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掃除すればヨガもジムもいらないんだよね

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先日フト思い立って、ガチコーンと掃除をしました。

もともと掃除は好きなほうなのですが、ぼくが言う掃除は「掃除機をかける」ということでした。

しかし先日は、ゾーキンで床という床、廊下という廊下を全部拭きまくりました。

 

掃除機をかけると、とくにフローリングの床の場合はとても綺麗になったように見えます。

しかしながら、掃除機をかけたあとに床に這いつくばってゾーキンで拭いて回ると、ガクゼンとしました。

「なんにも綺麗になっていないじゃないか」

これはもう、衝撃的なのです。

真っ白だった雑巾が、真っ黒けになります。

掃除機というのは、じつは床の上を「漂っている」ものしか吸い取れないのですよ。

静電気などで床に吸着してしまったホコリなんかは、ほとんど取れていなかったのです。

 

今日も天気が良いので、また拭き掃除をしました。

つい先週拭いたばかりなのに、かなり汚れていました。

最初ほどではありませんが、たった1週間で白いゾーキンが薄いグレーになる程度には汚れるのです。

またシッカリ拭いて一息ついたときに、ふと思いました。

「壁は、どうなんだろう?」

壁は垂直なので、ホコリがたまるということはないでしょうから、大して汚れていないだろうと予想していました。

なんとなくゾーキンでスーとそのへんの壁を拭きました。

「げっ! なんじゃこりゃ!」

これまたかなり、汚れているのでした。

室内でタバコは吸わないのに、なんか黄色く汚れています。

壁は垂直なのでホコリ等は付着しないなどと、生半可な物理学的視点で考えていましたが、やはり静電気などの関係なのでしょう。

じつは、壁はむちゃくちゃ汚れているのです。

もちろん、ドアも同様です。

そこで今回は、壁という壁を拭きまわりました。

 

……で、気がついたのです。

「掃除してれば、ヨガも、ジムも、いらねぇな」

ほんとにもう、むっちゃくちゃいい運動になるのですよ。

床や壁をゾーキンで拭きまわると、大きく肩を動かすことになります。

ベッドの下などに腕を突っ込んで拭いたりすると、これはもう完全にヨガのポーズです。

そして、けっこう筋力がいる。

ストレッチも、逆転系のポーズも、筋トレも、一括で行えます。

 

そして何よりも、掃除が終わったあとの「精神的効果」が、ものごっついのです。

「スカーーーー!!!!」

これはもう、比類なきスカー、と言って良いでしょう。

ヨガの瞑想なんかで、よく言うのですよね。

「心のデトックスをしましょう……吐く息とともに、ネガティブなエネルギーも吐き出しましょう……どうぞ……」

呼吸法や精神集中で、心のもやもやを取り除こうとする試み。

じゃかましいわ!

しゃらくせえわ!

そんなことより、ガッツリ体動かして、ゴリッゴリに拭き掃除をしたほうが、明らかに効果があります。

瞑想してぐずぐずフガフガとへんな呼吸をするよりも、圧倒的にスカーとします。

 

よく晴れた日に、いっしょうけんめい、拭き掃除をする。

床も、壁も、窓も、トイレも、お風呂も、玄関も。

こんなもん、ジムなんかいらねえわ。

かなり汗かくし、息も上がるし、全身をよく動かします。

・とてもよい運動になる。

・家がキレイになる。

・気分がスカっとする。

まさに一石三鳥。

ヨガだのジムだのに行って、余計な人間関係や、余計な洗濯物を増やすぐらいなら、ゾーキン一丁でりっぱなエクササイズになる。

いくらヨガをしたって、部屋は綺麗になりません。

しかし部屋を綺麗にすれば、こころのほうまで、かなり綺麗になったような気分になります。

 

運動ならなんでもいいので、とにかくカラダを動かしていれば、いろんな不具合は間違いなく減っていきます。

ヨガ、ウォーキング、ジョギング、サイクリング、筋トレ、なんでもいい。

そういった「わざとらしい運動」に加えて、「家事掃除」というのも、有酸素運動に加えていいと思います。

はっきり言って、ヨガなんかよりも断然負荷が高いです。

なんの目的もなく、ふらふらと徘徊のように歩き回るのより、断然体力がつく。

拭き掃除は1回やりだしたら、15分だの20分だの、そんな半端な時間では終われません。

1時間以上はシッカリかかりますから、マジなはなし、毎週やったら確実にダイエットにもなると思う。

こんなにシンドいものが、「効かない」わけが、ないではありませんか。

 

そういえば、最近マインドフルネスといって、禅の瞑想が流行っていたりします。

あまり知られていませんが、じつは禅というのは、あの瞑想だけを指すものではないのだそうです。

「作務」といって、掃除、洗濯、農業、工事、料理……そういった日常の家事も立派な「禅」。

結跏趺坐を組んで行うあの瞑想も、もちろん禅では重視されていますが、じつは作務も、座禅と同等かあるいはそれ以上の重要性があると言われています。

だから最近の流行や、本やネット、テレビでいう「禅」は、まったく片手落ちなのです。

柔道でも、華麗な投げ技だけを指して「柔道の技」というようなことをよく言います。

でもじつは、柔道で最も重要かつ重大な技は「受け身」です。

受け身の下手くそな人には、投げ技なんか絶対に教えません。

危ないからです。

同じように、禅の瞑想ばかりを先にやるのは、ぼくは大変危険なんだと思います。

「作務」をまず長年きっちりやっていないと、瞑想はしてはいけないはずなのです。

「作務」を通して基本的なカラダと精神を、根本から作り上げていかないと、いけないんだと思います。

町の教室なんかではそういった「基本的なこと」を一切教えず、高度な技ばかりをいきなり教える傾向があります。

あぶないと思う。

 

その点、掃除は安全です。

掃除機やルンバなんかより、「ホウキとゾーキン」という、古式ゆかしい、お掃除がいいよね。

現代人はだいたい運動不足なんだから、ちょこざいなマシンなんかで鍛える前に、部屋を本気で掃除して、細マッチョになりましょう。

 

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