若干乾燥肌なので、この季節は微妙に悩ましいです。
無添加系の石鹸は肌にはいいけど高いし、なによりクサイ。
オーガニック系は香りもよくて肌にもやさしいけど、高い。
ふつうの石鹸は香りもよくて洗浄力も高く、でもく安くて、三拍子揃ってるんだけど、パサパサになる。
もういっそ石鹸を使わないようにしたら、足に白癬菌系のかさぶたができるようになったり、気管支がおかしくなったりする。
ああ、もう、どしたらいーんだーっ!
だからもう、自分で作ってやろうか、とさえ考えたのでした。
石けん素地というのがあって、それに好きなアロマ精油とか入れたら、かんたんに作れるそうなんですね。
やってみようかなと思って調べていきました。
そしたら、花王さんとか資生堂さんとか、すげえなあ、すげーがんばってるなあ、と思いました。
ふつうの石鹸って、だいたい1個80円ぐらいなんですよね。
でも石鹸素地を使って自分で作るとなると、どうがんばっても1個あたり100円を超えるのです。
80円で利益までちゃんと出してるなんて、まあ大量生産だからグロスメリットもあるんだろうけど、それにしてもすげえな、と思います。
さて、そんな折、意外なことを知ったのです。
ぼくが言う「普通の石鹸」というのは、ほぼ牛乳石鹸のことを指しています。
そしてぼくは、牛乳石鹸というのは牛乳石鹸というものである、と思っていました。
つまり1種類しかない、と思っていたんですね。
だって店にいっても、それしかないんだもの。
しかしじつは、牛乳石鹸には「青箱」と「赤箱」があったのでした!
ぼくが知っている牛乳石鹸は、「青箱」のことだったのでした。
なーにをいまさら。
ですけど、ほんと50年ちかく生きてきても、知らんことってありますねえ。
まさか牛乳石鹸に「赤」の種類があるとは。
そしてこの赤箱、べつに高級品とか限定品とかでもなくて、ごく一般的なものなので、とくに金額もそう変わらないのでした。
たまたまぼくが行っているスーパーなどには置いていなかっただけ。
でこの「赤箱」の牛乳石鹸には「スクワラン」というオイルが入っているのだそうで、これは保湿成分なのだとか。
なので皮膚がパッサパサになる人は、この赤箱を使うんだそうです。
知らんかったー。
で、さっそくAmazonで買って使ってみました。
ほんとだ!
「青」とは、ぜんぜんちがう!
洗い上がりはさっぱりなのに、あんまり乾燥しないのです。
牛乳石鹸で、よかったんだ。
「赤箱」で、よかったんだ!
たぶん、それほど重篤なアトピーとかではないからなんでしょうね。
ただ「乾燥しがち」というだけなので、赤箱で十分だったようです。
よってぼくの「石鹸問題」は、突如として幕を下ろしたのでした。
アタマの先から足の先まで、牛乳石鹸で完結です。
リンス?
いらねえよ。
だって坊主頭なんだもの。