仮病をつかうと、ほんとうにその病気になるので。

いやあ、この数日間は、さんざんでしたね。

腹は痛くなるわ、熱は出るわ、全身の関節が痛くなるわ、頭痛になるわ、ノドは痛くなるわ。

パニック発作起こすわ。

疲れからきた、風邪だと思うんですよね。

思い起こせば、ここ数ヶ月間は土日でもけっこう仕事してたりして、「ヨシ、休みだ!」というのが、あまりなかったような気がします。

ずっと仕事に関することを考えていて、神経的に緊張状態が続いていたんだと思います。

それが、10年越しのわりと大きめな心配事が解決したり、仕事が落ち着いたりして、ついでに春が来たのもあって、ふっと気が緩んだのだと思います。

いままで緊張で押さえつけていたいろいろな不調が、一気に花咲いた。そんな感じ。

3日ほど呻吟していましたが、ようやく熱も微熱まで下がり、痛みもずいぶんマシになってきました。

 

こんなになるほど疲れが一気に飛び出したのは、ここ数年で、はじめてかもしれません。

きっとトシのせいで、体力も低下してきているんでしょうね。

そこで思ったのです。

「計画的に、倒れよう。」

仮病でもなんでもいいから、ウソついてでも、計画的に休もうと強く思いました。

 

しかし残念ながら、ぼくはウソをつくのがきらいなのです。

下手ではないんですけど、ウソをつくとすごく疲れるから、きらいです。

広範な論理的整合性を意識しなければならないし、漏れのないストーリーを構築せねばならず、事後も演技を続行しなくてはならないことがあります。

信憑性を高めれば高めるほど、精神パワーを酷使します。

それにやっぱり、多少の罪悪感も残ります。

めんどくせ。

だから、ウソはきらいなの。

ウソをついたことによって得たメリットとウソに使用したエネルギーの、PL表が赤字です。

なんじゃこりゃ。

そんなだったらもう、正直なままでいいじゃん。

 

それにぼくは、経験があるのです。

仮病をつかうと、ほんとうにその病気になることが多い

会社員だった頃に、けっこう使ったんですよ。じつは。

「すみません…風邪引いちゃったみたいで、ゲホゲホ、今日は休ませてください」

ほんとうは二日酔いでシンドイだけなのに、そんなウソをつく。

そうすると、なぜだかよくわからないのですが、その後ほんとうに風邪を引いたりするんです。

一回風邪を理由に休んでいるから、また風邪で休むのはどうもおかしい。ウソがバレる。

だから結局無理して出社して、苦しんだりしていました。

そんな感じで、ぎっくり腰のウソをつくと、ほんとうにぎっくり腰になる。

親の調子が悪いというウソをつくと、ほんとうに親が入院したりする。

奇病のウソをつくと、ほんとうにその奇病にかかったりする。

まあ偶然なのかもしれませんが、体感的には「ウソは本当になる」というのを、わりとよく経験してしまったのです。

 

いつも思うんですよね。

疲れないウソはないのろうか、と。

正直はいいことだけど、ほんとうにバカ正直にしていたら、今回みたいにカラダを壊すこともあります。

ウソついてでも、計画的に休んだほうがいいことは、確実にあります。

 

そもそもの話として、どうして「仮病」なのでしょう。

いろいろ想定される理由のなかで、よりにもよって、なぜ「病気」なんだろう。

「自分に対するデメリット」を演出しなくていけない必然性が、ほんとうにあるのだろうか?

ウソの、最大最重要の目的は、相手を納得させることです。

不可抗力を理由にするという方法は、確かに簡単ではある。

しかし「自分へのデメリット」を演出するからこそ、後ろめたい気持ちも生まれるのかもしれません。

それに、実現したらイヤなことを、わざわざ言うというのも、なんだか違和感があります。

 

ぼくがウソをつくのが嫌いな理由は、以下の2点に要約されます。

1.うしろめたい。

2.実現したらいやだ。

そうか!

そこで、ひらめいたのです。

 

ウソの理由がネガティブでなければならないというルールは、存在しない。

だったら「めでたいウソ」をつけば、いいんじゃないか?

 

「いやあ、ハワイ旅行があたってしまいましてねえ」

「娘の発表会がありましてね、パーティー行かないといけないんです」

「両親の結婚記念日なんですよ」

 

……ううむ。どうかなあ。

これだって結局、バレないように記憶しつづけなくちゃいけない。

めんどくせ。

ここまで書いて、やっと気がついたんだ。

休むのに、理由なんかいらねーだろうが

 

「あした、休みます」

もう、それだけでいいのかも。

しかし会社によっては、有給休暇の範囲内だったとしても「どうして休むの?」「こんなに忙しいときに」みたいに、グスグス言うこところもあるのかもしれませんね。

だーかーらー、ほんとうに忙しくなる前に、計画的に休むんだっちゅうの。

ちゃんと働いてほしければ、ちゃんと休ませろ。

システムが「性悪説」なんですかねえ、へんなの。

 

ぼくは個人事業主なんだから、そんなことは気にしなくてよかったんですよね。

もう10年以上もやっているのに、まだサラリーマン気分が抜けてないみたい。

ぼくが反省するべきは、

「計画的に休みをとっていない」

というところです。

極端な話、GWでもないのに1週間まるまる休んだって、売上さえ上げておけば、なんの問題もありません。

事前にお客さんとかに伝えておけば、それで済むはなし。

どうしてこんな「超絶的メリット」を、行使しないのか。

 

バカなんだよなあ。

奴隷根性が、まだ抜けきってない。

いっしょうけんめい頑張って、突然カラダを壊したら、そっちのほうが圧倒的に、お客さんに迷惑がかかるのです。

じぶんにも、家族にも迷惑がかかる。

しかし前もって、「無理してカラダ壊すまえに、このへんで2日ほど、休みまーす」ならば、だあれにも迷惑はかかりませんものね。

行き当たりばったりだから、いつも追い詰められるんだ。

 

働き方改革をするためには、休み方改革がまず、必要ですね。

 

 

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