べつに実験というわけでもないんですけど、ここ1ヶ月ぐらい、あまり歩いてませんでした。
梅雨に入ったのもあるし、ちょっと風邪気味だったりして、あまり外に出なかったのです。
基本的にずっと家にいて、仕事していました。
朝から午前中にかけて、ものすごくのぼせる。
ここ1ヶ月ぐらい、それが続いていました。
男性更年期障害かなあ、自律神経失調症が悪くなったかなあ。
あるいは、あまりひどいときには「祟られているのではないか」とさえ思いました。
だってぼくとぼくの母親だけが、ずっと調子がわるいんですもの。
なんのことはない。
なにが祟りじゃ。
そうではなくて、ずっと家にいてあまり歩かなかったことが原因でしょうね。
ことしの3月以降かなり自律神経の調子が悪くて、とにかくイライラ、そわそわするようになったんです。
アタマもすげーのぼせるし。
そんなことなので、ただでさえあまり家を出ないのに、よけいに家に引きこもるようになってしまっていたんですね。
それまでは、なんだかんだいって1日に6000〜8000歩は歩いていたんです。
iPhoneのログを見てみると、ちょうど体調を崩したあたりから今まで、1日に2000歩ぐらいしか歩いてないんですわ。
まああれだけの不調で外出じたいが怖くなってしまっていたから、しょうがない部分はあります。
けれど、ちょっとヒドすぎたと思う。
人間は、歩かないとダメになる。
これはもう、テッパンなんですよね。
自分自身でもそう感じてきたし、近所のご老人がたを見ても、みんなそうです。
ぼくが住んでるエリアは老人が多いんだけど、元気なご老人は、もうとにかく、よく歩いてます。
「元気だから歩ける」っていうのももちろんあるけど、そういうひとたちは「多少しんどくても歩く」のですよね。
ぎゃくにあれこれ理由をつけて歩かなくなり、クルマやバイクで移動しはじめたら、みんな速攻で寝たきりになってる。
杖ついてでも、遅くても、いっしょうけんめい歩いているご老人はみんな元気です。
ぼくの父親が、元気な老人の典型です。
ぼくとぼくの母親はとにかく最近神経の調子がわるい。
でも親父だけは、ものすごく元気。
イヌの散歩には1日に2回行くし、坂道を歩いて15分ほどにあるスーパーに、毎日買い物に行きます。
暑かろうが、雨がふろうが、ちょっと風邪引いてようが、関係ない。絶対に行く。
■ ぼくが歩かない理由
・パニック発作がでそうで怖いから。
・のぼせてイライラして、不快感が多いから。
・熱っぽいから。
■母が歩かない理由
・トシだから。
・フラフラするし、しんどいから。
・足が痛いから。
じゃかましいわ。
理由なんてどうでもいいんだってば。
そんなこと言い出したら、負のループにはまって歩かないに決まってんだよな。
歩かない→体力低下→血流不良→ストレス蓄積→神経の異常興奮、過敏→強い疲労感→歩かない
この「輪廻」は、どっかで切ってしまわないといけません。
不動明王の倶利伽羅剣で、バチコーン!とぶった切らないといけないんです。
親父が元気なのは、逆に以下のようなループです。
よく歩く→体力が落ちない→血行が良い→ストレスが溜まりにくい→神経が異常に過敏にならない→疲労感もそんなに強くない→歩ける
理由なんてどうでもいいんだチキショウ。
言い訳しだしたら、もう終わりなんですよね。
あれが怖い、これが怖い。
あそこが痛い、ここが痛い。
やる気が起きない、元気がない。
雨が、暑さが、寒さが、風が。
動悸が、ふらつきが、パニックが、のぼせが。
うるせえなあ。
そういうことを理由に歩かなければ、また体力が落ちて、血行悪くなって、過敏になって、神経はおかしくなる。
何も無理しろってんじゃないんですよね。
ダメだ、って思ったら、すぐ帰ればいいんだ。
しんどかったら、途中でやめたっていいんだ。
で、またもう一回出直したらいい。
べつに1時間連続で歩かなきゃいけない、1万歩あるかないといけない、なんていうルールはない。
小分けで、分割で、歩ける範囲で、全然問題ないのに。
ぼくはとにかく、歩かないとダメみたいです。
とにかく、今のところ脚足には一切問題がないのです。
むしろいちばん元気な部位でもある。
せっかく元気な脚足があるのに、歩けば健康になることがわかっているのに、それでも歩かないなんて、バカがすることだ。
パニックとか恐怖症とか、知るかボケ。
「歩かなければ治る」ならいいけどね、まったく関係ねーし。
ていうかむしろ、悪化するし。
歩こう!