お酒を完全にやめたら、痩せちゃったんですよね。
ふつうに70kgとか行ってたのに、最近はずっと64kgぐらいです。
べつに運動とかとくに増やしてないし、食欲はあるし、けっこう食ってるのに。
思うに、最近頻発している「ホットフラッシュ」のせいじゃないかな、と思うんですよね。
とくに朝から午前中にかけて、とくに何もしてないのに、とつぜん暑くなってきて、どばどば汗が出るの。プロレスラーみたいに。
実際、体温も37.2とか37.4まで上がることがあるんですよね。
でも風邪とかじゃないです。
午後になったら、ふつーに戻ります。
ほぼ毎日、これの繰り返し。
痩せるわ! こんなもん!
炎天下で100mとか全力疾走したぐらい暑いもんね。
アタマおかしくなっちゃうんじゃないかってぐらい、暑い。
まあ、じつは「こんなもん」なんですけどね。
ぼくの体重は。
そもそも、パニック障害をやってから今までが、太り過ぎなんですわ。
一時期は80kgぐらいまでいって、ぼくの第一印象は「あの少しぽっちゃりした人ね」になってた。
もともとは、生まれたときからガリッガリだったんです。
柔道をしていたころは、太りたくて太りたくて、むちゃくちゃたくさん食ってました。
でも、全然太らないんだよなあ。
つくのは筋肉ばっかりで、脂肪がぜんぜんつかないんですよ。
たくさん食って、むちゃくちゃ筋トレしてたから、サイズとしてはブルース・リーとほぼ同じでした。
まあ、ふつうに考えればこれは「うらやましい体質」なんですけどね。
でも当時は、とても悲しかった。
75kgぐらいが、柔道いちばん強いんですよ。
体重も、筋力も、スピードも、体力もフルに使えるから。
あんまり太りすぎると体重だけで技かけるようになる人も多いから、あんま強くなれないです。
いくら大量に飲み食いしても62kgでビタアアアっと止まって、増えもしないし、減りもしない。
健康な証拠なんですけど、悲しかった。
いま「通常に」戻ろうとしてるみたいなんですね。
まあ基本的に良いことではあるんだけど、残念なことがひとつだけあります。
ジーンズが全部ブカブカになってしまった。
リジッドからジーンズを育てることに興味を持ち始めたのが、太ってからだったんです。
だからぜんぶ、34インチとかなんですね。
べつにふつうのズボンなら「捨てちまえ」でいいんですけど、何年も頑張って育ててきたものだから愛着あるんです。
やっといい色落ちになってきて、これから・・・というときに、サイズがブッカブカなんだなあ。
まあそういうサイズをあえて履くオシャレ感もあるらしいけど、それって若い人とか、かなりセンスのある人じゃないと。
さまぁ〜ずの三村さんなんかが、そうですね。
50歳超えてこの感じが似合うって相当ですね。すごい。
いいなあ。ぼくより年上なんだもんなあ。尊敬すらします。
これをぼくが真似すると、なぜか「貧乏なおじさんが20年間浪人してる」みたいになってしまうんだ。
オッサンがアメカジとかに不用意に手をだすと、あぶないです。
自意識だけじゃなくて、本職のスタイリストさんにも言われたんですよ。
「アンタだけは、そっちに行ったら絶対にダメよ」。
ほんとに、ウソみたいに全く似合わないんですよね。
同じ種類の人間なのに、ふしぎだなあ。
一説によると、ぼくは異様に首が長いからというのもあるようです。
去年購入した、「ツーサイズ下をあえて履いて伸ばす」タイプのAPC(アーペーセー)のジーンズが、今はちょうどいいんですね。
正直キツすぎて不愉快だから、育てるのを断念しかけてたんですけど、今やジャストサイズになってしまいました。
結局、履けるズボンがAPC1本だけになってしまった、ってことです。
34インチでジャストだったのが、31インチでジャストになった。
そこでこの際なので、かねてより興味があった「フルカウント」っていうメーカーのジーンズにトライしてみることにしました。
https://item.rakuten.co.jp/bears/fullcount-1108/
※ 写真は上記サイトから拝借してます
「1108」っていう型番が、やや細身のようです。
もうオッサンになってくると、ダブダブズボンがマジで似合わなくなってくるんで、基本テーパードの入った細身のほうが無難なんですよね。
そしたらジャケットとか革靴とかの、ややフォーマルにも合わせやすいし。
フルカウントは「ジンバブエコットン」っていう木綿を使ってて、すごく柔らかいんだそうです。
履き心地がいいらしい。
APCは、どっちかっていうと「お出かけ用」に考えていたところがあるので(どこにも出かける用事はないんだけれども)、普段履き用という意味でも、履き心地が良いと噂のフルカウントに挑戦することにしました。
リーバイスの501XX 1947 と迷ったんだけど、正直、もうリーバイスはいいかな。
リーバイスが好きなのは、じつは「歴史」の部分なんですよね。
ジーンズのオリジナルっていうところに憧れがあるだけ。
じつはあんまり似合わないんです。
もうオッサンなので、身の丈に合って心地が良いものにシフトしていこうと思います。
フルカウントの経過については、また次回。