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気力は体力なので。「休み休みをずっと続ける」のが正解

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かつては「継続は力なり。男が一度決心したならば、辛くとも根性を振り絞り、一日たりとてあやまたず日々不断ノ鍛錬是有者也」的な、前時代的、アタマおかしーんじゃねーの的根性論でもって運動をしておりました。

しかし思うに、こういった硬直した思想があるからこそ、かえって続かないのですよね。

最近はあまり連続性ということにこだわらず、「その日にしたい運動を、すきなだけやる」という方針に切り替えました。

ちなみに先月から自転車を再開したのですが、むかしみたいに「1日○kmは絶対。毎日乗るのである」みたいな、アホヅラ的目標達成指向はやめました。

雨降ったら乗らずに歩くだけにする。

自転車の気分でなければ、歩くかジョギングにする。

なんなら、ちょっとシンドかったら今日はストレッチだけでも可。

みたいな。

そんな感じで、風鈴的にフラフラすることにしたのでした。

 

どうやら、こっちのほうが体力は向上するみたいなのです。

筋肉というのは「回復期」というのが必要で、1〜2日間をあけたほうが早く回復し、ひいては結果的に「休み休み」やったほうが早く体力がつくのだそうです。

ここ最近の実体験でもそうです。

 

自転車に乗り始めのころは、たった3kmほど平地を走ってきただけなのに脚が疲労してしまって、「最後の坂」を登りきることができませんでした。

イキは上がるわ、フトモモの筋肉は千切れそうになるわ、動悸は止まらないわ、アタマはフラフラするわ、オエっとなるわ、もはや半死半生といっても過言ではないぐらいの、りっぱな困憊ぶりを発揮します。

乗り終えてからでも、当分ハアハアが止まりません。

まあ、この「最後の坂」はじつはかなり急で、まだ若くて体力もあった30代の頃でさえ、ギアを一番軽くしても自転車で全部登り切ることができませんでしたけれども。

しかーし!

ここ最近の「毎日なんてやらないもんね、乗りたいときだけ乗るもんね的ワガママトレーニング」を続けた結果……。

けさ「最後の坂」に挑戦したところ、なんとなんと、全部登れてしまったのでっす!

それも、ギアを割と重いままにしていたのに!

イキもそんなに、上がってない!

家に到着した時、ほんとうに声に出して言ったのです。

あれっ!?

 

そうなんです。

やっぱり、1〜2日おきにトレーニングしたほうが、「大幅に」体力がつくのです。

ある日とつぜん、グワーっと筋力がアップしている!

じぶんでも、ビックリするぐらいに!

 

だからぼくは、いままで「ものすごい勘違い」をしていたのです。

わりと前時代的な方法論で柔道をしていたところもあって「稽古というのは絶対に休んではならない」という、病気のような思想があったのです。

だから疲労しようが、痛みがあろうが、捻挫していようが、気分が乗らなかろうが、そーゆーのは全部「ぼくが弱いからだ」などと叱りつけて、無理して努力していたのでした。

毎日やれば、強くならないわけが、ないじゃないか! 的な。

 

アホか。

筋肉や骨や血管は、疲労し、それが「回復」することによって、はじめて成長・強化するのですよね。

この疲労を取り除き、「回復時間を与えてやる」ということが、めっちゃくちゃに大切だったのです。

そうすると、想像以上に強化されていく。

ささに老子が言う通りなのです。

「自然は急がないが、すべてを成し遂げる」

急がば回れなのです。

毎日やる、ということじたいが、もう「急いでいる」。

急がずに、休み休み、カラダちゃんの回復を待ちながら、のんびりやる。

でも、やるときは、一生懸命やる。

一生懸命やったら、こんどは1〜2日、スカっと休む。

そうやったらほんとうに、筋力体力は効率よく向上するのでした。

 

そして体力がアップしてくると「気力」まで、戻ってくる。

些細な不具合や不安、ちょっとした違和感なんかは「ぐっと押し返す」ことができる。

勉強しようとか、何か新しいことを考えようとか、自分を向上させようとか、そういったことに気が向くようになる。

断言するのであります。

「気力は、体力だ。」

これはもう、どんな屁理屈をこねくり回したって、ひっくり返すのは無理。

 

そこで、だ。

この「体力向上」について誤った認識を持っているから、なかなか向上しないのだと思うのです。

体力が向上しないから、気力も向上しない。

努力努力、根性根性、気合気合、辛抱辛抱、我慢我慢、不断不断、目標目標、達成達成。

そういうことばかり念頭に置いていると、結局人は無理をするようになってしまう。

無理をすると、いまやっていることが嫌いになってしまったりして、それがまた継続性を阻害しはじめます。

 

「急がば、回れ。」

はやく体力を向上させたければこそ、はやく目標を達成したければこそ、1日おき、2日おきの努力が大切。

それほど辛くもないのに、そんなに頑張っているわけでもないのに、そんなに工夫をしているわけでもないのに、なんかしらんが、強くなっている。

そんな結果を導き出すのは「1〜2日おきにやる」という、たったそれだけの行動指針だったんですね。

 

成長も、強化も、結局はからだちゃん(自然)に全部おまかせ。

だからぼくに必要なのは、辛抱とか努力じゃなくて、「休み休みをずっと続ける」という、「継続の意思」だけなのかもしれません。

 

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