食べるものより、食べ方のほうが大事だったり

パニック障害の原因の一つに「血糖値スパイク」というのもあるんだそうです。

血糖値が急激に下がって低血糖状態になり、不安や恐怖、焦燥感、不機嫌などを強く感じるというものです。

これはふつうの健康診断ではなかなか見つからなくて、数時間の「糖負荷試験」をやってみて、はじめてわかることもあるのだそうです。

血糖値の急激な乱高下は基本的には甘い物(砂糖や炭水化物)をよく摂ることで起きやすくなるんだそうです。

ただ「甘いものに弱い」あるいは「糖分に敏感」な人もいて、必ずしも甘いものを大量に摂っていなくても、血糖値スパイクは起こる場合はあるんだそうです。

 

ぼくはこの糖負荷試験はやったことがありません。

ただ、なんとなく自覚があります。

甘いものを常食するようになると、発作に似たようなものがよく出るようになるのです。

また発作が起きたときも、甘いジュースなんかを飲むとわりと早く収まるというのも経験があります。

極端な少食にして、毎日おかゆ1杯だけ、というようなことをしても、頻繁に発作が起きたりもします。

なので低血糖というのは、直接か間接かは別として、何か関係はありそうですね。

 

そもそも健康診断で「糖尿病予備群」とは言われていたのです。

いますぐ治療が必要ということではないが、注意したほうがいいですよ。

そんな感じのことを、よく言われました。

親父も軽度の糖尿病なので、糖尿病は遺伝することが多いそうだから、ぼくも糖尿病になる可能性は非常に高いのだろうと思います。

今でこそ量は極端に減りましたが、かつてはウワバミ的な大酒飲みでもありましたから。

 

糖尿と低血糖、糖尿と血糖値スパイクは、必ずしも関係があるわけでは、ないのかもしれません。

ただ「糖代謝に問題がある」という点では、とても近い位相にあると思います。

また血糖値スパイク云々だけではなく、単純に「糖尿病を予防する」というのは、いずれにせよ大事なことでしょう。

なので、もしパニックと関係がなかったとしても、最近は「糖尿病を予防する努力」をしています。

 

糖尿病は、予防するのも、治療するのも、することはだいたい同じなんだそうです。

 

・腹八分目を心がけること。
・糖分の高いもの(炭水化物など)や、高カロリーなもの、お酒をたくさん摂取することは控えること。
・基本的には何を食べてもいいが、量とバランスに注意すること。
・よく噛んで、ゆっくり食べること。
・よくからだを動かすこと。

 

……べつに糖尿病患者でなくたって、やったほうがいいことばっかりですよね。

血糖値スパイクがどうとか、糖尿病がどうこうじゃなくて、これは誰だって、やったほうがいいです。

何なら、健康で元気なガキんちょでさえ、やったほうがいい。

 

上記に加えてもうひとつ、むしろ、これこそが血糖値に「直」で関係してるかもしれないな、ということを発見しました。

 

野菜やおかずから、先に食う

 

ご飯やパンから食わない、っていう。

味噌汁や、おかずのほうを先にある程度食べてから、ご飯を食べるのです。

じつは、これを2〜3日やってみたところ、けっこうデカ目の変化があったのです。

なんとお腹が空きにくいのです。

 

お酒をほんとんどやめてから、甘いものが好きになってしまいました。

仕事の合間などに、ついついチョコレートだのクッキーだのを食べてしまうことがあります。

なんか、お腹がすくのですよね。

「小腹がすく」っていうやつですかね。

しかし「おかず先食べ・ごはん後回し」の生活を数日送ってみたところ、あんまり小腹がすかないのです!

結果、おやつだのなんだの、我慢するとかじゃなくて、あまりいらなくなってきました。

どうしても何か食べたくなっても、みかんを1個たべれば、十分保ちます。

そしていちばんうれしいのが、あの発作を誘発する不快感の頻度がかなり減ったということです。

パニックをやったことがある人なら、きっと、わかってくれると思います。

「あの感じ」です。

あの、微妙な不快感というか、微妙な不安感というか、へんな焦燥感というか、神経質になりそうな、あの感じ。

それがかなり、マシになるんです。

 

食生活というと、どうしてもその内容に視線がいってしまいます。

量がどうの、栄養素がどうの、肉が、魚が、野菜が、鳥が、脂肪が、エネルギーがどうの、塩分がどうの、添加物がどうの。

もちろん、それはそれで、とても大事なことなんでしょうけど。

でもじつは「食べるもの」と同じぐらいか、あるいは、もしかするとそれ以上に「食べ方」が大事なんじゃないかな、と思いました。

というのも、今回はとくに、メニューは変えていないからです。

変えたのは、食べる順番だけ。量さえも変えていません。

それなのに、とても気分が落ち着くようになっている。

 

先に野菜などを食べると、糖質の吸収スピードが少し遅くなるんだそうです。

糖尿病のひとは低GI値のものを食べさないとよく言われますが、このGI値というのは、糖質の吸収度合いを示します。

GI値が高ければ高いほど、糖質の吸収度合いも高いので、高GI値のもの(甘いお菓子や白ごはん)を食べると急激に血糖値が上がるというわけです。

また急激に血糖値が上がるということは、急激に血糖値が下がるということでもある。

結果、ひとによっては必要以上に上げ下げをして低血糖症状を起こすことがあり、これを血糖値スパイクと言うんだそうです。

 

おかずを先に食べるだけでも、GI値は下がるということなのでしょう。

ただの白米よりも五穀米や炊き込みご飯のほうがいいというのは、そういうことなのかもしれません。

玄米は低GI値ということでよく話題に上がりますが、じつは無理に玄米食にしなくとも、「順番の変更」でもけっこうな効果があるのかもしれませんね。

 

あれがだめ、これがだめ。

そんな人生なんて、ほんとうにつまらないですよね。

玄米じゃないとだめ、なんていうのも、とても不自由です。

どんなものを食べてもいいから、そのかわりに「量と順番」に気をつけろ。

それでいいのなら、生きていくのはかなり、楽しいですね。

 

 

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