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前のめりとか、押しが強いとか、いい加減にしろ

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なんでこんなに、パソコン作業で疲れるの?

背中が痛くなるの?

首が疲れるの?

どしてどして?

 

ようするに「前のめり」なんだよなあ。

どうもぼくは「前に出る」クセがあるようなのです。

顔をディスプレイに近づけようとして、前に出ていく。

メシ食ってても、なんかどんどん、皿とかコップが前に出ていく。

前へ、前へ。

陸上でいうところのクラウチングスタートみたいに、前傾姿勢になってしまっているのだ。

 

最初は目がわるいからディスプレイに近付こうとするのかな、と思った。

でも、そうじゃなかった。

「老眼のひとみたいに、ぐっと頭を後ろに引いて、画面を見てみる」

ということをしたって、全然見えるんだもの。

ちゃんと見えるの。

それにメシ食うのに「前」はあんまり関係ないしなあ。

ていうか、そもそも、そんなに目わるくないし。

 

「骨盤を立てて前傾させようとしている」

まずは、これが問題なんだ。

ヨガ教室とか、整体関係のアレで、へんな知識がついちゃったんだ。

「骨盤は前傾させましょう!」

みたいな。

あれ、ウソだからな。

前傾させちゃダメだ。

骨盤を前傾させようとすると、からだを全体的に前に倒すことになってしまうから。

そうなると、当然、胴体が前に出てしまう。

となるとこんどは、

「前に飛び出た胴体を背筋力で持ち上げ、伸び上げようとする」

というクセが追加される。

その結果、首、背中が、つねに緊張している状態になってしまう。

血行がわるくなって、「なんかへんな感じ」が、始終続くことになってしまうんだな。

「いい姿勢」=「骨盤の前傾」

これは都市伝説というか、なんか誤った思想なんだと思う。

 

というような、骨格関係の話だけでなく、「気持ちの問題」もけっこうあると思うのです。

というか、ま、性格ですな。

ぼくはほんとにもう、「前のめりな性格」なのです。

なんでも先手先手を打とう、はやくやっておこう、先にやってしまおう、段取りをしておこう、急ごう、サクっとやろう、そういうのがすげー強い。

そしてついでに、押しが強い。

「これが正解だ」と思ったら、ゴリッゴリにそれを押し通そうとするところがある。

いっさい、折れようとしないのだ。

つまりぼくは、「せっかちの強気」といえる。

性格が、そのまま姿勢に現れちゃってるんだよなあ。

せっかちで、強気なやつが疲れるところが、ちゃんと疲れている。

肩とか、背中とか、首とか。

 

もしかすると、そーゆー姿勢をしてきたから、そーゆー性格になったのかもしれない。

たとえばぼくの親父と娘は、骨盤はあまり前に倒れていなくて、どっちかというと脱力した丸い背中をしている。

性格はおとなしく、強引なところはないかわりに、無口でちょっとクラいところがある。

しかし母親とぼくは、骨盤が前傾していて反り腰で、ハトムネで、姿勢がピーン!となっていることが多い。

性格は強気で前向きで、おしゃべりで、陽気なかわりに、頑固で、意固地で、意地っ張りで、押しが強く、強引で、喧嘩腰だ。

そして、ふたりとも、自律神経の調子がわるい。

母もまた幼少のころから、姿勢をまっすぐにするように厳しく育てられたそうだ。

ぼくもそのように、育てられた。

しかし父は幼少のころ、そんなに姿勢に関してうるさくは言われなかったようだし、ぼくは娘について、姿勢に関して強く指導したことはありません。

 

姿勢と、性格。

これはきっと、なにか関連があるのだ。

 

「押しが強い」

根本的な原因は、なんかここにあるような気がするのです。

どうだろうか。

押しが強い、というのは、はたして、いいことなのだろうか?

 

もしかすると「引きが強い」ほうが、いいのではないか?

強引に物事を進めるぶんには、押しが強いほうがいいけれど、なんだかあまり、幸せそうな感じがしない。

平和な感じもしない。

しかし引きが強いというのは、なんかすげー幸せそうなにおいがする。

運がよさそうじゃないか。

「あいつ、引き強ぇなー」

それは褒め言葉であり、羨望でもある。

「あいつ、押しが強いなー」

それは悪口にほど近くて、敬遠したい気持ちもある。

 

「引く」

ぼくに足らないのは、これかもしれないのだなあ。

一歩引く。

すこし引き下がってみる。

引いて、見てみる。

 

ガッ!

じゃ、なくて。

前のめりで、押しが強いとか、よく考えたら、うざいんだよ。

バカなアメリカ人みたいじゃないか。

 

「押すな。引け」

そう考えながらデスクワークをしてみると、あんがい姿勢が前のめりにならずにすむことに気がついた。

あたまを引いて、アゴを引いて、こころも引くのだ。

押さないで、引くのだ。

出さないで、引くのだ。

そうすると、「椅子のせもたれに、ちゃんと凭れる」ことができるので、不要に筋肉が疲れなくてすむ。

キーボードもマウスも前に出ていかないので、肩が巻き込まなくて良いのだ。

 

 

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