魂の筋肉、大腰筋。

最近注目している筋肉「大腰筋」は、「魂の筋肉」とも言われるようです。

Psoas – the muscle of the soul

ストレスを感じると大腰筋に緊張がかかり、ストレスが強くなればなるほど緊張が強くなります。
短縮が起こると、腰痛、膝痛、坐骨神経痛、さらには消化器系の問題など、私たちの多くがよく知っている痛みを伴う症状がたくさん発生します。緊張性腰痛は脊柱前弯症(腰椎の前側への湾曲)などの脊椎変形を引き起こします。
きつい腰痛があると、体の動きを妨げ、臓器を収縮させ、特定の神経に圧力をかけながら、構造的な問題を引き起こします。
それはまた横隔膜の役割を損ない、呼吸パターンの混乱を引き起こし、恐怖に関連する身体的症状が現れることもあります。

つまり大腰筋と感情は、かなりリンクしているという話。

 

わかる。

確かに、大腰筋に刺激を与えて筋トレをすると、神経的に落ち着く頻度が高くなっているように感じるのです。

そわそわ、いらいら、不安、恐怖。

そのようなものが、すこし安定してくるようなのです。

 

大腰筋は、胸椎12番〜腰椎の全部と骨盤を、大腿骨に結びつけるインナーマッスルです。

これは人体の中で最も巨大な筋肉です。

なぜ、もっとも巨大なのか。

それはおそらく、大腰筋が人体にとってとても重要な筋肉である、ということなんだと思います。

そうでなければ、こんなに大きな筋肉を用意する必要はありません。

 

いちばん大事な筋肉が、弱ってしまった。

そりゃあ、精神的にも不安定になると思うのです。

こころは肉体に頼っていて、肉体はこころに影響をうける。

設計思想上、最も重大としている箇所に問題が起これば、心身に多大な影響を及ぼすことは想像に難くありません。

最も大きな筋肉だからこそ、こころへの影響も大きい。

だから「魂の筋肉」と呼ぶ人もいるのだと思います。

 

このサイトでは、ポイントとしては「大腰筋の過緊張」ということにフォーカスしています。

それによって、さまざまな不具合が出るという。

思うに、過緊張によって問題が起こるのであれば、過弛緩によっても問題が起こると考えられます。

また、緊張というのは必ずしも収縮だけではない、ということもあります。

伸びて固まってしまう場合もある。

 

ぼくの場合でいくと、過弛緩+伸びて固まっているということのような気がします。

骨盤がうしろに倒れてしまう、腹筋の弱体化が起こる。

これは長時間のデスクワークによって、大腰筋の使用頻度が極端に減り、弱体化してしまっているような気がします。

 

これはちょっと行き過ぎた意見かもしれませんが、日本人には大腰筋の過弛緩による不具合が多いのではないか、とも思いました。

日本人に対する、とても雑なイメージとしては、もともと骨盤が後傾しやすく、あまり闘争的ではなく、まじめで、がんばりやさんで、やさしく、気が弱いというのがあります。

これはもしかすると、大腰筋が弱体化しやすい生活習慣を送っている、というのもあるのかもしれません。

日本は平和で安全な、すばらしい国だけど、基本的にはいまだに「ムラ的同調圧力」の高い文化で、精神的ストレスが意外と多いです。

イジメも結局、この同調圧力と似たメカニズムだと思います。

そして努力や忍耐を、美徳とするところがあります。

そういうねちっこいストレスの高い環境で暮らしていると、大腰筋が過緊張を引き起こしていくのだと思います。

そして緊張しすぎた筋肉は、最終的には気絶して伸びて、固まって、チカラを失ってしまう。

つまり過弛緩の状態になる。

そんなストーリーで、大腰筋パワーを失うというのも、あるのかもしれません。

 

ぼくは現在、在宅勤務というほぼストレスのない環境でデスクワークを継続しています。

なので単純に腰抜けになっただけかな、と思うところもあります。

しかしぼくにはパニック障害や外出恐怖という、地味だけど強力なストレスが常時存在しています。

そもそも、このパニックや恐怖症は、過去の過労が引き起こしたのです。

自分で言うのもなんですが、けっこう頑張っていたし、とてもつらい時期がありました。

かつてひどい腰痛に悩まされていて、これは精神的ストレスによる大腰筋の過緊張だったのかもしれません。

どの病院に通っても、一切治らないのですもの。椎間板にも異常はない。

しかしその後パニック発作を起こしてから、謎に腰痛が全部治ってしまったのでした。

あれだけ苦労をしていた腰痛が、すっかり感じなくなったのです。

これはもしかすると、過緊張の閾値が超えて、大腰筋が気絶して、伸びてしまったのではないのかなと思います。

へんな話、今でも、ぼくは神経的に調子が良くなると腰痛が復活するというのがあるのです。

腰痛があるときは、ある意味、調子が良い時。

これも、大腰筋が意識を取り戻したということかも、しれませんよね。

 

まあこれはぼくの妄想ですが、しかしいずれにせよ、筋肉というのは緩急自在であることが肝要だと思います。

縮める力だけでなく、緩める力もつよい。それが、正常な筋肉。

 

気をつけようと思うのが、ぼくはどうしても極端に走る傾向があるので、「鍛錬一辺倒」にならないようにしたいです。

今回筋トレをするようになって、身をもってわかりました。

筋力向上は、ただ負荷を与えて継続すれば良いという単純なものではない。

適宜休息を設け、超回復をうまく利用するほうが、圧倒的に速く、正しい成果が出やすいのですよね。

それに「がんばらねばっ!」という強すぎる意志は、大腰筋を萎縮させてしまいかねません。

それではまったく、逆効果。

大腰筋も、筋肉です。

だから鍛えることばかりしていると、結局は過緊張による不具合が出てしまう。

それでは、本末転倒ですからね。

 

なので、

・大腰筋を使うトレーニング
・休息による超回復
・タンパク質の摂取
・大腰筋をゆるめるストレッチ

これらを、バランスよくやっていこうと思います。

元気になったはいいけれど、結局ひどい腰痛になりましたじゃあ、バカみたいですからね。

 

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