ここ最近、ほとんど刺激のない毎日を送るぼくにとっては一大事ともいえるイベントであります。
アーロンチェア・リマスタードフル装備。
これが今日届いたのであります。
テンション上がるよね!
じつは今までもアーロンチェアを使ってたんだけど、旧式かつ廉価版でした。
※ ヘッドレストは後付で、ランバーサポートが壊れたのでポスチャーフィットに交換したものです。
ヤフオクの中古だったので、4万円ぐらいでした。
中古といえどアーロン、やっぱりすごく良かったんです。
でも廉価版ゆえ、アームレストの高さは変えられないので(頑張ればできるはずなんですが、中古ゆえネジが錆びついてて、どうやっても変えられませんでした)、高さを変えるための座布団をくくりつけていました。
また廉価版には「前傾チルト」がないので、座面は固定です。高さはもちろん変えられるけど、傾きを変えることはできないんですね。
で、待望のアーロンチェア・リマスタードが本日届きました。
見た感じ、色が薄くなっているぐらいで何が変わったの?っていう感じですね。
色は「グラファイト」を選んだので当たり前ですが。
さっそく座ってみた瞬間、
あれっ?
と思いました。
今までのアーロンより、小さい感じがする。
これは悪い意味じゃなくて、それだけフィットしてるっていうことです。
今までのアーロンは、ものすごく大きく感じていたんです。
しかしサイズは、同じBサイズです。
念のために座面の幅を測ってみたんですが、約51cmで全く同じでした。
じつは今までのアーロンが大きく感じていたので、ついついアグラをかいてしまうというのがあったのです。
しかし今回のリマスタードだと、からだにピタっと合う感じがするので、あぐらをかこうとは思えないんですね。
ていうか、かけないです。
この感じはたぶん、アームレストが上下できるだけでなく、内旋できるからだと思います。
旧式は内旋できないからアームレストがかなり離れている感じがあったんですね。
廉価版とは比較にならないほどのフィット感があります。
べつに前傾チルトを使用しなくても、自然と腰が立つ感じで腰や背中がラクです。
しかし「前傾チルト」が欲しくてリマスタードを買ったところがありますので、早速比較してみました。
5度しか変わらないんですけど、実際に座ってみると、かなり前傾した感じです。
で、使ってみて思ったんですが、
デスクトップパソコンの作業では前傾チルトはそれほど必要ではないかもしれません。
前傾チルトを使わなくても、なぜかあまり背中が丸くならないんですね。
廉価版だと、なぜか背中が丸くなったり足を組んだりしてしまうというのがありました。
やはりフィット感の違いかもしれませんね。
それとリマスタードではポスチャーフィットが進化していて上下2箇所で背骨を支えるようになっているのも関係しているのかもしれません。
前傾チルトはやっぱり、うつむいて文字を書くとか絵を書くとかの場合に、とくに必要な機能かもしれないです。
ただ座面が前傾すると姿勢はまっすぐにしやすいから、個人的には使っていきたいです。
総合すると、
同じアーロンでも、廉価版とフル装備ではぜんぜん違う。
ということになります。
あたりまえだけど。そうじゃなかったら、売れないわなあ。
だから4年前のぼくに、言ってあげたいです。
廉価版じゃなくてフル装備を買え、と。
中古じゃなくて新品を買え、と。
当時は同じアーロンだし、その当時使っていた椅子よりは絶対に良いだろうということで、ケチって廉価版を選んだのでした。
それは確かにそうだったのですが、でも今回結局こうしてフル装備を買ってしまうのなら、その4万円は無駄遣いだったともいえます。
まあもちろん、その椅子も今後使いますから、全くの無駄ということではありませんが……。
ただ廉価版を買うのなら、もっと安い2〜3万のゲーミングチェアでも十分か、むしろそっちのほうが良いかもしれません。
長時間デスクワークをする場合は、廉価版だと腰痛や肩こりが楽になることはあまりありませんでした。
前傾チルトやアームレストの高さ変更など、細かい調整ができる椅子は、他にも良いのがいっぱいあります。
中古で4万出すのなら、新品でゲーミングチェアのほうがコスパが良いと思います。
アーロンは新品で、フル装備を買え。
みんながそう言うのは、やっぱり大げさじゃなかったんだなと、いまさら勉強になりました。