逆にアタマを下げてみる

だいぶマシになってきましたけど、やっぱりどうものぼせるんですね。

オデコとか頭頂部とかが熱いんです。

でも熱がわるわけじゃないです。いつ測っても、だいたい36.8度。

で、横になると治るんです。ふしぎ。

 

「あたまに血が上っている」感じがあるんですよね。

ていうか、そうなんだと思います。

なので、この登りきった血をなんとか下げれないかと考えるわけです。

手足をよく動かしたり、おなかを動かしたりいろいろするんですね。

そうしたらそっちに血が行ってくれて、相対的にアタマの血が下がるんじゃないか、っていう。

ま、たまにうまいこといくんですけどね。でもすぐ元に戻ります。

 

なんだろう。

ぼくは最近、じぶんのからだで起こっているいろいろを「異常である」とは、あまり考えないようにしようと思っています。

そうする必要があって、そうなってるのかもしれない。

だから症状そのものが異常というわけではなくて、何かを治そうとしていたり、そうしないといけないのっぴきならない理由があって、そうなってるのかもしれない。

 

では「あたまに血が上る」、のっぴきならない理由って、なんだ?

もしかすると「あたまに血が足りてない」ってことは、ないか。

いや、こんだけアタマが熱くて、顔も赤くて、たまにフラっとすることもあって、たまに目が充血したりすることもあるんだから「足りてない」ってことはないだろう。むしろ余ってるんじゃないの?

そう、思うよね。

 

しかし実際に熱くなっているのは、アタマの「表面」だけかもしれないんですよね。

もっと奥の方には、案外届いてないのかもしれない。

だからカラダちゃんがいっしょうけんめい、アタマに血を送ってくれている、っていう可能性はないか。

ずっとデスクワークをしてて、肩や首が凝ってるから、血行はあまり良くないとは思うんですね。

血を送ったはいいものの、コリとかの関係上、じつは肝腎なところに血が届いてなかったりして。

届いてないから「おーい!まだ血がこねえぞ!もっと送れや!」って言ってるのかも。

だから、横になったらきゅうにマシになるんじゃないかな。

タテからヨコになって、血が届きやすくなったとか。

 

と思って、あえて避けていたヨガのポーズをしてみました。

逆転位系のポーズです。

のぼせているということは、血がウエに来ちゃってるから、あんまりやらないほうがいいんじゃないか。

ていうか、したくないし。

そう思っていたんですけど。

逆立ちでもいいんですけど、若干まだ怖いので(たぶん大丈夫だろうけどさ)、ウッターナアサナというのをやってみました。

中学生のときの体力測定でやる、立位体前屈ですね。

これを2〜30秒ほどやってみる。

 

すると、なんでだろう。

のぼせが少しマシになるじゃねえか。

あと気のせいかもしれないけど、眼精疲労もマシになってる気がする。

たったの30秒で。

 

あれ?

おかしいなあと思って調べたら、ウッターナアサナにはこんな効果があるみたいですね。

・脳の血行促進。
・眼精疲労の改善。
・気力の充実。
・気分を落ち着ける。
・ホルモンの分泌促進。
・上半身の筋肉のコリをほぐす
・下半身から上半身への血液やリンパの流れを改善
・胃腸の調子を整える。
・自律神経を整える。
・ハムストリングス筋の柔軟性を取り戻す
・腰痛改善

いっぱいあるなあ。

で、ぼくに必要なのがけっこう含まれてるじゃねえか。

肩こりとか、眼精疲労とか、腰痛改善とか、気分を落ち着けるとか。

ホルモンの分泌促進があれば、更年期障害にもいいかもしれないぞ。

こうやってざっと見ると、ウッタアーサナって漢方でいう「気滞」の改善になるのかもしれないですね。

 

アタマを下げたら、のぼせに意外と効く。

あれですね、昔からよくいう「押してだめなら引いてみな」ってやつですかねえ。

一説によると、逆立ちしてあたまに血がいっぱい集まると、あたま方面の神経が「もういいよ!じゅうぶん!」って言うらしい。

だからのぼせが改善するっていう話。

 

でもまあ、何事も過ぎたるは及ばざるがごとし。

最初は2〜30秒ぐらいから、徐々にやっていくのがいいんでしょうね。

血管キレそうで、ちょっと怖いですし。

たぶん切れはしないだろうけどサ、あんまり慣れないこと急にたくさんやったら、カラダがビックリするから。

 

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