女性は冷えに強かった

ほえぇえ~。

知らんかった。

 

今日テレビをぼうっと見ていて、わりと驚きました。

「女の人は冷えるのは良くないといったり、自分も冷える冷えるっていうくせに短いスカーを履いて冬でも生足でいるのって矛盾してませんか」

そんな質問に対して、お医者さんが回答をしました。

「女性は本来冷えに強いのです。女性ホルモンは血液循環などに関係しているので、生物学的には女性は冷えに強く、だから寒い格好でも耐えられるのです。

いっぽう男性ホルモンは冷えの耐性が弱いため、じつは男性のほうが冷えに弱いのです」

(一言一句覚えてはいないので、上記は要点の記述です)

 

調べてみるとやはり女性ホルモンのエストロゲンというのは血管拡張作用などがあり、血液循環をよくする効果があるようでした。

http://jsre.umin.jp/13_18kan/7-review2.pdf

 

なんとまあ、イメージと「真逆」でありました。

女性に冷え性が多いイメージがあるし、女性の方が寒がりが多く、靴下の重ね履きや半身浴などの「温活」にハマる人も多いような感じがします。

このあたりについてぼんやりと考えているうちに、ぼくのなかで「かちっ」となにかがハマる音がした。

(じっさいには音は出てないですけどね。出てたらエラいことですけども)

 

そもそも半身浴やからだを温めるというのは、こと「冷え性の改善」のためには「いちばんやってはいけない」ことなのだそうです。

というのも、からだを温めるとからだ表面の血管が開いてしまう。

そうなると体温をどんどん「排出」してしまうのであります。

温めることを常習化してしまうと、いわば「窓の開けっ放し」みたいなことで体熱を逆に下げていってしまって体温がどんどん下がっていってしまう。

 

「温活」をしても特段問題が出ていないというのが、女性ならではの「強さ」なのかもしれないです。

というのも、ぼくはかつてひどい冷え性で半身浴などを毎日続けていた時期がありました。

そうすると、ぎゃくに症状がどんどん悪化していってしまったのです。

しまいには精神的にもおかしくなってきて、体調は「絶不調」に陥りました。

聞けば半身浴を継続することで体調が悪化する人はけっこういるようでした。

 

男のくせに半身浴をしたのが間違っていたのだと思います。

「男は冷えに強いはず」という誤った認識があった。

でもこれは逆だったのです。

冷えに弱いからこそ、むしろ「温め」はあまりしないほうがよかった。

ヨガで血行を良くするとむしろ体調が悪化していたのも、これが原因だったかもしれないです。

 

そういえば先日から座禅と掃除を習慣化するようになってから140日を超えていますが、最近冷え性が治っているのです。

真冬なのにそれほど強い冷えを感じない。

かつては夏場でさえ手足がキンキンに冷え、明らかな冷え性の症状が出ていたというのに・・・。

座禅は「はだし」で行うし、エアコンなどもつけません。

寒いところで裸足でじっとして、座禅が終わったらこんどは「経行」といって裸足で冷たいフローリングの床の上をゆっくりゆっくり歩く、ということをします。

また掃除は部屋の窓を全開にしてやりますから、早朝の掃除というのは痛いぐらい寒いときがあります。

そして禅では入浴は「からすの行水」です。

サササと洗ってサササと湯船につかったら、サササと上がる。

「ぬくもる」などということはやらないのであります。

また朝の洗顔も冷水のままバシャバシャやる。

つまり「冷え冷え」なのでありますね。

 

もしかしたら、これが良かったのかもしれません。

寒い、冷たいと、からだの表面の血管は収縮します。

すると体熱が逃げていかなくなるのですね。

結果、深部体温の変化は案外少なくなってむしろ冷えを感じなくなっていく、というような。

寒がりの人は「冷えはよくない」ということを曲解して温めてばかりいるのかもしれません。

そういうことをすると「いつも風呂上がりのような」状態になってしまって、湯冷めするようにどんどん体熱を放散してしまっているのかもしれませんね。

 

あと別件で「強い運動をすると非常に冷える」というのが、かつてありました。

あれだけ動いたのだから体温は絶対に上がっているはずなのに、どんどんからだが冷えていく。

もしかするとこれは「男性ホルモン」のなせるわざだったかもしれません。

そもそもぼくは男性ホルモンが多いようで、手の薬指がかなり長く中指との差が5mmもありません。

手の薬指が長いひとは男性ホルモンが多いのだそうで、だから筋肉がつきやすいのかもしれません。

もともと男性ホルモンが多いのにそこに追い打ちをかけるようにテストステロンドバドバなことをやるから、「冷えに弱く」なってしまったのかもしれません。

最近はテストステロン教とでもいうべき「筋トレ推進派閥」のような動きがありますが、もしかしたら注意したほうが良いのかもしれませんね。

確かにテストステロンには精神の活性など良い側面も多いですが「循環器への負担」ということも起こるかもしれません。

多すぎる男性ホルモンは血行を阻害し、血圧を上げ、循環器を疲弊させる原因にもなりかねません。

どのようなことも「適度に」が良さそうです。

 

そういえば最近女性に冷え性が多いのは単純にストレスが多くなったからでは、と思ったりもしました。

昨今は男女平等という思想から女性も男性と同等の生活、仕事をするのが普通になっています。

さて、では女性ホルモンが相対的に多い女性が、男性と同等あるいはそれ以上のストレスを抱えた場合どのような反応が考えられるでしょうか?

ストレスは女性ホルモンを低減させるそうで、そうなると血行が阻害されやすくなります。

生まれながらに旺盛な血液循環を前提とした体組成になっているということは、ぎゃくに「血行阻害に弱い」のかもしれません。

だからよけいに冷えを強く感じてしまう、ということはないでしょうか。

だからこそ、女性はヨガや半身浴など「血行をよくする」物事に惹かれる傾向があるのではないか。

男性化していく社会生活に対抗し、本能が「方法論」で女性ホルモンを補おうとしているのではないか・・・

 

ま、それは考えすぎかもしれませんけどね。

さておき、でもやはり思うのは「常識を疑え」ということであります。

・女性は冷やしてはいけない、女性は冷えに弱いというのは、実際には正しくはなかった。

・むしろ男性のほうが、生き物としては冷えに弱かった。

・寒いからといって温めていると血管が拡張し体熱を放散してしまうので、かえって冷えに弱くなる。

・血行が良いことは正義だと思っていたが、血行が良いと体熱が奪われて、逆に冷えによる弊害を受けやすくなる。

ぼくが思っていた「正解」は、むしろ逆方向の間違いを含んでいたのでした。

 

そしてやはり、もうひとつ思うのは「さからうな」ということであります。

寒いなら、寒いのもよし。

暑いなら、暑いのもよし。

男なら、男らしく生きよ。

女なら、女らしくあれ。

逆式によって相克するべからず、順式によって相生すべし。

情報やイデオロギー、商業主義に計画された欲望のパンプアップなどに踊らされず、不動の天地軸をもってそれ、ここ、そのままに、いまを生きよ。

それが「ひとのみち」なのかもしれませんね。

 

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