プリケツたるべし

ネットで探してもまったく出てこないのですが、たしかに記憶があるのです。

昔読んだ本で、中国の禅のお坊さんはむちゃくちゃお尻を鍛えさせられていたという話。

お尻と言ってもコーモンのことではなく、大殿筋のことです。

 

全然話は変わるけど、上品ぶってコーモンのことを「お尻」という風潮、もうやめてくんねえかなあ。

コーモンのことはきちんとコーモン、もしくはケツノアナ、もしくはシリノアナ、もしくはコーモン様と、きちんと言ってほしい。

そうじゃないと「お尻が痛くて・・・」というのが大臀筋を指すのか、コーモンを指すのかがよくわからなくなるから。

ほんとにモー。

 

それはさておき、ケツの話。

昔の中国の禅のお坊さんは、とにかくケツを鍛えさせられていたのだそうです。

その方法のなかでもとくに記憶に残っているのが「鉄の小さな玉をケツの割れ目に挟んだまま生活する」というもの。

油断すればコロンと落ちてしまうから、その玉を落とさないように「グッ」とケツを締めて生きていかねばなりません。

ケツに限らず昔の中国禅ではかなりカラダを鍛えさせられていたようで、そのいい例が映画でもおなじみの「少林拳」ですね。

達磨大師が中国に坐禅を持ち込んだころ、お坊さんたちがあまりにもひ弱でどうしようもなかったので、ゴリゴリに鍛えていったんだそうです。

その流れから格闘技が生まれて少林拳になった・・・という話もあるようです。

 

ケツって、すごく大事なんですよね。

カラダにとっても、ココロにとっても。

大殿筋が弱くなってくると、以下のような人間になってしまう。

・気力が弱い

・根気がない

・やる気がない

・度胸がない

・勇気がない

・緊張に弱い

・姿勢が悪い

・愚痴が多い

・理屈ばっかりいう

・理屈っぽいくせに知恵がない

・すぐ怒る、キレやすい

・些細なことにビビる

・自己卑下するくせにプライドが高く尊大

・やさしさと弱さを混同する

・臆病なくせに負けず嫌い

・じぶんの弱さを肯定して弱いことを聖なることと思い込みたがる

・傷の舐め合いが多くなる

・姑息になる

・精神世界に傾注しがちになる

・厭世的になる

・すぐ風邪をひく

・体力がない

・ふらふらしている

・自律神経が不安定

・座るとすぐ脚を組む

・コケやすくなる

・呼吸が浅くなる

・神経質

・神経過敏

 

ああもう、書くのめんどくせえわ。

ようするに「よわいいきもの」になっていく、ということですね。

逆にいえば、ケツをゴリッゴリに鍛えたら、上記とは真逆になっていくということ。

 

まあそりゃあそうで、ケツの筋肉って人体において二番目に大きな筋肉なんだそうです。

大きいということは、それだけ重要だということ。

胴体と脚をつなぐだけでなく、脚のパワーの根源であり、胴体の安定を司る建物でいえば「基礎」のような役目を担っている。

その重大な筋肉が弱くなってくると構造体としてのカラダを保持できなくなってきて姿勢が悪化し、肋骨が下垂して呼吸が浅くなる。

で、気が弱くなって理屈っぽくなって文句ばっかり言って妄想ばっかりして、いわゆる「強さ」というものを失っていく。

「足腰を鍛える」というよりも「脚ケツを鍛える」というのが大事なのかもしれない。

 

これはぼくじしん、自覚があります。

結局、なんだかんだいって、いろいろ具合が悪くなっていったのは「ケツが弱ってきた」からでした。

それに気がついてできるだけ坂道や階段を登るようにしたり、意図的にケツをギュッ、ギュッ、と締めることをしていくうちに、具合はすこし良くなっていく。

姿勢についてはよく「体幹」なんてことを言うけど、ありゃあウソに近いよね。

まあ体幹が強いに越したことはないけど、優先順位がちがう。

やっぱりまずは、ケツなんだ。大殿筋なんだ。

ケツが強力だと、姿勢もしぜんとまっすぐになる。

ケツを鍛えないで体幹ばっかり鍛えていても、ぜんぜん姿勢は良くならないのでした。

 

ケツが強くなってくると、とにかくコケなくなるんですよね。

雪道でも全然滑らなくなる。

ものすごくからだが安定するようになるんですね。

自律神経がおかしいのって、じつは「からだが安定していない」っていうのもあるんじゃないかな、って思います。

からだが安定していないと、自律神経もフラフラしがちなのです。

もしかすると、からだが不安定だと微妙に四六時中安定をとろうと三半規管を駆使していて、自律神経がヘバってくるのかもしれない。

不安定だと重心が上のほうにあがってしまって、血もアタマにあがってきて、とにかく不愉快になる。

 

そういえば昔、柔道の試合で緊張してフワフワしていたら先輩が飛んできて、

「気合いれんかーッ!」

といって、ケツをバチーンとシバかれたりしたものです。

ふしぎなもので、ケツを叩かれると緊張がスーっと取れるんですよね。

あたまも冴えてくるような感じがする。

やっぱり「お尻」には、なにかがあるのかもしれませんね。

 

プリケツたるべし。

男も女も、プリケツたるべし。

 

何はさておき、とにかくケツを、鍛えよう。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です