まずは、ゆるめよう。

ネットというのは便利だけど、勘違いしちゃいけないね。

ここにある情報は全体の知識の10%にも満たない、狭い狭い世界のものなんだ。

だからこれをすべてとして依存することは、ものすごく危険なんだ。

ネットの世界に、ほんとうの答えは、とてもすくない。

 

春になると、異様にそわそわ、いらいらが出て、パニック発作が連発する。

あるいは、筋トレやジョギングなどを継続すると、同じようにパニック発作が連発するようになる。

 

これは、どういうことなのか。

ネットではあまり出てこないけど、中医学で説明がつくんだそうです。

とくにそのメカニズムについては、ネット上には一切出てこないと言っていいですが、中医学には、きちんと説明があった。

 

ある中医学の先生から、話を聞いたのです。

気の通り道が、細くなっている

これが、いちばんの原因なんだそうです。

 

気というのは、気分とか感情とかいうよりも「体内エネルギー」と言ったほうがわかりやすいかもしれません。

全身にはこの体内エネルギーの通り道があって、中医学では経絡と言い、チベット医学では脈管(ツァ)、ヨガではナディという。

この「通り道」が、細くなっていることで、異様なソワソワやパニックが起こるというのです。

 

血管と同じです。

不摂生で血管にコレステロールが付着して細くなると、血圧は上がります。

同じ量の液体でも、太い管に通すのには抵抗はありませんが、細いと抵抗が増してしまうのですね。

それと同じで、エネルギーの通り道が細くなっていると、そこを通るときに抵抗が生まれて、膨満、圧迫、滞留、鬱積が起こる。

そわそわ、いらいら、パニックのあの「バクハツするような感じ」はまさに、エネルギーの鬱積膨満なんだそうです。

 

ではなぜ、気の通り道は細くなるか。

・ストレス、不安、恐怖
・運動不足
・呼吸不足

このようなことで、通り道は「きゅっ」と細くなってしまうんだそうです。

なかでもストレス、不安、恐怖は最大のトリガーです。

これは肉体の緊張を生み、気の通り道も、血管も、同時に細くしてしまう。

 

さて、春になると、エネルギーが増大してきます。

木の芽が出るように、花がさくように、人間も生命エネルギーがどんどん増大していきます。

しかし、このタイミングで気の通り道が細いままだったら、どうなるか。

行き場を失ったエネルギーが渋滞して、パンパンになってしまうのです。

この感覚がそわそわ、いらいらといった気分として、表現される。

 

「原因が思い当たらないのに、そわそわ、いらいら、不安になる」

原因は、あったんだ。

「気の通り道の閉塞」という原因が。

 

ジョギングや筋トレを継続すると、なぜパニックが連発するか。

これもまったく同じ理論で、説明がつきます。

やや強めの運動をすれば、人間は元気になっていきます。

生命力がアップしてくる。

これは春になったときと、状況が全く同じなのです。

しかしエネルギーの通り道がまだちゃんと開いていない。

だからエネルギーが停滞して、そわそわ、いらいら、焦燥感などが多発するようになるのですね。

 

太極拳をすると妙に落ち着くようになるのも、これで説明がつきます。

太極拳は「緊張」とはまったく逆で、弛緩系の運動です。

気の通り道を、ゆるめる運動。

気の通り道が開くので、そわそわ感が低減していくのだと思います。

 

なお、太極拳も続けていくと、一時的にそわそわ感が増大することがあります。

しかしこれは、すこし種類が違います。

気の通り道は、必ずしも全部いっぺんに開くわけではなく、各部から順次開いていくように感じます。

開く箇所が遅れた場所があれば、むしろ一時的には、そこに気が集中してしまう。

結果、そわそわ、いらいらが一時的に発生するのだと思います。

 

まじめで律儀な人にパニック障害が多いのも、これで説明がつきます。

まじめな人というのは、緊張が多いのです。

そして、怒りも多い。

性格上、どうしてもエネルギーの通り道が細くなってしまう傾向がある。

そして皮肉なもので、パニック障害になる人というのは、もともと元気な人が多いのです。

エネルギーじたいは、決して少なくない。

だからこそ、細くなったエネルギーの通り道を「気」が通るときに、抵抗が多くなって滞留が起きやすくなるんだと思います。

パニック障害は年をとると治るという話もありますが、これはおそらく生命エネルギーが低下していって、抵抗が消えるからでしょうね。

しかし、もしそうならば、それは「治った」のではなく「弱った」だけかもしれません。

根本的なことが解決していない。

 

また、パニック障害からウツになれば、発作そのものは減っていくという話もあります。

老化と同じで、エネルギーの低下の結果、抵抗の減少でソワソワ感が消えるだけかもしれません。

そこで筋トレやジョギングなどをやるとエネルギーが一気に増大してきて、ウツそのものは改善するものの、そのかわりに、パニックが復活する。

これも、根本的なところが解決されていないから、同じことを何度も繰り返すのだと思います。

 

結局、ゆるませることが、必要なんですよね。

ちゃんとゆるんでいないのに、そこに筋トレだのジョギングだの、パワー追加のことだけをブチ込むから、おかしくなるんだと思います。

まず行うべきは、ゆるめることだったんだ。

 

個人的には、太極拳がおすすめですね。

もちろん、ヨガもいいし、瞑想もいいのかもしれません。

このへんは、じぶんに合うものを、その時々に行えば良いのでしょう。

とにかくやってみて、いいなあ、おちつくなあ、気持ちいいなあ、というのが「合ってる」ものだと思います。

人がヨガがいいというから、違和感があってもヨガを継続というのが、たぶんいちばんよくないと思う。

まじめなひとこそ、そういうことをしがち。我慢をするし、合わないのは自分が悪いとか思う。

そうじゃないんですよね。

いまは「ゆるむ」ことが、最優先課題。

我慢とか、辛抱とか、努力とか、正確にとか、それは、ちゃんとゆるめるようになってからの話だ。

いまは、心地よいと思えることを、まず優先しよう。

 

気の通り道がしっかりゆるんだら、こんどは「激しく鍛える」ことをしていけばいいんだと思います。

広大な道を、強大なエネルギーが、かけめぐる。

これを「元気」というのだと思います。

ものごとには、順序がある。

元気になりたければ、まず最初にすることは「ゆるめる」ことなんですね。

 

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