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広告の本質は「ハッピーの伝道師」なのだ

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さいきんどーもなんだか、仕事が面白くないなあ。

そんなふうに感じていた原因が、わかってきました。

体調がわるいからでも、ウツだからでもない。

「本質を見失っていた」からだということに気がついたのでした。

 

ぼくの仕事は、Webデザイナーです。

Webというのは、とどのつまり「広告」です。

 

広告の本質とは、なにか。

本を読んだりネットを探しても、あんまり出てこないのですよね。

方法論は、山ほど出てくるけれども。

 

広告って、ようするに「ハッピーの伝道師」なのですよね。

ある製品が、ここにあるとする。

それを使えば、どんな「ハッピー」が起こるだろうか、そういう視点で、その製品の「いいところ」を見つける。

広告者は、製品をつくることができないかわりに「製品のハッピー」を探すのが仕事なのですね。

ハッピーを見つけたら、

・どういう「見せ方」が、いちばんこのハッピーが伝わりやすいだろうか

・どういう「言い方」が、いちばんこのハッピーが伝わりやすいだろうか

・どういう「メディア」が、いちばんこのハッピーが伝わりやすいだろうか

そんなこと考え、実行にうつすのが、広告のおしごとなのでありますなあ。

 

なかには、クソみたいな製品もある。

——という考え方は、伝道師としてはもう失格なのでありますね。

そんなことない。

「この世に存在しているものには、必ず利点がある」

すべての人間になんらかの価値があるように、すべての製品にもなんらかの価値がある。

それを見つけるのが、まさに広告のおしごとなのでありますので、ございますよね。

 

そーゆー「だいじなこと」を忘れていたから、仕事がつまんなくなっていたんだ。

・どういう設計が効率的だろうか

・どうすればラクに稼げるだろうか

・どういうふうに進行すれば、トラブルが少ないだろうか

・どういうデザインなら、クライアントが喜ぶだろうか

そういった、いわば「枝葉の部分」に意識が集中していたからなのですね。

たしかに、そういった努力は重要ではあります。

重要だけれども「本質」ではない。

生産性や効率性、売上の拡大、クライアントへの愛撫をメインに据え置くと、仕事がクソつまらなくなるんだよなあ。

結果、モチベーションがダダ下がりして、気分も乗らないから体調もわるくなる。

 

広告は、カネ出すやつが主人公ではない。

ぜったいに「広告を見るひと = モブキャラさんたち」が主人公なのだ。

広告を見るひとたちに、「ハッピーのおすそわけ」をしてあげるのであります、それがぼくたちの仕事。

それがクリエイターのしごとなんだよなあ。

 

だからクライアントのわがままなど、渾身のちからでビンタして張り倒すべきなのですよね。

それでケンカになってお金がもらえなかったら、おう上等だ、後ろ足で砂かけてやればいいのだ。

視聴者をナイガシロにして、カネ出すやつのワガママだけを押し通す仕事など、クソくらえじゃっ!

 

・・・・・・というのは、まあ、あくまで理想論ではありますけれどもね。

そんなエラそうなことができる立場でもないし。

でもまあ、「矜持」ぐらいは持っておきたいものです。

そうじゃないと、「クライアントの靴を舐めるお仕事です」になってしまうから。

ハッピーの伝道師どころか、ただのヘンタイ奴隷じゃねぇか。

いっしょうけんめいがんばって技術を身につけてきたのに、その利用方法が「クライアントのご機嫌取り」「お金ちょーだい」だけだななんて、割にあわないよなあ。

 

奇しくもこのブログの題名のように、

LOOK ON BRIGHT でいこう。

 

「いいところ」を見つけるのが、ぼくの仕事だったんですよね。

人や製品の「わるいところ探し」「問題点の洗い出し」をする仕事よりは、ずいぶんいい仕事だと思います。

まあ、あんまり儲かりませんけれども、いいんじゃないかな。

いくら稼いだって、墓場にまでは持っていけないから。

 

 

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