LOOK ON BRIGHT

2018 - 02 - 10

窓と自律神経

自律神経失調症の原因のひとつは、ストレスだという。

 

「ストレス」というと、どういうわけか反射的に「精神的ストレス」なのではないかと考えてしまう。

なぜだろう。

ほんとうはストレスには、3種類ある。

1.精神的ストレス

2.肉体的ストレス

3.神経的ストレス

 

ぼくは在宅ワークの個人事業主なので、1.精神的ストレスというのは比較的すくないのです。

まぁいつ仕事にあぶれるかわからないという危機感は多少あるけれども、どうでしょう、そんな先のことを心配しているぼくはあまりいません。

すくなくとも、クソむかつく上司とか、飲み込みのわるい部下とか、非合理このうえない通勤電車とか、ばかみたいな会議とか、そーゆーのとは無縁なわけです。

冷静に考えてみて、ぼくは「精神的ストレス」は、比較的すくないと思います。

なのに自律神経のぐあいがわるい。

なぜか?

 

どうやら「神経的ストレス」が問題になっているようなのです。

ぼくは仕事部屋の模様替えをたまにやるのですが、仕事をする机の位置によって自律神経のアンバランスの度合いが急激に強くなることを発見しました。

「窓ぎわの机」

「目の前に窓が見える」

この位置で仕事をしていると、イライラやムカツキが非常に強くなるのでした。

 

ようするに「強すぎる光」によって、神経がワーーーーっと癇癪を起こしてしまうようなのです。

ぼくの家は格安の建売住宅で、窓が多く大きいのと、景色が良いということで選んだものでした。

だから家の中はどこでもとても明るいのです。

これじたいは、とても良いことではあります。

ただ、窓が多いということは「まぶしい」ということでもあります。

 

ぼくはたまに無性にイライラして、もはや「激怒」といってもいいような感情が湧き上がることがあります。

とくに理由はないのに、です。

そこで「どの時間帯にいらいらするか」ということをメモってみたのでした。

 

平均して「朝10:00〜午後2:00」のあいだに、それが集中していたのでした。

そして、とても天気が良い日に。

朝の光が強く入り込む窓際で仕事をしていると、もっと前倒しになり「朝8:00〜11:00」にイライラが集中する。

西日が強く差し込む窓際でのばあいは「午後2:00〜16:00」に集中する。

そこで遮光カーテンで窓をふさいでみると、イライラが起きにくくなるのでした。

つまり「直射日光を浴びている時間」に強く左右されていたのです。

 

いわゆる風水や、中途半端なカウンセラーなどは、

「窓際の明るい場所がよい」

というようなことをいいかげんに言います。

あれは断じてまったく、ウソなのでした。

ああいうひとたちはものごとを「りくつ」だけで考える傾向がある。

セロトニンは太陽光を受けると生成される → だから明るいほうがいいのだ!

というような、まるで白痴みたいな短絡主義で行動するのですから、まじめにとりあわないほうがいいと思います。

 

最近は、スマホのアプリでも「光度計」が使えます。

いちどそれで測ってみればわかるのですが、住宅の窓際というのは、予想外に明るいのです。

一般的に、仕事や勉強をする机の上の照度は「750ルクス」ぐらいが良いとされています。

ただこれには諸説あって、「300ぐらいがよい」というひともいますから、おおむね300〜500ぐらいであれば概ね適度であると考えて良いと思います。

そこで、ぼくの仕事部屋で、南東向きの窓際机の上で測ってみたのでした。

朝9:00の、よく晴れた冬のばあいですと・・・

 

35,000ルクス

 

さ、さ、さんまん、ごせん!!!

みんなが300とか500とか700とかウジャウジャ言っているなか、ぼくの机は35,000ルクスあったのでした。

・・・イライラして当然じゃね?

 

ちなみに、真夏だと78,000ルクスぐらいいきます。

「どうも夏って、調子がわるいんだよなあ」

それってさぁ、明るさのせいだったんじゃね?

 

とくに精神的なストレスはないのに、どうして感情が不安定なんだろう、いらいらするんだろう。

自律神経の調子が、わるくなるのはなぜなんだろう。

食べ物がわるいのかなあ、運動不足なのかなあ、姿勢とか呼吸がわるいのかなあ。

いやいやいやいや・・・

「神経的ストレス」が、ハンパじゃなかったのでした。

 

ちなみに、ぼくの親父は建築士です。

むかし社宅の設計をしていたときに、発見したのでした。

 

「真っ白なキッチンは、主婦を自律神経失調症にさせる」

 

親父が設計に関わった物件から、異様に自律神経失調症のひとが出たのでした。

それも、主婦ばっかり。

 

真っ白なキッチンというのは、清潔感があって、たしかに素敵。

でも、まじめに料理をする主婦にかぎって、真っ白なキッチンで発狂していくのでした。

そこで親父は、これ以降キッチンを真っ白にするのはやめたのだそうです。

すると、そんな話もなくなった。

 

明るい、真っ白・・・。

それはたしかに、綺麗にはみえるし、オシャレでもある。

しかしそういった環境は「神経ストレス」を増大しているということは、ちょっと意識しておいたほうがいいですね。

 

窓際は、仕事ができない人だから行くのではない。

窓際で仕事をすると、神経ストレスが強すぎてどんどんバカになってしまうのだ。

 

 

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