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落ち着きは、清潔から。

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掃除をしっかりするようになって、変化がありました。

「そんなに強く模様替えをしたいとは、思わなくなった」

 

ぼくは模様替えが趣味ともいえるほど、しょっちゅう模様替えをします。

模様替えをしたい。

頻繁にそう思っていたのは、じつは「落ち着いていないから」だったのかもしれません。

自分の家なのに、なんだか落ち着かないのです。

寝室にいても、仕事部屋にいても、トイレにいても、リビングにいても、どうにもなんだか、落ち着かない。

なので、

「家具の配置のせいじゃないかな」

「ずっと家で仕事をしているから、飽きてしまったんだ」

なんて考え、リフレッシュ目的で頻繁に模様替えをしていました。

しかし……、どんなふうに家具を配置をしても、どうにも落ち着かない。

だからこそ、何度も何度も、模様替えを繰り返す。

「これも、ぼくの異常性のひとつなのだろうか」

そんなことを思ったりしたこともあります。

 

いやあ、なんのことは、なかったのです。

「徹底的に掃除をする」

たったこれだけのことで、とても落ち着くようになった。

なんというのでしょうか、とても「安心」する。

ぼくはここにいて大丈夫なんだ、ここで油断しても大丈夫なんだ、ここでいいのだ。

ここが、ぼくの居場所なんだ。

そんなふうに感じる。

だから、そんなに模様変えをしたいとも、思わないのです。

もうじゅうぶんに「ハマっている」感じがあるから。

 

ぼくはそこそこ、掃除はするほうなのです。

模様替えをするたびに掃除機をかけていましたし、換気もしょっちゅうしています。

しかし、正直いって、あまり細かいところまでは掃除をしていませんでした。

床と壁の接点にある、巾木の上に溜まったホコリとか。

部屋の隅に溜まっているホコリとか、家具と壁の間に溜まっているホコリとか。

コード類に付着している汚れとか。

机や椅子の脚とか。

壁とか。

窓とか、窓のサンとか。

ザザザーっと掃除機をかけるだけで、そういった「細かいけどじつはひどく汚れている箇所」はずっと無視を続け、なかったことにしてきたのでした。

 

このたび「そのへん」もひっくるめて、まさに爪楊枝で隅をつつくがごとく、姑の嫁いびりがごとく、徹底的に掃除をしました。

家じゅうをゾーキンで拭きまくりました。

そうすると……。

例えるならば、「まるでリゾートホテルに泊まりに来たような」そんなすがすがしい落ち着きを感じるようになったのです。

部屋自体は、もちろんなにひとつ構成は変わっていません。

なのに、ただ掃除を完璧(と思えるほど)に行っただけで、雰囲気がガラっと変わってしまった。

空気が綺麗になって、呼吸が楽になったような気がする。

妙に部屋が明るくなったような気がする。

アロマも炊いていないのに、なんだかいい香りがするような気がする。

なんだか「守られている」ような気がする。

家が、部屋が、ぼくを歓迎してくれているような気がする。

 

「清潔である」

そんなことぐらいで落ち着きが手に入るなんて、想像もしていませんでした。

思うに、やはり人間というのは、目に見えていない部分も微妙に感知しているのではないか。

匂いや空気の流れ、光の具合、皮膚や粘膜への刺激など「総合的な情報」で、なにかを検知しているのではないか。

微小すぎて表層意識では感じられていなかったけれども、もっと本能に近い部分、奥のほうの深層意識では、じつはガッツリ何かを感じていたのではないか。

まったく忘れていた、家具の裏に溜まったホコリさえも、じつは「奥のココロ」には見えていて、気にかかっていたのではないか。

だから、妙に落ち着かない、へんに不安を感じる、そういったこともあったのではないか。

……なーんて、まあ、ちょっと考えすぎかもしれませんけれど、「そう考えてしまうほどに劇的に何かが変わった気がする」のですよね。

 

掃除は、毎日しなさい。

昔から言われてきたことには、やはり意味があるように思います。

なにも見栄や迷信、ただの慣習でそう言ってきたのではなく、明確に意義があったのではないでしょうか。

とくに、こころ方面への影響について。

 

よくテレビドラマなんかでありますが、おシュートメさんが障子のサンをすーっと指でなぞってホコリが溜まっていると、

「ヨシ子さん! あなた、掃除がちっともできていないじゃありませんか!」

なーんつって、おヨメさんを叱りつけるのを、「イジワルなシュートメ」の、ステレオタイプのように解釈することがありますね。

ううむ。

いや、ほんとうは、違っていたのかもしれませんよね。

おシュートメさんは、ただおヨメさんをイビりたかったのではないのかもしれない。

逆に「こういうことを放置していたら、後々ココロが落ち着きを失って、あなた自身が苦しむことになりますよ。」

という、とっても優しい「ご注意」だったのかもしれませんよね。

かわいいおヨメさんのために、愛のあるアドバイスを、してくれたのかもしれません。

「掃除しろ掃除しろ、ホントうるさいババアだわね……」

そう解釈していたのは、掃除による本当のメリットを知らない、無知によるひねくれた視線だったのかも。

 

とにかく、掃除は、こころまで綺麗にしてくれる。

これは、テッパンですね。

 

 

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