これは統計とかあんまり関係なくて、じぶんの経験と、聞きかじった話からの類推に過ぎません。
早食いと、パニック障害の関係。
とにかく、アメリカにはパニック障害の人がとても多いそうなのです。
日本が1.7%という時期(2009年ぐらい)に、アメリカでは3.5%という数字だったそうです。
https://www.heartclinic-yokohama.com/kokoro/senmon/panic03.html
最近ではもう5%行ってるんじゃないか、という説もあるそうです。
ただこれはお医者さんが調べた数字で、まだ病名が定着していなかった時期の日本と安易に比較するわけにはいきません。
最近の日本では、3.4%という調べもありますが、これは病名が浸透してきたから増えただけかもしれません。
国別のパニック障害罹患率って、案外見つからないんですよね。
それにデータがみんな古い。10年前のデータとか、もう全くアテになりません。
しかしまあ、ちょっと気になったのが、アメリカってすげー早食いの国なんだそうです。
そして、ぼくが知っている範囲でも、パニック障害になっている人はみんな早食いなんですよね。
大食いではなくても、早食いの人が多い。
早食いは、血糖値を乱高下させ、「血糖値スパイク」という、急激な高血糖~低血糖の変化を引き起こすそうです。
また血糖値スパイクとパニック発作には、有意な関係性があるらしい。
早めし、早ぐそ、巡査の嗜み。
むかし警察官だった親父から、子供時代にそんなことを教わって、ぼくはむちゃくちゃ早食いになりました。
いまでもその癖が抜けなくて、べつに急ぐわけでもないのに、なんか急いで食べてしまう。
そういえば芸能人にはパニック障害が多いらしく、もしかしたらあの人達はスケジュールがとてもきついから、むちゃくちゃ急いでメシ食ってるかもしれませんね。
関係性があるかないかは別として、メシ食う時間はもっと大切にしたほうがいいですね。
なーにをそんなに、急いで食っとるねん。
あほとちがうか。
あるいみ、お百姓さんとか、料理してくれた人とか、死んでいった生き物たちに、失礼なんですよね。
あまり味わいもせず、がつがつと、とりあえず胃袋に突っ込む。
そんな行動を、仕事が忙しいからとかを言い訳にしたら、それはじぶんの無能ぶりを宣言しているようなものです。
食事の時間もろくすっぽ取れないような時間配分をしているということは、時間コントロールが全くできていないということです。
まあこれは、自分に言ってるんだけれども。
ゆっくり時間をかけて食うことは、血糖値の安定にもいいし、ダイエットにもいいし、精神にもいいそうです。
つい栄養素などの「食う内容」にばかり目がいきがちだけど、そこに第2軸として「時間」も考慮しないと、現代人とはいえませんね。
ていうか、メンタルの不調のほとんどは「時間の病」だとも、思うんだ。
急ぎ、焦り、あわてることで、神経はズタズタになっていく。
早い呼吸、早い話し方、早い動き、早い食事。
それらは精神と、肉体を、想像以上のスピードでむしばんでいく。
もっと、ゆっくり。
それだけで改善することは、意外とたくさんあると思う。