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悪魔教会

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つねづね感じるところがありまして。

ぼくはどうも、「魔女宗」や「悪魔教会」の考え方に、ものすごくシンパシーを感じてしまうのです。

たとえば魔女宗の根本的教義は、とてもシンプルです。

 

誰も傷つけず、汝の望むところをなせ

 

また、サタニズム(悪魔教会)の根本教義のうち「罪」とされているのは、以下のとおり。

 

  1. 愚鈍さ
  2. 虚栄
  3. 唯我主義
  4. 自己欺瞞
  5. 群れに従うこと
  6. 見通しの欠如
  7. 過去の正統の忘却
  8. 非生産的なプライド
  9. 美意識の欠如

 

名前に「魔」がついているから、一瞬なんとなくキケンな香りがしてしまうけれども、言っていることは至極当然なことばかりですね。

そして、サタニズムの「11のルール」もまた、ぼくのシンパシーを強化する。

 

  1. 求められてもいないのに意見や忠告を与えないこと。
  2. 他人が嫌がるとわかるようなごたごたを話さないこと
  3. 他人の家に入ったら、その人に敬意を示すこと。それができないならそこへは行かないこと。
  4. 他人が自分の家で迷惑をかけるなら、その人を情け容赦なく扱うこと。
  5. 交尾の合図がない限りセックスに誘わないこと。
  6. こんな重荷降ろして楽になりたい、と他人が声を大にして言っているものでない限り、他人のものに手を出さないこと。
  7. 魔術を使って願望がうまくかなえられたときはその効力を認めること。首尾よく魔術を行使できても、その力を否定すれば、それまでに得たものを全て失ってしまう。
  8. 自分が被らなくても済むことに文句を言わないこと。
  9. 小さい子どもに危害を加えないこと。
  10. 自分が攻撃されたわけでも、自分で食べるわけでもない限り、他の動物を殺さないこと。
  11. 公道を歩くときは人に迷惑をかけないこと。自分を困らせるような人がいれば止めるよう注意すること。それでもだめなら攻撃すること。

 

・・・・・・。

はっきり言って、これらは全部「あたりまえ」のことばかりじゃないですか。

 

ぼくは最初、あまりにも考え方がばっちりハマるので、ぼくには悪魔教会の素養があるのではないか、とさえ思いました。

でもよくよく考えてみたら、そんなことはないのですよね。

これはつまり、一般的な日本人の特質といえます。

ふつうの日本人なら、おそらくこれらのことについては、少なくとも大きな違和感は感じないでしょう。

むしろ「紳士的」とさえ思えるのではないか。

おそらく仏教的あるいは儒教的な考えが根付いている国では、それほど違和感を感じないのだと思います。

キリスト教的な硬直した一神教の世界や「人よりも神仏に気に入らるほうが大事だ」というような、独善的で妄想的な思考が優先される国においては、これらのことが違和感になるのかもしれませんね。

 

ぼくは思うのです。

なんとか学会とかの新興宗教だけでなく、伝統宗教さえも含めて、これらのことが「ちゃんとできている」人は、あまりいないのではないか。

むしろ何らかの宗教的な、スピリチュアル的な何かに没頭するひとこそ、これらのことが「まったくできていない」のではないか。

自分に直接害がないことにまで口をはさみ、愛だの慈悲だのと称しておせっかいをし、よその家で、よそのテリトリーで迷惑をかける。

スポーツにしろ、勉強にしろ、研究にしろ、仕事にしろ、「あたりまえ」のことをあたりまえにできることが、まずはスタートラインだといいます。

「こんな基本的なこと」さえできていないくせに、なーにが神だ、神秘だ、人生だ。

基本ができていない者に、神や神秘を語る資格など、一切ないと思えるのです。

 

いまのレートなら、約2万5千円の会費を払えば「悪魔教会」の会員になれます。

でも、悪魔教会はいう。

「べつに入会しなくてもよいですよ。入会したからといって、とくに特典とかはないですし」

 

さわやかですよね。

ぼくは、宗教というのは、本来そうあるべきだと思う。

入会すれば特典や加護がある、そんな宗教のほうが、ずいぶんと怪しい。

毎月会費を請求する宗教も。

 

まずは精神的に自立しろ

 

悪魔教会は、ようするに、そう言ってる。

神様に頼る前に、悪魔に頼る前に、神秘で不可思議なエネルギーに頼る前に、まずは「人間として、人間を磨け」と。

人事をつくしてから、天命を待て。

そう言ってくれる宗教こそ、ほんとうの宗教だと思います。

 

本物の神様のことばが、神様の名によってではなく、悪魔の名によって出て来るあたり、まさに「皮肉」ですね。

「善」の名を借りた「悪」があり、「悪」の名を借りた「善」がある。

この世はまさに、相対の混沌といえますね。

 

 

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