WEBLOG

ブログ

腸内環境のまえに、口内環境じゃないの

記事 腸内環境のまえに、口内環境じゃないののアイキャッチ画像

パニックやうつ、自律神経失調症について、よく「腸内環境を改善しましょう」というようなことが言われます。

たとえばセロトニンという、幸福を司る物質は腸内でそのほとんどが作られるといいます。

腸内環境を整えることでセロトニン生成効率や吸収率を高めようとか、すくなくとも阻害しないようにしようという筋みちです。

そこで乳酸菌であるとか、食物繊維であるとかを多く摂取して、ぎゃくに動物性タンパク質や炭水化物の過剰摂取を避けましょうという話になっていく。

また腸の周辺には太陽神経そうというのがあって、これまた自律神経と深く関連しているそうです。

 

腸の健康が、神経にとってもすごく大事。そのことは、おそらく本当にそうなんだろうなあと思います。

しかしこの説が正しければこそ、強く思うところがあるのです。

 

クチが汚かったら何やっても意味ないんじゃないの

 

日本人の8〜9割のひとが、なんらかの歯周病に罹患しているか、予備軍なのだそうです。

ひとことでいうと、日本人のクチの中はみぃんなキタナイ。

お風呂に入ってエステにも行って、「表面」はきれいだけど、クチの中は病原菌だらけなのだ。

そんな薄汚れたクチで、腸に良いといわれるものを食って、はたして腸内環境が良くなるものか?

ヨーグルトや新鮮な野菜をコーモンから直接注入するのならわかるが、ほとんどのばあいはクチから摂取するはずです。

うすぎたないクチのなかでクッチャクッチャ噛みまわし、せっかくの食材を歯周病菌まみれにしてゴックンしてしまうのであります。

きったね!

こっわ!

やばくね!?

 

そういえば「腸内環境を悪化させる食べ物」は、「歯周病にも良くない」ものが多いです。

・砂糖

・動物性タンパク質

・炭水化物

こういったものは過剰に摂取すると、腸内環境が悪化するんだそうです。

いやいやいや、そのまえに、歯にわるいわなあ。

砂糖や炭水化物は歯の隙間で放置すると、格好の虫歯菌のエサになる。

動物性タンパク質は腐敗しやすく、歯肉炎菌のエサになる。

「歯にわるいものは、腸内環境をも悪くする」ともいえますがが、べつの考え方もあります。

「汚い口内環境で食物を汚染し、腸内環境も汚してしまった」

唾液や胃酸でバイキンは死ぬのだ、といいます。

確かにバイキンは、消化液で死ぬだろう。

でも、バイキンが出した毒素は? 毒素まで、消化液が浄化してくれるのか?

それに毒素は必ずしも消化管だけを通るのではなく、粘膜の血管からも侵入するそうです。

 

家の玄関にドロふきマットを置く人はいても、わざわざ泥沼を設置する人はいません。

クチの中がキタナイということは、玄関前に泥沼を置いているようなもの。

そんなことしたら、内側まで汚れるに決まってるわなあ。

「腸に良いことをする」前に、「クチをきれいにする」ことが、まず必要だと思ったのです。

クチが歯周病菌にあふれていたら、いくら新鮮で無農薬のスバラシイ野菜や、乳酸菌たっぷりのヨーグルトであったとしても、それは毒素を飲み込んでいるようなものだ。

清澄な水さえも、毒水に変えてしまう。

 

日本の仏教や神道でも「クチと手をすすぐ」ことはミソギといって重要視されています。

イスラム教やユダヤ教でも、祈りの前にはクチと手をとてもきれいにするそうです。

コーモンからブラシを突っ込んで腸内を洗浄することはできないから、「入り口」をきれいにしておくという、古来からの知恵だと思うのですよね。

 

そしてこんなに当然かつ重要なことが、最近では一切ネットやテレビに出てこないのは、たぶん商売にならないからだと思うのです。

「腸にいいもの」は、高値で売れる。

でも歯ブラシは安いうえに、1本あれば1ヶ月ぐらいはもつ。

うがいに至ってはほとんどタダですからね、そんなものを「健康にいいですから、ちゃんとしましょう」とかいっても、うまくないんでしょうね。

それにこういった基本的で単純なことに限って、なかなか継続することができない。

面白くはないですからね。

 

クチをきれいにすれば、腸内環境は必ず整う。

ものの道理として、ぼくはそう思うのです。

 

カテゴリー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。