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丹田は、笑った数だけ強くなるかも。

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たくさん歩いたり、走り回ったり、自転車で坂を登ったりすると、どうして元気になるのだろう?

イキを上げる運動をすると、どうして元気になるのだろう?

逆にずっと座っていたり、ゴロゴロ横になっていたり、ヨガや瞑想をたくさんしても、どうして元気にならないのだろう?

ひとことで言えば「運動強度が足らない」だけれども、では、強めの運動をすると、なにがどう変わるのだろう?

 

このあたりの疑問についてですね、なんかフト気がついた。

イキが上がるような、やや強めの運動をすると「呼吸」が変わるのですよね。

しかし「いっぱい呼吸をした」「深呼吸をした」というのと、運動をしてイキを上げたのとでは、何かが根本的にちがう。

その「何か」こそが、じつは「丹田」なのではないか、と思うのです。

 

イキが上がるような運動をすると、あたりまえですけれども、苦しくなります。

苦しくなるのでたくさん呼吸をするようになりますが、この「苦しい」というのがポイント。

苦しいので、自然と深い呼吸=腹式呼吸になっていくのです。

とにかくたくさん吐いて、とにかくたくさん吸い込もうとする。

自転車で急な坂を延々と上ってイキが上がってきたとき、注意して観察すると、下腹部が活発に動いていることがわかります。

苦しいから、おなかを使って深く大きな呼吸をしようとするのです。

 

一説によると、胸式呼吸の1.5〜2.5倍ほどの換気能力が、腹式呼吸にはあるそうです。

ラジオ体操なんかでよくやる、ムネでいっぱいイキを吸う「いわゆる、深呼吸」をすると、なんだかたくさん呼吸をしているようには感じられるけれども、実際には肺の上のほうしか使えていないそうです。

肺はその解剖図のとおり、じつは下のほうが末広がりに大きい。

この肺の大部分を占める「肺の下半身」を目一杯使うには、腹式呼吸のほうが効率が良いのだそうです。

つまり、横隔膜と腹横筋を使って、内臓まで動かして呼吸をするという方法。

 

いま「方法」と書いたけれども、そもそもの話、呼吸なんかに「方法」を持ち出すのは、なんだかおかしいような気もします。

呼吸はあらゆる生命にとって不可欠なことだから、いちいちアタマで考えて、意図的にやるようなことではないはずなのです。

ヨガなんかのいわゆる「呼吸法」をいくらやっても、どうにもスカっとせず、むしろ不快な気分になったり、しまいには過呼吸になってしまったりするのは「アタマで考えて呼吸をしている」からだと思うのです。

その点、走り回ったりしてイキを上げまくるのは、とても安全で、効果がテキメン。

アタマでどうこう考えずとも、勝手に腹式呼吸になるからだと思うのです。

カラダちゃんの必要に応じて必要な動きをしているから、過呼吸になったりもしませんし、効率よく換気ができている気がします。

自然の呼び声に自然に応える、それが「運動負荷による呼吸」なんだと思います。

「腹式呼吸が健康に良いと聞いたから、腹式呼吸にしよう」

この屁理屈っぽい行動原理は、あんまり意味ないのかもしれません。

 

いっぱい運動をすると、呼吸の必要に迫られて、横隔膜と腹横筋が強力になっていく。

つまり「呼吸力」が強くなっていく。

とくに運動不足の場合に低下しがちな「吐くちから」=「腹横筋」が強くなっていく。

腹横筋は、じつは筋トレの腹筋運動なんかでは鍛えられない内部構造筋肉で、呼吸と姿勢維持を司るインナーマッスル、内臓筋に近いものなのだそうです。

そしてこの腹横筋こそが「丹田」の一部分でもある。

 

腹横筋を効率的に鍛えるためには、いくつか方法があるようです。

・強めの運動をする(イキを上げる)。

・大声で歌う、絶叫する。

・いっぱいしゃべる。

・爆笑する。

 

「丹田を鍛える」とかいって、ネットや怪しげな本に呼吸法だの精神集中だのを書いているけれども、じつのところ、それらはおそらくまったく効かないと思う。

なぜならば「腹横筋の鍛錬」にはなっていないから。

「あたまで考えて」鍛えられるような筋肉ではないのだから、「方法、ノウハウ、意識、知識」なんかで鍛えられるものではないのかもしれません。

 

武道なんかでは「腹を練る」というようなことをよく言います。

練る、というのはまさに文字通り、まるでうどん玉やそば粉を「練る」ように、呼吸によって下腹部を大きく動かし、練り上げることを言います。

理屈だけで言えば、じっと座って下腹部を動かしながらする呼吸(たとえば「火の呼吸」など)にも、「練る」効果は、確かにあるのかもしれません。

しかしそういった意図を伴う行動には重大な欠陥があって、「カラダ側が必要に迫られていない」。

意識という、自己中心的な都合で呼吸をするから、カラダちゃんが正しく反応をしてくれないのです。

おなかがいっぱいのイヌに、無理やりメシを食わせるようなものだと思うのです。

だからどうにも、調子がうまくない。

 

「丹田力」などと、なんだか怪しげな神秘的風情を持ち出すから、ややこしくなるのだと思うのです。

それは単純に、「イキするちから」なのではないか。

つよいつよい、イキができる能力。

もしそうならば、運動以外にも、効率的に腹を練る方法があります。

 

大爆笑をすること。

毎日、大爆笑をする。

フフフ、とか、クスクス、とかじゃなくて、ぶわぁっははははは、だあーっはっはっはっは、ひ、ひ、もう、腹筋切れる、ゲロ出る、もダメ、というほど大爆笑をする。

思うに、もしかすると、運動をするよりも「大爆笑」のほうが、より効果的に腹横筋や横隔膜を鍛えられるのではないでしょうか。

爆笑で動く筋肉は、運動よりももっと純粋に集約して、呼吸に使う筋肉を酷使しているから。

 

「そうか。だから「笑いヨガ」がいいのかもしれない」

そういう人も、もしかしたらいるかもしれないけど、ぼくはなんか違うと思う。

最近テレビなどで笑いヨガが紹介されていたりますし、実際にぼくも参加してやったことがありますけれど、あれ、すげー気持ち悪いんだ。

「さあー、笑いますよ〜〜」

「ハ・ハ、ハ、ハ、ハ」

「ワハハハハ、ワハハハハ」

 

うーむ。

それ「笑う」とは、言わないんじゃないかなあ。

どうにもこうにも、かえって精神的に不健康な香りがする。

そもそも、笑いヨガをやるひとたちが、なんかどうもまじめすぎるのです。

「さあ、一緒に笑いましょう」

いやいやいやいや……

これだけたくさんの人が集まったんなら、

「さあ、なんかみんなで、面白い話しようぜっ!」

のほうが、いいと思うんだけどな。

「ハハハハハ」とか言いながら「目が笑ってない」とか、怖ぇーよ。

怖くて笑えないよ。

 

 

さておき、よく笑う人は、元気。

声が大きくよくしゃべる人、よく歌う人は、元気。

あまり笑わない人は、元気がない。

声が小さな人は、元気がない。

これはようするに「呼吸力の違い」なんだと思います。

横隔膜と腹横筋が強大で活発だと、姿勢は自然と良くなる。

そして声も大きく、ハキハキ喋れて、元気になってくる。

ビビりも少しは、マシになる。

 

活力の源が横隔膜と腹横筋の活性、すなわち丹田の活性化ならば、「爆笑していれば、自然と丹田が強くなる」ということもあるんじゃないかな、と思いました。

よく運動して、よく笑う、それが最強なのかもしれません。

 

……あれっ。待てよ。

あたりまえか。

そりゃあ、よく運動して、よく笑えば、どんな方法よりも良いに決まってますわな。

いろんな意味で。

すくなくとも、薄暗い部屋で座り込んで瞑想したり、ぶすぶすイキしてるよりはマシ。

そんなことで元気になったり、病気が治ったりするわけがありませんもの。

じっさい、4年間まじめにやっても、然治らなかったし。

 

カテゴリー

  • 匿名 より:

    記事とは関係がないのですが、カテゴリで記事を一覧させようとすると2ページ目以降が表示できません。

    例えば、カテゴリ「健康管理」の2ページ目を表示させようとしても画面は1ページめのままです
    https://lookonbright.site/category/healthcare/page/2/

    カテゴリ別の記事一覧は事実上使えないということでしょうか?

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