だいたい何時ぐらいに、不安感やソワソワ感が出るのか。
客観性を持つために、手帳に書いていったんですよね。
そうしたら、ある規則性が見えてきました。
・起床直後。
・午前10:30〜12:00ごろ。
・午後4:00〜5:00ごろ。
いわば「マイ魔の刻」ですね。
もちろんズレることもあるけれど、おおむねこの辺で出ることが多い。
で、この共通点は「食事前である」ということなんですね。
朝食は朝の6:00で、昼食はちょっと早くて11:30ぐらい。
夕飯は5:30ぐらいです。
このように食事前に不安感がよく出るので、「低血糖なのではないか」と考えたこともありました。
これはけっこう、可能性は高いかもしれません。
パニック障害だと思っていたら、じつは低血糖症だったというのはよくあるらしいです。
なので、この時間帯の少し前にカンパンとかバナナとか食う、ということをしてみたりしていました。
でも正直にいうと、あんまり関係ないかな、という感じででした。
それにそんなへんな時間に何かを食うと、メシがマズくなっちゃうんだよなあ。
不安感や焦燥感が、間食を挟むことで激減した!
とは、ならなかったです。あんま関係ない。
で、発想を変えて、上記の「マイ魔の刻」ぐらいに、ラジオ体操するようにしてみたんです。
それは、今日からですけどね。
そしたらですね、ヘンに間食を挟むよりも、よっぽど効果がります。
不安やソワソワが強くなってしまうと、もうどうしようもないところがあります。
なので、それが出そうな雰囲気を醸し出してきたときにカラダを動かすと、なんか収まるんですよね。
貧乏ゆすりは不安や焦燥感にとてもよく効くといいます。
なのであえて貧乏ゆすりをするように提案するお医者さんもいるそうです。
また、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの運動もまた、不安神経症やウツなどにたいへん効果があると言われています。
つまり不安や焦燥感はカラダを動かすことで低減される性質があるようなのですね。
そこで改めて、上記「マイ魔の刻」を見てみると、血糖値以外の共通点が見えてきました。
「その直前まで、ほとんど動いていない」
・起床直後。→ 寝てますからね、全然動いてない。
・午前10:30〜12:00ごろ。→ 仕事を2〜3時間継続したあとの時間帯。
・午後4:00〜5:00ごろ。→ 仕事を2〜3時間継続したあとの時間帯。
なので、これらの時間帯の直前に、ラジオ体操をしてみたのです。
そうすると、やはり不安感や焦燥感が未然に防止できるようなのでした。
よく「有酸素運動が良い」などと言います。
なので毎日運動をするのですが、案外「おまとめ」でやってしまいます。
朝だけ、とか。
夕方にまとめて、とか。
寝る前に、とか。
もしかすると、これはあんまり意味なかったのではないか、と思えてきました。
運動不足というのには、2種類があると思うのです。
1.生活習慣の積み重ねとしての運動不足。
2.1日のタイムラインの中での運動不足。
通常「毎朝ジョギングをしよう」とかいうのは、全部「1」の解消に属するものなのですね。
ぼくはこっちのほうばかり、意識をしていました。
しかし案外見落としていたのが、「2」のほう。
ヒトというのは本来動くように設計されているから「数時間動かない」ということじたいがもう「運動不足」なのかもしれないです。
いくら毎晩寝る前にガッツリヨガをしたところで、毎朝2キロも3キロも走ったところで、毎週フィットネスクラブに通ったところで、きょう「3時間ぶっ通しデスクワーク」をした瞬間に、もう「運動不足」になってしまうのかも。
毎日行う運動は、これは「習慣」に属するものだから、健康維持としては当然良いことだと思います。
しかし運動というのは「おまとめ」が基本的には効かないのかもしれません。
基本的に数時間に1回は全身をくまなく動かすことが、必要なのかもしれないですねえ。
長期的な習慣的運動不足は「メタボ」「成人病」などのリスクに直結する。
短期的な1日のタイムライン的な運動不足は「気分」を障害する。
ということが、あるのかもしれませんね。
1日3回、ラジオ体操。
これぐらいなら、ぜんぜん楽勝でできますね。
ヒイヒイいいながら筋トレするよりも、断然らくちんです。