ものごとを、わるいほうに考えてしまう。
わけもなく、ドキドキする。
ちょっとした刺激に、ドキっ!
息苦しい。
ものがなしい気分がつづく。
こういうのは性格なのだ、どうしようもないのだと思っていたけど、どうやら全然ちがうみたいです。
呼吸筋の萎縮でも、そういうことになるみたい。
ソースは俺です。
胸、みぞおち、おなか、そのへんの呼吸にまつわる筋肉を「鍛えて伸ばす」ことをしていくと、へんな感じがなくなっていくんですよね。
呼吸筋が萎縮する箇所によって、こころのようすもそれぞれ変わる感じです。
・胸の萎縮 …… ネガティブな思考、不吉な思考、かなしみ、虚無感、寂しさ、冷酷。
・みぞおち(上腹)の萎縮 …… 恐怖。
・おなか(下腹)の萎縮 …… 怒り、拒絶。
とくに胸の筋肉の萎縮は、気分全体を包括する感じがあります。
なのでまずはここを開かないと、結局ネガティブな思考に邪魔されて屁理屈をこねだし、なにごとも継続しなくなる様子。
むねをひらけば、こころもひらく。
むねがゆるめば、こころもゆるむ。
デスクワークばかりしていると、じつは背中とか肩とかいうよりも、胸が閉じて凝ってしまうんですよね。
背中が疲れてくると、無意識に机の上についた腕に体重をかけてしまいます。
そうすると「小胸筋」が硬化していく。
これは呼吸筋の一種で、とくに肺の上のほうの換気に関係しているそうです。
これが硬化するということは、単純に呼吸が浅くなって、換気能力が低下する。
そうなると酸欠を起こした脳が、ネガティブな思考をするようになっていくみたいです。
(ちなみに、パニック障害による過呼吸の特効ツボは、この小胸筋の上にあります。無名穴なので名前はなく、奇穴とされているようです)。
やってみると、よくわかります。
胸をしっかりストレッチをしたら、ネガティブな思考がすこし取れてくる感じがする。
むねをひらいて、おなかもひらく。
明るく元気な生活のためには、不可欠かもしれませんね。