinuxに支配される日は近い

ずいぶん昔に、インターネットプロバイダを変更するときにネットブックを100円で買いました。

100円て!

どんなゲスなプロモーションやねん。

とかいう愚痴はさておいて、そのネットブックはASUS UL20A という機種です。

OSはWindows7で、ネットサーフィン以外にはあまり使い勝手がない感じですけれども、けっこう良い機種だと思います。

わりと頑丈ですし。

 

Windows7のサポート切れが間近に迫ってきて、このノートはいずれ「Linuxテストマシン」と化していったのでした。

以前Ubuntu14というのを入れていましたが、Ubuntuはわりとスペックの高いマシンでないと使い物になりません。

ちょっと何かウィンドウを動かしたりすると、もっさぁああ〜、もっさぁああ〜〜となって、イライラしてきます。

その後、ZorinOSとかLinuxMintとかを入れて実験をしてきましたが、最終的にはLinuxMintで落ち着いていました。

しかし、どういうわけかとつぜんブラウザがクラッシュすることもあって、あくまでLinuxの勉強用の域を超えることはありませんでしたね。

 

最近「Voyager」というLinuxディストリを発見して、このノートは俄然普段使いに復職をしたのでした。

Linuxディストリビューションではけっこう有名になってきている「Voyage」はフランス生まれのLinuxOSで、Ubuntuを軽くしたXubuntuをベースに作られているそうです。

ただ軽いだけならほかにもいろんな種類のOSがあるのですけれども、このVoyagerは軽いだけでなく、インタフェースが美しい。

さすがデザインとファッションの国フランスだけあってか、MacOSのようなエレガントさがあります。

とくにアイコンがかわいいし、色使いも素敵ですね。

 

問題は、インストール直後には日本語入力ができないという点と、デスクトップの時計が文字化けしていることぐらいでしょうか。

でもこういうところで日本語入力の方法を丁寧に説明してくれていますから、そうむずかしいことではありませんが。

このブログは、Voyagerを入れたノートパソコンから投稿しています。

また、何もしなくてもYoutubeやNetflixを視聴できますし、ChromeをインストールすればGoogleMusicで音楽が聴けます。

OpenOfficeというMSOffice互換ソフトも最初から入っていますし、GoogleドキュメントやOffice365を使用しているなら、そもそもアプリは必要ありません。

ネットサーフィン、ブログの更新、メールの送受信、ワードとかエクセルの編集閲覧、動画や音楽の視聴といった程度であれば、十分以上の機能があります。

Linuxは無料で軽量というのがウリだったわけですが、残念ながら若干の知識と根気がなければ普通に使うのが困難というのがありました。

しかしもうここまでくると、ほんとうにWindowsの必要性が劇的に下がってしまうなあと思います。

 

Linuxのいちばん高い参入障壁は「ソフトが使えない」ということだったのですが、一般的な生活・仕事用途ではもうほとんど問題がありません。

2番めに高い参入障壁だった「わりと知識がないとダメ」というのも、そろそろなくなってきそうです。

Voyagerに限って言うと、問題は「初期状態では日本語入力が使えない」ということだけなのです。

今後Voyagerの開発者さんが頑張ってくれて、インストール直後に日本語入力が使えるようになれば、もうほとんどの問題が解消されてしまいます。

ちなみに、ほぼNetflixを見るためだけのリビングPCも、先日WindowsからVoyagerに変更してしまいました。

いまはNetflixで「ジョジョの奇妙な冒険」を見ながらこの記事を書いています。

まったくもって、なんの問題もありません。

 

かつては「スペックが低い、古いパソコンでもなんとか復活させることができる」という、なんとなくけちくさいメリットが全面に出ていましたが、今後は大幅に変わると思いましたねえ。

新品の、そこそこスペックが高いパソコンでも、最初からLinuxで使うほうが主流になる可能性があります。

Chromebookなんかはまさにそうですし、それほどにLinuxはすげぇ進化をしているのです。

 

OSのなかに広告を入れだしたり、アップデートで使用不能になったり、むちゃくちゃ高かったり、ウィルスの危険に常時晒されていたり、ウィルス対策ソフトで余計な出費がかかったり、サポートが切れたら実質的に使えなくなる「ビジネスモデルが古臭いOS」は、たぶんもうみんな使わなくなるんじゃないのかなと思います。

 

ふと気がついたんですけれども、いま世界じゅうのデバイスのほとんどがLinux化してるんですよね。

MacOSも、iOSも、基盤はLinuxです。

スマホのAndoridOSも、Linuxです。

ゲーム機のOSも、ほとんどLinuxです。

家電に組み込まれているOSも、Linuxの比率がむちゃくちゃ増えています。

Webサーバーは、すでにほとんどがLinuxです。

むしろ情報通信・デバイスの世界では、もはやWindowsのほうが「亜種」であるといえるのかもしれません。

 

ということは・・・・・・いまから勉強をするのであれば、Linuxを勉強しておいたほうが圧倒的に有利かもしれないですね。

おそらくWindowsはなくなるということはないのでしょうけれども、むかしに比べればシェアも小さくなってきていて、いずれ汎用性のない特殊分野の技術になるような気がします。

 

ぼくのような「OSマニア」の遊び道具であったLinuxは、あとほんの小さな壁を飛び越しさえすれば、パソコンの分野で爆発的に普及するような気がします。

「知識がないひとでも、電源を入れればすぐに使えるインターフェイス」

「ほんの小さな違和感も残さない」

この壁は、開発者さんたちの努力のおかげで、ずいぶん低くなってきているように感じます。

ほんとにもうあとちょっと、っていう感じ。

 

むかしは、そんなことはLinuxなんかではありえないと思っていましたが、間違えてました。

Voyagerや、ElemantaryOSや、ZorinOSなんかが、その壁をずいぶん低いものにしてくれていたのでした。

やっぱりLinuxは、しっかり勉強しておこう。

Voyagerを体験してみて、あらためて決心したしだいです。

 

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