パニック発作=デトックス説

最近けっこう落ち着いていたんだけども、今日はしんどいなあ。

朝からソワソワ・イライラして、動悸も出て、パニック発作寸前。

ふつうなら朝の8時ぐらいには落ち着いて、午後からはフツーになるのに、いまでもまだ気持ち悪い。

耳とかアタマが熱い、全体的に火照ってる。

 

昨日、今日の話じゃなくて、ちょっと思い当たることがあるんですよね。

2月の中旬に風邪で体調を崩していらい、ずっとなんだか調子がわるい。

最初はその体調不良が原因かなあと思っていましたが、風邪そのものはもちろん治っています。

だから「春なので」、いろいろ悪いところをデトックスして治そうとしてくれてんのかな、ぐらいに思っていました。

春はデトックスの季節ともいいますし。

 

さて思い当たるのは、2月中旬の大風邪いらい、じつはお酒を完全にやめたのです。

もう5月も終わろうとしていますが、それからずっと飲んでいません。

それまではほぼ毎日飲んでいたし、数年前まではウワバミがごとき大酒飲みでした。

お酒をやめると、大酒飲みほど、いわゆる好転反応がひどいんだそうです。

いままでアルコールやアセドアルデヒドで肝臓に負担をかけまくっていたのに、それをやめてしまうと、肝臓が「よし。いまのうちに全部治そう」という気になるんだそうです。

また、いままで追いついていなかった解毒も集中して行うようになる。

よって、いわゆる肝気亢進の症状がブワーっと出てくるようになるんだそうです。

 

ヨガでも好転反応ということをよく言います。

いままで悪かったこところが治ろうとするとき、一時的に症状が悪化したり、あるいは新規の症状が出たりするという。

これはヨガ教室の生徒さんも何人か言っていました。

ぼくは業者が言う好転反応というものには注意すべきだと思っていて、たとえば腕の悪い整体屋さんが、間違えた施術をして悪化したのに、患者さんには「好転反応ですから」といってケムに巻く場合があることを知っているからです。

怪しい健康食品関係でも好転反応という概念を悪用することがあります。

ただし、好転反応というものが存在しないわけではなく、どうやら正しい施術などで起こる「正当な好転反応」というのはやはり存在するようです。

 

ヨガの先生に言われたことがあるのです。

「パニック発作ってデトックスかもしれないよ」

まさか!

こんな「なにひとつ良いことがない」パニック発作のようなものが、デトックスなもんか。

ただのビョーキだビョーキ。

そう思っていました。

しかしその後、注意深く発作前と発作後の体調や心情を観察してみると、発作後にはいろいろなことが良くなっているという事実は確かにあることに気づきました。

血圧が下がったり、便通がよくなったり、よく眠れたり、肩こりや背中のこりが軽くなったり、神経質さが軽減されたり、あたまがすっきり冴えたりします。

「そりゃあ、あれだけの緊張状態になれば、その後は弛緩も強くなるだろうから、そういうこともあるだろう」

確かに、そうかもしれないです。

 

しかし、こうも言えます。

大弛緩するために、心身があえて大緊張をしているのかもしれない

パニック発作って、必ずしも緊張している場面で出るとは限らないのです。

むしろ、リラックスしている時のほうが出やすいぐらいです。

緊張のあとに、どっと出ることも多いです。

ただし緊張する場面でも出ることはあって、だから「よくわからない」ということになります。

しかし緊張しすぎると逆にアクビが出ることもあって、強い緊張感がある場合は、むしろ案外神経はゆるんでいることもあります。

 

からだやこころは、「ゆるんでいるときに、治ろうとする」のだそうです。

いわゆる副交感神経が優位な状態のときに、治癒反応が起こる。

ふつうは、ちょっとダルいとかネムいとか痛いとか、そんなもん。

しかしあまりにも普段からストレスで緊張が多かったり、毒素が多かったりしたばあいは、非常に強い反応が出る。

「休日になると高熱を出す」

過労のひとがよくなるパターンです。

これはもちろん、休日がわるいわけではなくて、ふだんの生活がわるいわけです。

疲れやストレスや毒素を溜めに溜めまくった結果、休日になって副交感神経が優位になると、全部治そうとして、わるいところが「浮いてくる」。

休日の症状がひどいということは、それだけ体内やこころの毒素も多いということなんだと思います。

 

ぼくもじつは、パニック発作や自律神経失調症の症状がひどいのは、休みの日なのです。

忙しい日は、案外調子が良かったりします。

これをして「パニック障害は副交感神経が優位になりやすい体質であることが原因だ」とか言うひともいます。

だからパニック障害のひとは、交感神経に刺激を与えたほうがいい、というひともいます。

 

でもぼくは、ちがうと思う。

副交感神経が「なぜ」優位になりがちなのか、ということを見極める必要があると思うのです。

それは体質というよりも、もしかすると副交感神経が優位にならなければならない状態に追い込まれているという可能性もあるのではないか。

つまり、疲労です。

理由が、仕事や人間関係なのか、本人の考え方や性格なのか、生活習慣なのか。

それは人それぞれかもしれません。

とにかく、いますぐにでも副交感神経に強引にスイッチを入れ、即座に治癒モードに移行しなければならない状態になっているのではないか。

これは神経を異常と考えるのではなく、むしろ神経を正常と考え、正当な反応をしているという肯定的な思考です。

なので合っているかどうかは、わかりません。

 

しかしそう考えると、辻褄が合うことも多いです。

ヨガやストレッチ、マッサージなどを行うと、高確率で翌日などに体調が悪くなり、発作が出やすくなる。

半身浴を毎日すると、発作がよく出るようになる。

瞑想などを習慣化すると、発作が出やすくなる。

温めたり、あったかくなったり、暑くなると、発作がよく出るようになる。

ヒマになると、発作がよく出るようになる。

これらはすべて、副交感神経が優位になる状態ばかりです。

副交感神経が優位になるということは、心身が「治癒モード」に入っているということです。

治癒モードにおいて、非常に具合がわるくなる。

それは神経がおかしいのではなく「おかしいところがあるから、それを神経が察知している」とも考えられるのではないのでしょうか。

むしろ、神経の性能が良い可能性もあります。

だからこそ、パニック発作は若い人に多いのかもしれません。

悪いところを察知できる神経の感度があり、それを治せる体力もある。

この両者が合致したときに、強烈なデトックスが行われるという考えかたもアリだと思います。

 

「発作を歓迎する」

これができれば、もちろん越したことはありません。

しかしまあ、現実的にはなかなか難しいですね。

だからぼくは、こう思うようにした。

発作が出ているということは、ぼくの心身が、いま何かを治してくれているんだな。

できるだけ、そう思うようにした。

 

つよい焦り、恐怖、怒り、熱感。

パニック発作につきものの感覚です。

思うに、これらは「いままで押さえつけてきた感情」かもしれませんね。

落ち着いた人のふりをしたり、勇敢なふりをしたり、やさしい人のふりをしたり。

無理にそういうことを続けてきてしまった結果、感情が毒に変わった。

パニック発作は、それらを一気に「こころの熱」で浄化して、排出してくれているのかもしれません。

 

そう思えばラクになる。

そう思わないとやってられない。

もちろん、そんな側面もあります。

でもぼくは、けっこう信じてる。

どんなことでも、不具合を感じられなくなったら、もう終わりのサインです。

人間も、怒られているうちが花ともいいます。

つらい症状があるということは、治そうとしているから出るものです。

カラダが治すことをあきらめたら、もう症状は出ません。

風邪の熱だって、今ではお医者さんも無理に下げるようなことはしません。

発作も一緒かもしれませんよね。

クスリとかで無理に抑え込んだり、麻痺させたりするよりも、風邪のときのように「おとなしくして、経過させる」ことのほうが、案外本質的なのかもしれないです。

こころや、からだに溜まっている「毒」を吐き出すメカニズム。

それがパニック発作かも。

だからいまは焦らずに、自分のからだとこころを信じて、待ってみよう。

 

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