筋肉量と熱中症

あと3ヶ月もしたら、あの夏がやってきますね。

今年も暑いのかなあ。

 

ぼくは暑さに弱いです。

暑いのが嫌いなのではなく、弱いのです。

パニック障害になってから、そうなってしまいました。

暑いと、発作が出やすくなるんですよね。

「熱中症になってしまうのではないか」という心配も、たぶんこれに拍車をかけています。

 

もともとは、そんなことはなかったのです。

もちろん、暑いのは好きではないですよ。

でも全然、弱くはありませんでした。むしろ強かったぐらいです。

寒いのは好きだし、強かった。

暑いのは嫌いだけど、強かった。

つまり、暑さ寒さに、あまり影響を受けない体質だったんですよね。

 

「若かったから」というのも、もちろんあります。

しかし最近は、若い人でも熱中症で倒れるひとが急増しています。

むかしは小さな子どもや老人の専売特許に近かった熱中症が、青年や壮年の男女にも増えていっています。

 

このことについて、ヒートアイランド現象や温暖化などの問題が同時に話題されることが多いです。

日本が暑くなりすぎたから、熱中症が増えたのだ。

確かに、それはあるのかもしれませんね。

 

しかし、毎年疑問に思うのです。

甲子園球児はなぜ熱中症にならないのか

一年で最も暑いかもしれないあの時期に、炎天下で何時間も野球の試合をしているのです。

「暑さに慣れているから」というのも、もちろんあると思います。

毎日炎天下で練習しているんですからね。

選手が熱中症で倒れたというのはあまり聞いたことがありませんが、応援している人はよく熱中症にやられるそうです。

やはり、慣れなのでしょうか。

「暑熱順化」というのもあるそうです。

 

スポーツ選手が概ね暑さに強いことについては、じつは筋肉量の問題である、という説があります。

筋肉量が多いと熱中症になりにくい。

というのも、筋肉内には多くの水分を貯蔵することができて、なおかつ、すみやかに使用することが可能だからだそうです。

同じ貯蔵水分でも、脂肪内の水分はラクダじゃあるまいし「いますぐに使う」ことはできません。

だから太っている人でも、熱中症になります。

しかし筋肉内の水分はちがうようです。

水分不足になると、筋肉内の水分がすぐに使用可能なんだそうです。

 

高校球児が熱中症にならない理由。

それは暑熱順化ができていることと、筋肉量が多いことに関係しているのですね。

ぼくも自覚があります。

運動を一切しなくなって、筋肉量がガタ落ちになってから暑さに弱くなりました。

そもそもパニック発作を初めて起こしたのが、夏。

ふだんはクルマでばかり移動していましたが、めずらしく炎天下を歩いていてフラっとなり、それがトリガーになって発作を起こしたのでした。

 

暑さに弱いのは、筋肉量が少ないから。

これはじゅうぶんに、ありうることだと思います。

筋肉がしっかりついて引き締まっているカラダは、むしろ水分量が少ないようなイメージがありますが、実情は逆。

細マッチョはおデブちゃんよりも、「有効水分」の保水量がダントツに多いのでした。

 

最近若者にも熱中症が多いのは、純粋に筋肉量が減ってしまったからかもしれません。

スマホやパソコンのゲームばかりして、外で走り回って遊ぶ子供が減ってしまいました。

子供だけでなく、大人もすぐにクルマや電車に乗り、エレベーターを使い、カラダを動かさない人がどんどん増えています。

シリコンバレーにパニック障害が多いのも、じつはIT系労働者に運動不足が多く、筋肉量が圧倒的に少ない可能性もあります。

先進国にパニック障害が多く、未開・発展途上国にはほとんど見受けられないのも、筋肉量の差である可能性があります。

パニック障害も熱中症も、じつは都市型の病であるのかもしれません。

 

暑さに強くなる秘訣。

それは結局、筋肉量を増やすことなのかもしれませんね。

暑さぐらい、なんだ。

それがどうした。

そう言い切れるカラダになりたいですね。

太陽を嫌うなんて泥棒じゃあるまいし、おてんとうさまとは仲良くしよう。

 

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