潔癖と冷え性

そうだ、毎日お風呂に入るのを、やめてみよう。

そう思い立って、きょうで3日めです。

きょうはさすがに、お風呂に入ろうと思いますが。

 

お風呂を2日間飛ばしてみて、ふしぎなことが起きました。

 

足がそんなに冷えなくなった

 

ううむ。ほんとにふしぎだ。

ぼくは男のくせに冷え性で、それほど寒くない日でも、っていうか、なんだったら真夏でも、足先がキンキンに冷えることがあるのです。

それがどーゆーわけだか、お風呂に入るのをやめたら、あんまり冷えない。

まあ冬だから、それなりには冷えるよ。

でもあの、病的な感じの冷えを感じないのです。

それにともなって、自律神経の調子もわりと落ち着いています。

ふらふらする感じ、きゅうな動悸、息苦しい感じ、みょうな不安感。

そういうのも、あまり感じない。

 

冷え性だというと、本やネットでは、みいんな口をそろえて「温めなさい」という。

シャワーなんかじゃなくて、お風呂にちゃんと浸かって、しっかり下半身を温めなさい!

愚直にそれを続けてきたけど、何年やっても治らないよね。

ぜんぜん治らない。

 

もしかして、と思うのですよ。

冷え性には、2種類あるのではないか。

1.血行不良やエネルギー不足などの「機能的冷え性」

2.熱が奪われて起こる「構造的冷え性」

の2種類が。

 

1.は、女性や老人に多いパターンだと思います。

筋肉量が少なかったり、あるいはホルモン関係の不調で熱生産量が少なかったり。

または血行不良で熱が循環しなかったり。

そういうばあいは、温めたり、運動をして筋肉量を増やしたり、発熱したり、体液の循環を促すことで改善されるのだと思います。

 

いっぽう2.は、機能的な問題とは別の問題がある場合。

ぼくじしんとても不思議なのですが、筋肉量は多いのです。血の巡りだって、とくに悪くはありません。

毎日何かしらの運動をしていますし、夜寝る前には必ずヨガをしていて、これはもう3年以上になります。

体温はいつ測っても36.8度。朝の寝起きのときだけ36.3度ということがあります。

それほど体熱が低いわけでも、筋肉量が少ないわけでも、循環が悪いわけでもない。

なのに、冷え症なのです。

「熱が必要以上に奪われている」

その可能性もあるな、と思うのです。

 

ぼくはわりと潔癖で、お風呂は毎日入らないと気持ち悪く感じます。

シャワーとかじゃなく、ちゃんとがっつり湯船に浸かるタイプです。

そして乾燥肌で、汗かきでもある。

もしかすると、お風呂に入ることで皮脂が全部取れてしまって「熱がダダ漏れ」になっていたんじゃないでしょうか?

風呂上がりにニベアとかを全身に塗ると、なんとなく、しばらく生温かいっていうことがありますよね。

あれは体表をアブラで覆うので、気化熱が奪われにくくなっているのです。

お風呂に入らないと皮脂がしっかり残ったままなので、天然のクリーム的に全身が皮脂で覆われています。

この「皮脂バリア」によって、気化熱の発散を、ある程度防いでくれているのではないか?

そんな気がするのです。

じっさい、きゅうに外に出ても、なんかちょっとだけ、違うのですよ。

寒いことは寒いですよ。

でもなんか、寒さをほんの一瞬、遅れて感じる。

皮一枚よぶんに何かを着ている感じがするのです。

 

体質的に皮脂が少なく、乾燥気味の肌なので、そもそも気化熱を奪われやすいタイプなのかもしれません。

それなのに神経質に毎日石鹸でからだを洗い、あまつさえ、お湯に長時間浸かってしまう。

そんなことをしたら、皮膚のバリアーが全部とれてしまって、盛大に熱が奪われていくのではないでしょうか。

夏なら逆に、熱の影響を必要以上に受けてしまうのではないか。

だから異様に、夏の暑さに弱かったのではないか。

だからエアコンをつけると、異様なまでにからだが冷えていたのではないか。

 

まあ、わかりませんけどね。

昨日今日冷えないのは「たまたま」なのかもしれませんし、べつの原因があるのかもしれません。

ただ、絶対的に、自信を持って言えることがあります。

 

風呂に入らないと、汚いのが怖くなくなる。

 

潔癖症が、すこしマシになるのです。

だってそもそも「ぼくが」いま、汚いのだもの。

 

ケッ。

なーにが「キレイキレしましょうね」じゃ、コラー。

わしゃ今バイキンだらけやぞ!

風呂入ってへんねんぞ!

ホーレホレ、どうじゃ、怖いやろうが!

ハダカで抱きついたろか!

おまえの顔面に、おれのケツを、なすりつけたろか!

だはははははははははーーーー!!!

ほーれ、ほーれ、逃げれ逃げれ、ムシみたいに、みんな逃げれー!

アホんダラがあーっ!!

 

……みたいな、ね。

もちろん冗談ていうか、さすがに大げさですけども。

ハダカで抱きつたりはしませんよ。逮捕されるから。

でもマジな話、いままでなにを、そんなに汚い汚いと怖がっていたんだろう、とは、ホントに思う。

トレイ掃除をするにしても、

「ナメんな。おれのほうが汚いんやぞ」的なアレで、ベンキを素手で掴むことに、なんのためらいもありません。

汚くても、知るか、んなもん。

こんな程度で病気したり、死んだりするかいや。

 

「悪いやつが怖いなら、じぶんが悪いやつになればいい」

ふと、そんな格言を思い出しましたね。

「強くなるためには、汚れるしかない」

ということばも、思い出しましたよ。

 

清潔にしすぎたら、こころは弱くなるんですね。

すくなくとも「汚れには弱い」人間には、なってしまう。

やっぱり「きれいごと」は、「たまに」でいいのかもしれません。

 

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