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ご近所を、掃除する

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最近「掃除」にハマっておりまして。

いや正確にいうと「掃除をすることによるスッキリ感の虜になっている」というほうが正しいでしょうか。

 

確実に、思うのです。

いままでぼくは、じぶんが「なにをしたいのか」が、よくわからなかった。

でも最近、わかったような気がするのです。

 

キレイにしたい!

 

おそらくこれが、ぼくの本望なのです。

だからこそ、デザイナーという道を選んだのかもしれない。

とにかく、汚れたところ、ケガれたところを、きれいにしたい!

あんなにシンドイのに、熱が出てしまうのに、それでもやりたい。

 

家の中はだいたい終わって(まあ、まだすべきことは「山ほど」残ってはいますけれども)、とうとう外に出てしまいました。

とうとう、ご近所を掃除しはじめてしまったのです。

 

じつは以前から、気になってた。

ここ半年ほどで、先般からご近所のご老人がたがたてつづけに倒れて、みんな病院やホームなどに行ってしまって一時的に住人が減っているのです。

そのせいか、道が汚くなってきました。

おそらく今まではそれぞれのご家庭が、家の前ぐらいは掃除してくれていたのだと思います。

しかし皆さんがいなくなってしまった今、ぼくの家を出てすぐの階段も、落ち葉などのゴミでかなり汚くなってしまったのでした。

 

朝起きて、家を適当に掃除してから、例の階段を掃除しにいきました。

そこで、わかった。

外を掃除するほうが、もっと楽しい!

 

道というのは、それがたとえ私道であったとしてもまごうことなき「公共の場」です。

その公共の場を掃除していると、えもいえぬ「役に立っている感」があるのです。

なんの役に? といわれたら、なにひとつ答えがないのですけれども。

ぼくが掃除をするのは朝の5時半とかだから、だあれも見てないし、だあれも褒めてはくれません。

でも、

「ここを通勤や通学などで通るひとたちが、すこしでも『おっ。なんかキレイになったな』と思ってくれてら、うれしいな」

というふうに、思う。

 

じぶんの家をいっぱい掃除するのは、あたりまえ。

うれしいのは、ぼくと、ぼくの家族だけ。

なぜならば「ぼくのもの」だから。

でも「道」は、ちがう。

それは「みんなのもの」。

みんなのものを、無償で、見返りなく、掃除する。

なんていうか「とてもいいことをしているな」と、なんかしらんけど、こころの底から思えたりするのです。

褒められるためでもないし、じぶんのメリットのためでも、だれか特定のひとのためでもなく「しらない、みんなの」ため。

純粋に、なんかいいな、と思えるのです。

その「なにか」が、なんなのかは、よくわからないのですが。

なんか、妙に安心する。

 

この感覚は、なんなんだろう。

いまだに、よく説明がつきません。

おそらくはソーシャルな安心感とか、社会とつながっている感だとか、そういうことなのだとは思います。

もしくは、ただの自己満足かもしれない。

 

でも、まちがいなく言えることがあるのです。

じぶんの家や部屋のなかをチマチマと掃除するよりも、ご近所の道を掃除するほうが、圧倒的に満足度が高い。

そして、すげー運動になる!

ながい階段を、ホウキで掃きながら登ったり下ったり。

ゴミを集めて、それをチリトリで取るために、また降りていったり。

溝のなかにかがみ込んで、ごみを集めたり。

・肉体的爽快感

・精神的爽快感

その双方について、汗臭い、湿気の多い、閉鎖されたジムでマシンをギッコンバッタンするよりも、ずいぶん上等です。

 

ご近所を、掃除する。

これは一種の「快楽」ですね。

だあれの迷惑にもならないし、キレイな街にはヘンなやつが寄りにくいというメリットもある。

それは、ぼくのメリットでもある。

健康的にも、精神的にも、防犯的にもオススメです。

 

ポイントは「それをアピールしないこと」。

忍者のように、だあれにもバレないように、こっそり、そーっとやるのです。

まだみんなが、寝ているあいだに。

なぜならば、掃除をしているひとを快く思わない人も、たまにはいるからです。

ヘンなやつだなあとは思うけど、でもそれはしょうがないです。

よのなかには、いろんなひとがいますからね。

ケンカになったら、だいなしだ。

それになによりも「掃除してエライですね」なんて言われる快楽なんかとは、比べ物にならないほどの快楽があるのです。

だまれ、そんなこたあどっちゃでもええわ。ていうレベルの。

 

掃除は想像していた以上に、エキサイティングですね。

これは一種の、麻薬です。合法的な。

 

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