今日はまた、ずいぶん調子がいいんですよね。
あの息苦しいのが、もうほとんど取れています。
息苦しいのと、それが治るのとを、繰り返している感じなんですね。
で、たまにガッツリ具合がわるくなって、ひどいとパニック発作寸前になります。
微熱が出ることもある。
で、ちょっと整理をしてみたのです。
すると若干ですけど、法則性のようなものが見えてきました。
掃除をする
↓
当日あるいは翌日に、非常に息苦しくなる
↓
1〜2日寝込むと治る
↓
掃除をする
↓
当日あるいは翌日に、非常に息苦しくなる
↓
1〜2日寝込むと治る
どうやら、このようなサイクルを繰り返しているようなのです。
たとえば一昨日は、ベランダの掃除をやりました。
ベランダは意外とひどい有様で、黒カビがかなり生えていました。
これを朝から昼にかけて丁寧に取り除いていくと、徐々に体調が悪化してきたのです。
翌日はひどいもので、一瞬ですが微熱が出たり動悸がしたりして、ひどく息苦しく呼吸困難に近い感じもありました。
咳もすこし出ます。
しかし今朝になるとかなり良くなっていて、胸の違和感もほとんど感じないほどになっています。
そもそもの話として、夏場〜梅雨時にかけて自律神経の具合がわるく、息ぐるしさや動悸がよく出て、パニック発作もよく出てしまいます。
雨の日は総体的に具合が良くないけれど、カラっと晴れているときは調子がいいです。
しかし晴れているときでも、妙に具合が悪いときもあるのです。
このあたりを丁寧に見てみると、どうやら以下のような感じなのです。
A:気温が高く、湿度が高い日
B:晴れているが、風が強い日
いわゆる「気象病」なのかな、と思ったこともありました。
しかしiPhoneアプリの「頭痛〜る」という気圧変化を予報してくれるものを使ってみましたが、ぼくの不調は気圧とはまったく関係がないことがわかりました。
それよりも「湿度と風」に強く影響を受けているようなのでした。
そこで最近の不調サイクルと見合わせると、
「やっぱりカビだったのではないか」
という予測が立ってきたのでした。
暑く、湿度が高いときには当然、カビが一気に繁殖します。
また掃除をすると、カビの胞子を吸い込むことになります。
マスクは当然しているのですが、どうやらカビの胞子はあまりマスクでは防御できないようです。
繊維の間を通り抜けるほど小さいし、マスクと肌の隙間からでも入ります。
ホコリや花粉ぐらいなら防御できるようなのですが、マスクはあまり関係ないようです。
実際、最近はマスクをして掃除をするようにしていたのですが、ほとんど関係がありませんでした。
ずっと不思議だった「晴れていても調子がわるい」という現象。
日記を読み返していくと、風が強い日と合致している率が高かったのでした。
これは完全に予想ですが、風が強い日に換気をすると、掃除ができていない箇所のカビの胞子がもうもうと巻き上がって、それを吸引してしまっていたのではないか。
その昔パニック発作をよく起こしたのは、
・夏季で冷房中の電車、バス、タクシー、自家用車の中、もしくは下車直後
・夏季に古い事務所で打ち合わせ中
・夏季の川や池などの上、もしくはその近くに長時間いたとき
・トンネルの中
というシチュエーションが記憶に多いです。
このあたりを「構造体」として見ると、「閉塞空間」という共通項があるので、閉所恐怖症のようなことなのかな、と思うのです。
つまり心理的な作用ではないか、と予測できます。
しかしこれに「カビ胞子」という要素を適用してみると、黒カビの多い場所、という共通項もある。
そして最近の掃除→発作というループを鑑みると、俄然「カビアレルギー」の可能性が急浮上してくるのでした。
もともと、ハウスダストに対しては軽いアレルギーがある、と病院では診断されたことがあります。
しかし不思議なことで、ぼくは粘膜が強いのか鈍いのか、なんなのかわかりませんが、ホコリなどで咳やくしゃみ、目のかゆみなどは全く出ません。
ネコの毛は、いっぱつでくしゃみと目のかゆみが出るのですが……。
だから「ハウスダストアレルギーなんて、ウソなんじゃないか」とさえ思っていたのです。
もしかすると、ハウスダスト系ではそういう「排出反応」よりも、単純に炎症反応だけが出ていたのかもしれません。
もともとタバコを吸うので、粘膜系が丈夫というか、ドンカンになっていたのかもしれないです。
この炎症反応がパニック発作に結びついていったのではないか、と思ったりします。
どうにも、不可解なことがあるんですよね。
「思考や認知」が影響をしてこないことのほうが多いのです。
調子が良い日は、パニック発作のことを一生懸命に考えたり、あるいは外出して「もし発作が出たら」と想像してみたり、あの恐怖感を正確に思い出したり……ということをしても、一切発作も恐怖感も出ない日が多いのです。
いくら悪い方向に想像を膨らませても、一切カラダが反応してくれないのです。
しかし調子がわるいときは、想像なんかしなくても、ふつうに発作が出たりします。
そんな日は当然、わるいふうに考えて悪化していく、というのはあります。
しかしどうも、あの「いくら考えてみても、なんにも変化しない」という日が不可思議だったのです。
もし心理的なトラウマのようなことが直接の原因なら、想像するだけでも発作に近い状態になるのではないでしょうか。
「怖くてパニック障害の本さえ読めない」という人の話も聞いたことがあります。
だからどうもぼくの場合は心理的なことよりも、もっとプリミティブなことが引き金になっていた可能性のほうが高いんじゃないかな、と思うのです。
朝は5時半に起き、散歩をして、夜には9時半にはデンキを消して寝床にいます。
食事も3食同じ時間に腹八分目、間食は一切せず、炭水化物の過剰摂取もしていません。
飲み物はほぼ100%ミネラルウォーターで、たまに麦茶。
甘いジュースとかカフェイン入のものは絶対に飲みません。
こんなリズミカルな生活を4年ぐらい続けているのに、まだ「体内時計が……」とか「ストレスが……」っていうのは、逆に非科学的な気もするのですよね。
あの異様なイライラ、そわそわ、あたまに血がのぼる、呼吸困難、動悸、ふらつき。
これはもしかしたら、ただの「アレルギー発作」だったのではないか……。
そんなことを、最近思ったりしています。