ぜんぶひっくるめて、風邪だったのかも。

あれ?

なんだろう。

なんかもう、腹は立たななくなってきた。

 

ちょっと前代未聞的に激怒したのです。

おまえは病気を真剣に治そうとしていない、仕事もぜんぜんできていない、親のことを考えていないくずやろうだ、みたいなことを実の親父に、それもかなりの剣幕でいわれて、切れてしまったのです。けっして、冗談混じりとかではない。

それはすべて事実に反していて、治す努力は人一倍しているつもりだし、仕事も年々売上があがっており、両親に悪態をついたことさえ、一回もない。

何より、そのお前の病気は来年治るのか再来年治るのか、はっきりさせろ、と言われたときには、殺意さえおぼえた。

いくら親子とはいえ、お酒を飲んでいるとはいえ、疲れているとはいえ、絶対に言うべきことではないではないか。

 

怒る理由は、じゅうぶんだ。

だからぼくが激怒したことについては、異常だとも過剰だとも思わない。

血の気の多い人ならば、あんなことを言われたら、暴力をふるうひとだっていても、まったくおかしくはない。

 

昨晩はほとんど眠れず、きょう一日、ずっとわなわなしていました。

普段から、そんなに激怒するようなことがない性格だから、怒ることにあまり慣れてないのかもしれません。

めずらしく、食欲がいっさいない。

 

しかし夕方4時前あたりから、きゅうに怒りがおさまってきた。

なにか明確な、きっかけがあったわけでもありません。

まあこのブログにいっぱい書いたから、デトックスされたのかもしれませんが。

 

怒りが収まってきて、思った。

「発作的な行動に出なくて、よかった。」

じつは、母に相談しようと考えていたのです。

親父をつれて、2〜3日、家をあけてくれないか。

顔を合わせるたびに、怒りがこみあげてきて、とんでもないことをしでかすかもしれない。

怒りを押さえつける、自信がまったくない。

お金を出すから、明日からでもすぐに、旅行にでも行ってきてくれないか。

そこまで、考えていました。

そんなことを言えば、母も心配するでしょう。

できることならば、そんな相談は、避けたい。

よかった、そんな相談はせずにすみそうだ。

 

こうもきゅうに、怒りが収まったことについては、やはりちょっと不可解です。

まあ、言われたことについては正直、いまだによい気持ちはしないというのはあります。

しかしそれほどキレることでもないかな、とも思う。

つまり、ぼくは「いつものぼく」に戻った。

だいたいいつも、こんな感じだ。

心無いことをもし言われても、原則としては、蛙の面に水のようなところがあります。

若い頃から、さんざん怒られて社会人生活を過ごしてきたというのもあります。

いちいち怒っていては身が持たない。

人からの誹謗中傷は、反省すべきところは受け止めて、あまりに理不尽なことは鼻でわらう、それで良いのだ。

そんなふうに、いつもヌルリヌルリとかわすから、親父も自由に、ストレス発散としてぼくをターゲットにできていたところがあります。

 

先週から、風邪をひいていたのです。

今回は「全身的症状」で、痛くない関節はないというほど、ぜんぶの関節が痛みました。

けっこう熱が出て、腹痛、頭痛、のどの痛み。肛門から出血。痛くないところを探したほうが早い、ぐらいな感じでした。

金曜日あたりに、ようやく熱や痛みが下がり、ほんとにもうあと1日〜2日で治るな、そこまで来ていました。

そんな状態の時に、偶然、親父からの心ない叱責。

肉体疲労と相まって、激昂してしまったのかもしれません。

 

もしかすると、よく言われるように、ほんとうに「デトックス」だったのではないか、とも思います。

春風邪は、毒出しの場合もあるのだそうです。

からだの毒だけでなく、こころの毒も、出してくれたのではないか。

長年鬱積してきた、理不尽への怒り。

それがそもそも、出てこようとしていた。

そこへちょうどタイミングがバッチリ合って、親父からの諌め事が「下剤」のようになり、「全部出た」のではないか……。

気持ちも、こころも、心なしか軽く感じるのです。

きのうはほとんど眠っていないというのに。

 

もしそうだったら、親父へのぼくの激怒には「やつあたり」の要素を含んでいたかもしれないことになる。

ふだんなら、サラッサラっとかわしてケムに巻き、いつの間にか、ねこだまし的に笑いに変えてしまうぼくが、昨日に限って真剣に引っかかり、尋常ならざるほどに、激昂した。

びっくりしたのは、むしろ親父のほうだったかもしれない。

よけいなことをしなくて、ほんとうによかった。

「風邪をぶりかえした」ということにして、親父と顔をあわせないように、自室から出ないようにしていたのは、正解だったかもしれない。

もし下手に顔をあわせ、昨日のことをほじくり出してじぶんの気持ちを吐露したりしていたら、昼間ゆえ親父は酒が入っておらず、ただただ傷つけてしまったかもしれない。

母親にも心配をかけたかもしれない。

 

怒りが起きたら、とりあえず、1日、やりすごしてみる。

時間が解決するのを、待ってみる。

それもまた、良い方法なのかもしれませんね。

 

もう、大丈夫だと思う。

もともとそんなにしつこい性格ではないし、切り替えや仲直りは、はどちらかというと得意なほうだから。

 

で、思ったんだ。

やっぱり、日頃から、我慢をしすぎているところがあるんだ。

それがなにかは、まだ明確ではないけれど、ひとつわかった。

「両親への負い目と罪悪感」

これはけっこう、大きいものなのかもしれない。

ぼくは一人っ子ゆえ、わりと過剰な期待を背負って生きてきました。

それに応えようとする、けなげなぼくもいる。

しかしぼくは、40年以上生きてきて、よく知っている。

ぼくはそんなに優秀ではない。

得意なこともあるけれど、苦手なこともたくさんある。

つまりぼくは、ふつうの人だ。凡人だ。

母親は手相見に「あなたの子は、トンビがタカを生んだように、すごいのが出てくる」と言われたそうだ。

うそつけ。

だから、占いなど詐欺だというのです。

そんなことを言うものだから、両親はぼくに、過剰な期待を持ってしまうことになる。

そしてじつは我が子がただの凡人であったこと、ていうかむしろ、変な病気になって人並み以下の状態であることに気がついたとき、とても落胆をしてしまう。

余計なんだよ、期待なんてものは。

子どもには、期待をするのではない。愛してあげるだけで、じゅうぶんなのだ。

ただの、いきものなのだから。

 

今回の件で、あらためて勉強した。

ぼくは我が子に、どんなことがあろうとも、こころをえぐるようなことは言わないようにしよう。

むろん、良くないことをしていれば、注意はするよ。

しかし注意と警告をすることは、傷つけることとは、ちがう。

ローマかイスラムか、どこかの名言でも、ありました。

手に傷を負っても戦えるが、こころに傷を負った者は戦えない

からだのことも、もちろんだいじです。

でもそれとおなじぐらいか、むしろそれ以上に、気持ちだって大切なんだ。

 

苦悩したから、気持ちがわかる。

これだけは、まちがいなく、いえる。

だから今回のことは、要点だけ残して、あとは水に流そうと思います。

 

 

  • ぽぽんた より:

    https://matome.naver.jp/odai/2155231641515998401
    わたし これ 番組 観たのですが。

    高卒の御両親から IQ188だそうです。
    男は手に職があれば との 御父様の言に従い
    大学進学 断念。
    結果 おもわぬ 苦労を されたようで。
    現在 あらためて 受験チャレンジ中と。 
    コメ欄 みると
    この 親 をわるく言う
    「赤の他人のみなさん」(・ω<) の多いこと。
    特に 親御さんとの仲 に
    なにか 不和のようなものも 感じなかった。
    もし 彼が あの ひどい 言葉 みたら
    よほど かなしい 傷つく おもい
    するのでは という 気が しますが。

    無駄 に した のでは ない。
    ほか では 得られない かえられない
    経験
    を した と いうこと なのに。
    それは 
    誰の どんなことも 同じ はずだけれど。

    今日 午後 なにかの拍子に ふと

    物事 出来事 に
    やっぱり 偶然 偶発 は 無くて
    些細な 微細な
    こころの 動き ひとつ までも
    張り巡らされた
    蜘蛛の糸 のなか みたい に
    然るべき 意味 
    互いの 関連 因縁 を 持って

    起こってるんだよ~ きっと ~ 

    みたいな。うかんでたのですけど。˘ ω ˘*ゝ

    さっき こちら 来て。
    なんだか … いっぱい あったのですね と。˘ ˘

    あれこれ まとまりないかもで ごめんね。

    いっこ 言いたかった の は。

    てらちゃん …

    タカ だ よっ ☆(・ω<)

    優秀 なんだよ。ほんとう なんだよ。

    ありがたい … 存在 なんだよ …

    っ て。

    ただ それ を。˘ ˘*b

    • TERA TERA より:

      いつもコメントありがとうございます!
      今朝あることに気が付きましてね、ぼくのなかではもう、全部氷解しました。
      そのへんのことはまた、記事にしますね(^o^)

      リンク拝見しました。ぽぽんたさんがおっしゃるとおり、コメントには無粋なものが多いですね。
      そういうことじゃ、ないですよねえ。
      IQが高い=社会的に大変貴重である、社会的に認められてしかるべきであるというのは、ただの勘違いです。みんな貴重だっつーの。

      そんなしょうもないことよりも、彼自身が、自分の過去や、自分がしてきた選択を肥やしに変えて、より人間的に完成していくことが大切なんだと思います。
      家庭内暴力でドツキ回っていたとかじゃないんだから、お父さんの教育方針が誤っていたとかいうのは、全くちがうと思いました。
      もし大学に行かせて順風満帆に企業で認められ、優秀なIT設計者になって、人の気持がわからない、傲慢な人間になってしまうほうが、よほど彼にとってはマイナスかもしれませんし。

      コメントのなかには、自分がいま正当に認められていないという感覚から、この記事に便乗して社会を代理攻撃しているようなのも見受けられますね〜。

      あとぼくは、タカとかそんなんじゃないです(^^;) トンビからは、トンビしか生まれませんからね。
      ていうか、タカが高等でトンビが下等というのも、なんかおかしな話ですよね。
      両方とも、ただのトリです。

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