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炎症とパニック

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最近、「うつ病は炎症である」という説が出てきたようです。

http://aasj.jp/news/watch/8835

https://wired.jp/2015/12/06/inflammation-depression/

 

さて、ぼくはうつ病ではないし、うつ病と診断されたこともありません。

しかし根強いパニック障害があります。

そこで、最近というか、以前から感じていたことなのだけれども、

「パニック障害は、うつの、ひとつの【表現形態】なのではないか」。

 

なにか強いストレスがあったり、残念なことがあたり、困ったことがあると、人によってその反応は異なります。

大きく分けて、ふたつあると思う。

1.防御・逃避・諦め

2.反撃・攻撃・抵抗

 

なにか辛いことや、困ったことがあると「ショボーン」となる人は、いますよね。

内に引きこもって、感情の起伏が減り、無口になっていく。

そういうひとは「1系」だと思います。

どちらかというと「静的」であり「水」のような性質がある。

 

いっぽう、同じようなストレスがあると「暴れる」タイプの人もいます。

ものすごい激怒して、闘い、抵抗し、しまいには攻撃をしかける。

そういうひとは「2系」だと思います。

動的で、「火」のような性質がある。

 

ぼくは一見、「1」です。

基本的にはおとなしいし、平和主義で調和を旨としています。

ケンカになってもほとんどのばあい、折れますし、譲ります。

じぶんが損をしても引き下がることは、けっこう多いです。

マイペースで、おっとりしていて、のろま。

欲もあまりない。

どちらかというと、ウシのような性格です。

 

しかしながら、ある一線を超えると、ぼくは突如として人が変わり、強情となり、強烈な攻撃に転じます。

生命やプライドに関わったり、あるいは「スジ」が通らないことになると、ぼくは突如、ウシのような性格から「狂牛のような性格」に豹変します。

大げさではなく、じぶんでも「これはほんとうにボクなのだろうか」と疑ってしまうほど強行に反撃し、攻撃しようとする。

「死んでも折れない」ほどの根性を示すことがある。

仕事上のトラブルでも、スジの通らないことがあると、相手が客だろうがなんだろうが、まるでヤクザかと見紛うほどのガラの悪さを露呈し、張り倒してでも言うことを聞かせようとする。

 

じつのところ「ほんとうのぼく」は、どうやら「2系」のようなのです。

それを教育やしつけなどで「1系」に矯正しているだけなのかもしれません。

といいますのも、ぼくの母親が、まさに「2系」だからです。

ふだんの母は、平和主義で、常識があり、朗らかで、愛情も愛嬌もあり、よくわらうし、やさしい。

動物と植物が好きな、陽気な田舎のおばさん、というところです。

しかしながら、なにか一歩違えると、まさに狂牛、あるいは夜叉のような武闘派に転ずる。

比喩ではなく、ほんとうに、死んでも譲らず、怒髪天でもって大攻撃に至る。

どうやら血のどこかに「武闘派」が混入しているのです。

 

いわゆる「ウツ」になるような、強い強いストレスがあった。

そんなとき「1系」のひとに、ステレオタイプな「うつ症状」が出るような気がするのです。

悲しくなり、自己否定感が強くなり、気力を失う。

いっぽう「2系」のひとが「パニック」になるのではないかな、と思うのです。

こころの奥底に「絶対抵抗」の気質があって、どうにもならないことであっても、どうにかして抵抗しようとする。

「ああ、もうダメだ」

と、じつは、ほんとうのところは、心の底からはまったく思えないのです。

諦めが、まったくつかない。

なにがどうなろうと「ゼッタイになんとかしよう」としてしまう。

結果「恐慌状態」に陥るのではないか。

 

パニックもウツも「同根」だとしたら……。

上記の「ウツは炎症である」ということについて、非常に納得感があります。

最近わかったことだけど、ぼくは家中を掃除しまくると発作がよく出るのです。

疲労も原因なのですが、なによりも「ハウスダスト」にやられる。

むしろ「ハウスダストにやられて疲労する」という感じでもあります。

もともとハウスダストアレルギーがあって、大量のハウスダストを吸ってしまうと、くしゃみや咳はあまり出ないかわりに、ぼくは発熱します。

皮膚や粘膜というよりは「神経系が炎症する」ような感覚があるのです。

全身の節々が痛くなり、ひじょうに疲労を感じ、あたまに血がのぼる。

症状だけでいえば、まるで膠原病のような感じです。

そしてハウスダストを徹底的に除去した清潔な部屋にすると、ひじょうに神経が安定しはじめます。

「あれは一体なんだったんだろう」というぐらい、神経がおとなしくなる。

 

ちなみに、全身の炎症感があると「コーフンに耐えられない」というのがあります。

イヤなことではなく、やや強いヨロコビ、やや強めのアゲアゲであっても「必要以上に神経が興奮してしまう」。

よって、アワワワ、アワワワワ、となって、発作に至る。

すでにアゲアゲになってしまっているので、これ以上アゲると、もうパーン! いってまうで、みたいな。

ちなみに娘が大学に合格したとき、まさに発作が出ました。

うれしすぎても、発作は出るのです。

 

「神経が弱い」「刺激に弱い」「繊細である」とかでは、ないような気がする。

「すでに神経興奮が閾値に近いところにいる(炎症している)ので、ちょっとした刺激でも、すぐに閾値を超えてしまう」

のかもしれないな、と思います。

 

とくになーんにも興奮しない、ワーっとならない、すげー落ち着いてる、すげーフツー。

という日も、じつはけっこうあります。

しかし一方で、どういうわけだか、神経がとにかく不安定で、些細な刺激でも神経がコーフンしてしまうこともある。

冷静にその条件を見てみたら、じつは「模様替えをした後の数日間、神経が不安定」というのがあったりします。ホコリのせいかもしれないんだよなあ。

激しい運動をした後の数日間、神経が不安定、ということも。これは単純に、運動して体温が急激に上がり、コーフンしているんだと思う。

 

パニックも、炎症かもしれない……。

もちろん人それぞれ原因やメカニズムは違うから、画一的にそうだ、とは思いません。

ただ「炎症性のパニック」というのも、もしかしたらあるのではないか、と疑っているのです。

理由はわからなかったのですが、パニックになる数年前、人間ドックでお医者さんに言われたことがあります。

「ううむ。あなた白血球がけっこう多いですね。なにか炎症しているのか……でもとくに、原因はないようなのですが」

どこがわるい、とかはないのだけれども、なんか白血球が多かったらしい。

 

ウツの原因が炎症であり、パニックがウツの表現形態の一つである、としたら……。

「できるだけ炎症をさせない生活」というのを心がければ、パニックもある程度制御できるのでは、と思ったのです。

 

 

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