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忙しい時こそ、のんびりしよう。

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掃除と仕事は、ものすごく似ているなあと思いました。

 

・バタバタやるより、そーっとゆっくりやるほうが効率がいい
(バタバタやるとホコリが舞ってしまって、じつは掃除になってない)

・急いだってそんなに早くならないし、結果は悪くなる
(急ぐと手抜きになって細かい所の掃除ができておらず、そういうところのホコリが「寝かされて」有害なアレルゲンになったり、落ちにくい汚れになったりする)

・「全部一気にやる」よりも「1箇所を確実にやる」ほうがいい。
(きっちり掃除を終わらせた箇所を積み重ねていくほうが、家全体は早くキレイになる)

・がんばってやり抜くよりも、10分昼寝してからのほうが早く終わる。
(体力や集中力が回復するし、ホコリも落ち着くから、掃除の効率が良くなる)

・マジで神経質にやるべきなのは、隅っこだけ。
(ほんとうに汚れていて神経質になるべきなのは隅っこや見えないところで、表に出ていて平坦なところはテキトーでもわりと大丈夫)

 

掃除というのは、ほんとに仕事とよく似ているんですよね。

 

いらいらする、落ち着かない、なんだか焦る、急ぎたい。

それはつまりようするに「忙殺」されているのだと思うのです。

「心を亡くす」と書いて「忙しい」。

神経質になるべきところと、そんな必要がないところも、十把一絡げに、ぜんぶ平等に神経質にやるから、無駄に疲れるんですね。

 

ピシっとキッチリやっておくべき箇所と、まあまあテキトーでも許されることの整理がついていないから、とにかくなんでもキッチリやろうとしてしまう。

そして、疲労困憊してしまう。

掃除や整理整頓、断捨離というのが「効く」理由は、たぶんそういった「優先順位を見極めるトレーニング」になるからだと思うのです。

そういえばこれまでの採用経験でも、それはあります。

専業主婦でとくに仕事なんかしていなかった女性でも、いざ働きはじめるとびっくりするぐらい高い能力を発揮するひとがいます。おそらく、日々の家事掃除でアタマが鍛えられていたのだと思います。

いっぽうデキるヒトを気取っていても、格好やアピールだけでずさんな仕事をする人もいます。
我が強く、感情的で、エネルギーと語気が荒いだけで、結局よく見たらどんな仕事も中途半端。そういうひとは例外なく、机のうえも、引き出しやロッカーの中も汚い。家も字も汚い。

 

……。

 

メンタルや神経に問題がある人は「こころの整理がついていない」ということも多分にあるのだと思います。

これは、ぼく自身の経験でもそう言えます。

掃除や整理整頓、断捨離などが、ウツや自律神経の失調、パニックなどに有効だというのは、「事象の整理」がつくことによって、ココロのパワーを無駄遣いしないようになる可能性が高くなるからだと思います。

よって無駄に疲れなくなる。

「必死で一生懸命やる」ことも、もちろんときには必要です。
でも事前に整理しないままとにかく手をつけてしまうと、全部をカンペキにしなくてはいけないような気分になってしまう。

じつは、ほんとにちゃんとやるべきなのは、全体の10分の1にも満たないことが多いです。
それをわかっていないから、のべつまくなしに一生懸命になり、こころも肉体も神経も、疲弊していくのだと思います。

完璧主義だといえば聞こえはいいけど、ほんとうは優先順位がついていないだけだったりして。

 

人間は、疲れてさえいなければ、だいたいのことはなんとかなります。

でも疲れていたら、どんなに簡単なことでも、間違えてしまう。

「疲れないタフさ」を身につけるのもいいけれど、そのまえに「無駄に疲れないための事象の整理力」を身につけるほうが、おそらく現実的で、本質的に重要なことなんだろうなあと思いますね。

ぼくたちは「事象」のなかで、生きているので。

 

さてきょうも、掃除するか。

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