このダイナミックな10連休、両親は旅行に行っています。
なので我が家には、ぼくと娘のふたりきり。
普段は両親が食事をつくってくれているので、このGWは、ぼくが食事担当となるわけです。
もともと料理することは、大好きです。
掃除も、洗い物も、洗濯も大好き。
だから「専業主夫」の才能はばつぐんにあると思うんですけど、どうもオファーがないんだよなあ。
ま、それはさておき、このたびは3食がっつり自炊をしておったわけです。
両親に感謝しているのは、食事が基本和食だということです。
野菜や魚が多く、ヘルシーなのです。
ぼくが神経系以外は健康であるのは、このおかげだと思っています。
しかしこのGWについてはぼくが料理長なわけなので、料理に関する国籍は取っ払い、いろんなものを作りました。
日本、イタリア、インド、タイ、チベット、韓国、中国。
これはこれで、なかなか充実した1週間でありました。
さて、そんな食生活を送っていくうちに、ふと気がついたことがあります。
日によって、朝から午前中のイライラ・ソワソワがほとんどない日がある
ということに。
今でも、たぶん偶然だろうと思っています。
しかし、ぼくはいちおう、その日に食ったものをメモしていて、その日の体調も記号で残しています。
自分自身の感覚と、残したログを併せて見ていて、「あれっ?」と思った。
朝に味噌汁を飲んだ日には、午前中のイライラとソワソワがひどい
味噌汁、大好きなんですよ。
ダシは前日からニボシと干しシイタケを水に浸してダシをとり、朝にはカツオブシで香りをつけます。
そしてトーフとワカメなど加え、添加物一切ナシの田舎味噌で仕上げるのです。
化学調味料など、ヘンなものは一切入れていません。
しかし……ログによると、朝に味噌汁を飲んだ日の日記に集中して「焦燥感強し」と残っている。
ちなみにこの春先はほぼ毎日午前中に強い焦燥感を感じていたのですが、このGW中は午前中にソワソワしない日があったのです。
偶然か、あるいは仕事が休みという安堵感で、そうなっているんだろうと思っていました。
しかし、朝が味噌汁ではなかった日に限って比較的落ち着いていたことは、妙に気になります。
普段我が家の朝食には、100%味噌汁が出ます。
味噌と、いらいら。
このことは、科学的にはどうかわかりませんが、ヨガのアーユルヴェーダという東洋医学では説明がつきます。
アーユルヴェーダでは、ヒトの体質を風・火・水の3つに分類します。これを「ドーシャ」といいます。
風・火・水の要素は必ずしも画一的なものではなくて、混在するのが普通なんだそうです。
あの人は風の要素が強いが、火と水の要素も少し入っている、というような。
ちなみにぼくの場合は、かなり偏った「火」なんだそうです。
自己チェックでも、アーユルヴェーダの先生の診断でも、ほぼ全く同じでした。
むろん理想は、風・火・水がバランスよく混在している状態なのだそうです。
さて、このアーユルヴェーダでは、食べ物にも風・火・水の性質があるとしています。
たとえば火の要素が強い人は、火の性質が強い食事は少なめにして、水の性質のものを積極的に摂るほうが良い、というようなアドヴァイスがあります。
ぼくは火が強いので、以下のものは控えめにすることを推奨されるようです。
酸っぱい果物全般、りんご(酸っぱいもの)、杏(酸っぱいもの)、バナナ、木いちご(酸っぱいもの)、チェリー(酸っぱいもの)、クランベリー、グレープフルーツ、ぶどう(緑色)、キウイ、レモン、マンゴ(緑色)、オレンジ(酸っぱいもの)、パパイヤ、桃、柿、パイナップル(酸っぱいもの)、いちご
バター(塩分入り)、バターミルク、チーズ(固形)、サワークリーム、ヨーグルト(プレーン、フローズン、果物入り)
蜂蜜、ココナツ椰子の黒砂糖、糖蜜
辛味野菜全般、ナス、ビートの葉、ビート(生)、ごぼう、人参(生)、大根、コーン(生)、ニンニク、グリーンチリ、ワサビダイコン、ネギ(生)、からし菜、オリーブ(緑)、玉ねぎ(生)、唐辛子、ラディッシュ(生)、ほうれん草(生)、トマト、かぶの葉、かぶ
味噌、醤油、大豆ソーセージ、トゥルダル、ウラドダル
チョコレート、チャツネ・マンゴ(辛味)、ダルス(海藻)、ごま塩、ワサビダイコン、ケルプ(海藻)、ケチャップ、レモン、ライムピクルス、マンゴーピクルス、マヨネーズ、カラシ、ピクルス、塩(多量)、海藻、醤油、新玉ねぎ、たまり、酢
アーモンド(皮付き)、黒くるみ、ブラジルナッツ、カシューナッツ、ヘイゼルナッツ、マカダミアナッツ、ピーナッツ、ペカン、松の実、ピスタチオ、くるみ
牛肉、チキン(赤身)、アヒル、卵(黄身)、鮭、鰮、魚介類、マグロ、ラム、豚肉、七面鳥(赤身)
味噌、ネギ、海藻。
味噌汁に使うもの全般が、基本的に火の性質が強いというのですね。
それに多量の塩もよくないというし、酢や魚介類も、火の性質が強いという。
こうなるとですな、
基本的に和食は火の体質には向いてない
ということが、言えてしまうのでありますなあ。
和食はヘルシーだけど、圧倒的に塩分量が多いです。
それに味噌や醤油というのは、食品の中でもとくに「陽」の特性が強いという話もあります。
ダシに使われるニボシやカツオブシも、極陽性食品と言われています。
ぼくは自炊をすると、自然とイタリアンな食事になっていくところがあります。
鶏肉とトマトをよく使い、オリーブオイルと香辛料で味を整えて、塩分が少なめになっていく傾向があるのです。
野菜は基本的に生野菜になってきます。
いがいと牛とか豚、魚には手が出ないのですよね。
本能的に、なにかわかっているのかもしれません。
上記のリストの中には、ぼくの好物は入っていませんし、積極的に食べることが少ないものばかりなんです。
アーユルヴェーダが正しい学説なのかどうかもわかりませんし、鵜呑みにするのもどうかなと思います。
しかし、しばらく「味噌抜き」はしてみようかな、と思っています。
味噌汁じたいは好きなのですが、朝に味噌汁がないなんて考えられない! というほどではありません。
それに正直にいうと、朝から味噌汁って、じつはちょっと濃いな・・・とは思っていました。
朝なんて、果物と水ぐらいか、おかゆみたいなのでいーんでないの、というのが、ぼくの正直な食欲です。