「切り離す」ことの大切さ。神経にも助走が必要。

10連休でもあるし、大幅な模様替えをしました。

ダイナミックに、仕事部屋と寝室をチェンジしたのでした。

 

今朝から、自律神経の調子がいいです。

ここ数ヶ月、朝からワーーーっとなって、のぼせて手足が冷える、というのが続いていました。

午前中におかしいというのが、自律神経失調症の典型でもあるそうです。

しかし今朝からは、そんな感じがしないのです。

ひとつには、連休だからかもしれないです。

ああ、しばらく仕事しなくていいんだなあ、っていう。これはけっこう大きそうですね。

もうひとつは、仕事部屋を完全に切り離したことかもしれません。

 

いままでは、仕事部屋は「事務所兼くつろぎの場」でした。

メインは仕事用ですが、ソファやテレビもあり、仕事で疲れたらソファで休憩したりしていました。

今回はそれをやめて、「仕事場は仕事専用」にして、寝室は「寝室兼くつろぎの場」としたのでした。

つまり、機能分化をしたのです。

集中して仕事をする場と、くつろいだり眠ったりする場を、完全に分けてしまいました。

そうすると、「くつろぐことに集中できる」ことがわかりました。

 

仕事場と休憩スペースは、分けるべきだったんですね。

独立する前、自営のコピーライターさんやデザイナーさんによく言われていました。

「仕事場所は狭くてもいいから、家の外に借りたほうがいいよ」

自宅で仕事をするというのは、いろんな意味でおすすめできない、と。

いまになって、わかった気がします。

副交感神経が主となる場所と、交感神経が主となる場所は、分けたほうが良いのかもしれません。

 

ぼくはかなり集中力は高いほうで、仕事をしながらテレビを見たり、パソコンでYouTubeを流しながら仕事をする、というようなことは一切しません。

もしそうしたとしても、まったく目や耳に入ってきません。

思うに、そんな性分だからこそむしろ、仕事部屋と休憩場所は完全に分けたほうが良かったのかもしれません。

事務所内に休憩スペースを設けていたとしても、結局休憩しなかったのです。

たまにソファに横になることはありましたが、どうも仕事が気になって、休んでいる気がしませんでした。

 

朝起きて着替えたら、すぐ事務所に行く。

そういう生活を、ずっと続けてきました。

そこには休憩スペースもあるのですが、ぼくはまずデスクに座ってしまうのです。

そして今日することを整理したり、メールをチェックしたりしてしまう。

当日業務をある程度整理してから、朝食をとったり、散歩に行ったりしていました。

 

考えてみたら、この行動には「覚醒のための準備期間」が、一切ないのですよね。

準備体操をせずに、いきなり走り出すようなものです。

そういうことを繰り返してきたから、朝から神経にターボがかかって、異常興奮するようになってしまったのかもしれません。

 

神経にも、助走が必要だ。

今回、そんなことを思いました。

助走のためにも、仕事と休息は、「場」そのものを分化させてしまう。

好きなことを仕事にしている人ほど、在宅勤務の人こそ、集中力が高いひとこそ、そういうことが大事なのかもしれませんね。

 

 

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