もう「恐慌」なんじゃないかなあ。
コロナウィルスの件でこのまま経済が低迷すると、世界恐慌が起こります!
なーんていう話があったけど、起こります、ではなくて、もう起きちゃったんじゃないか?
株価はとんでもないことになっていて、あまりえげつなく下がると戻らなくなる場合もあるらしい。
ぼくは株式にはうといので、どういう因果でっていうのは知らないけども。
まあ経済のことはさておき、
・トイレットペーパーをバカ買いする
・子どもの外出などをキツく戒める
・咳をしたひとをおそれ、白眼視する
・病的に手洗い、うがいをする
・マスクがないと外出できないと考える
こんなもん、もうすでに、完全なるパニックですわなあ。
ぼくは病気の方のパニック障害が持病だけれども、パニックって「恐慌」っていう意味なんですよね。
パニックになったら道理なんか引っ込んでしまって、恐怖感と不安感だけが独立して暴走しはじめる。
こうなるともう、だれがいくらどんな努力しても止まらない。
病気の方のパニックを数限りなく経験してきたから、恐慌の特性じたいは、はまあまあ知ってる。
止めようとして止まるものではなくて、止まるのを「待つ」しかなくなるんですよね。
恐慌というのは、そういうものなのだ。
そんなものだからこそ、恐慌という。
とにかくもう、なんにも効かないのです。
予防はある程度できたとしても、出てしまったらもうお手上げなのだ。
さて、ではいま、なにをすべきなのか。
水を備蓄しておく?
暴漢対策用に警棒を買っておく?
預金を全部おろしてタンス預金にしておく?
ま、そういうのもいいかもしれないけど、こういうときこそマジで座禅しようかなあ。
ぼくはじつは、個人的にはけっこう楽観しています。
まずコロナウィルスというのはどうやらそれほど毒性が強くない。
毒性が弱いからこそ、みんなウロウロして感染させまくっている。
ウロウロすることができるぐらいの毒性である、ということであります。
そして「ウィルスである」ということ。
ウィルスは湿度で感染力が低下し、紫外線で崩壊する。
いまからどんどん紫外線量は増えていくし、湿度も高くなっていくので、すくなくとも屋外での感染ということは少なくなっていくと思う。
遅くとも3月下旬〜4月上旬には収束していくんじゃないか。
いますべきことは、「普段どおりにする」っていうことかもしれない。
パニック発作も同じなんですよね。
パニックを収めようとして何かをしたり、あるいは防ごうと思って何かをすると、ぎゃくにパニックを助長することのほうが多いのです。
できるだけ普段と同じような行動・思考をするほうが断然良い。
まあ病気のパニックと経済の恐慌は違うかもしれないけれど、そこに「人の感情」が深く関与しているという点では同じです。
パニック状態の中で発作的な行動をすると、十中八九、だめな方向に向かう。
「恐慌は必ず収束する」
これは病気のほうも経済のほうも、同じです。
近いうちに必ず収束することを信じ、なにか特別なことをしようとするのではなく、自分がすべきことを淡々としていくことが大事かもしれませんね。
……とかいいながら、「株の本」を買ってしましました。
ぼくのカンでは、このたびの暴落はまだまだ行くと思う。
コロナが終わったあとでも、まだまだ行くと思う。
なんでか、というのは、しっかりとは特にないんだけど、なんかそんな気がする。
いちおう理由としては「パニックだから」。
パニックってとつぜん終わってたとしても、また微妙にぶり返したりするし、「気分」が変わらない限りほんとうには終わりません。
だからいまのうち株の勉強をしておいて、底値のときに株買おうかな、なんて考えてます。
じつは昔から、株のことは勉強したかったんですよね。
いちばん経済の勉強になるらしい。
ぼくは芸術とか文学とかスポーツとか健康とかプログラムとかには比較的詳しいけど、経済的なことが「てんでだめ」なのですよ。
経済学の本とか頑張って読んでみたけど、3ページぐらいで絶対に寝る。
不眠症っぽいときでさえ、3分で眠ってしまいました。
あかーん!
やっぱ経済も「からだで」覚えないとだめだ!
あたまでゴニョゴニョ考えて、ちまちま知識をたくわえて、ちょこちょこ情報を仕入れたって、こりゃ全然意味ねえわ。
一回身銭を切って、本気で勉強しようかなって思ってます。