WEBLOG

ブログ

肩と怒り、ヤンキーのこころ

記事 肩と怒り、ヤンキーのこころのアイキャッチ画像

「風門を閉じよう」

 

そう意識して、風門というツボがある肩甲骨を背骨のほうに寄せるよう意識していましたら、意外な変化がありました。

たしかに息苦しさやめまいなどの自律神経失調系の不具合はマシになるのです。

しかしなんとゆーことでありましょうか、「怒り」が怒涛のごとく湧き上がってくるのでありました。

 

肩甲骨を後ろに寄せようとすると、どうしても肩にチカラが入る。

それを長く続けていると、どうやら怒りのパワーがバクハツしそうになるようなのです。

やっぱり「肩」と「怒り」には、なんかのっぴきならない関係があるように感じました。

 

そーいえば、ふと思い出した。

今でこそ絶滅しましたが、むかしは「ヤンキー」といわれる不良集団がいたものでした。

ぼくの高校時代にはかなりいて、通学路でよくカラまれたりしたものです。

そのヤンキーさんたちと頻繁に揉め事をしているうちに気がついたのですが、「ヤンキーの姿勢」というのがあるのですよね。

 

ヤンキーというのは「風門が閉じて」いる、つまり肩が前ではなく後ろに折れている。

そして骨盤は後ろに倒れていて、腰骨はわりとオジイチャンのごとく前に曲がっていることが多いのです。

そして、がに股が多い。

しかしおなじ「喧嘩上等系」でも、柔道や空手、アメフトなど体育会系バカ野郎のばあいは、肩はおなじように後ろに寄っているけれども、「腰が反っている」ことが多い。

そして体育会馬鹿野郎がヤンキーとちがうのは、だれかれなく喧嘩をするということはなく、わりとルールは遵守する傾向にあるひとが多いです。

ま、あたりまえだけれども。

そしてヤンキーに絡まれてイジめられる被害者は、肩が前に巻き込んでいて、腰が丸くなっているひとが多い。

 

肩の反り= S+

肩の巻き込み = S-

腰の反り= W+

腰抜け = W-

 

とすると、

 

ヤンキー = S+W-

体育会 = S+W+

被害者 = S-W-

という構図になるような感じがしていました。

 

「肩を後ろに引いて」「腰のちからが抜けている」

もしかすると、この姿勢は「怒りの制御が効かない姿勢」なのではないか、と思ったのであります。

ぎゃくに「肩が前に巻いている」「腰が抜けている」というのは、「カモられる姿勢」になるのではないか。

 

ヤンキーの世界では「ずっと怒っていないといけない」というのがあります。

無駄に怒るのが仕事、といってもいい。

もしかすると、つねに怒っている必要にかられて、無意識にあの姿勢が出来上がっていったのではないのかなと思ったりもします。

そうでなければ、ヤンキーさんたちが全員あの似た姿勢になっていくというのが不自然な気がする。

無理して怒ろうとすると、人間はああいう胴体になっていくのではないでしょうか。

 

デスクワークをしながら、肩を後ろに引くことばっかり意識していると、まさにヤンキー的胴体になるのでありますね。

つまり上体の筋緊張は強いが、腰抜けで下半身の筋力は弱い。

そうなると、「元気ではあるが、怒りの制御が効かない」という方向に、だんだんなっていくような気がしたのであります。

イライラがとまらないというのは、上半身と下半身のパワーバランスが「反転」したときに陥るのではないか。

 

そこで、腰を立てて(W+)、肩は巻き込まない程度に脱力する(S+-)ようにしてみる。

そうすると、怒りやイライラというのはかなり落ち着くのでありました。

 

そこで思ったのですが。

 

パニック障害というのは、つねづねぼくは個人的には「怒りの発動」のように感じていました。

自律神経失調症も。

一般的にはストレスだのセロトニンだのということをいいますが、直接的な感情は「怒り」だとおもう。

ほんとうは、ヤンキーのように制御不能の怒りを、フトコロのなかに持っている。

幸いなことに、上位意識に「ものすごく強いフタ」=常識力、制御力、道徳など=があるため、ヤンキー化することは絶対になく、正常な人間を「ふるまう」「演技する」ことができる。

しかしいずれ限界に達したときに、あの発作という「化物のような形態」で、発散爆発しようとするのだと感じています。

 

なぜそんなに、怒るのか。

 

ストレスのせいだ、というのももちろんそうなのですが、ぼくはいがいと単純に「腰よりも肩のほうの筋緊張が強い」ということだったんじゃないか、と思ったりします。

ヤンキーバランス化した胴体のせいで、制御しにくい怒りの発動を助長していたのではないだろーか。

 

「腰を立てる(腰抜けを治す)」「肩のちからを抜く」

 

この上虚下実を実践するだけでも、ずいぶんと感情が変わってくるのです。

これは実体験です。

突如として円満なる人格になる、ということはないですけれども、すくなくとも「わけわからん怒り」というのは、かなり収まってくるように感じます。

 

そもそものはなし、上実下虚の状態が慢性化するからこそ、異様に肩や背中が凝る。

ウツとかパニックのひとというのは、ほとんどのばあい肩や背中がガッチガチになっているそうです。

肩の筋肉と、腰の筋肉の、アンバランス。

怒りの正体というのは、案外そんな肉体的なことだったりするのかもしれません。

 

いくら人格を鍛えても「肉の比率」が治らなければ、人格は完成しないのではないか。

最近は、そんな気がしています。

 

 

カテゴリー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。