下がる体温

もともとは、体温が高めだったのです。

昨年まで普段は36.8度ぐらいで、ちょっと動いたら37.1度。

ずっとそんな感じでした。

 

去年の頭ぐらいから気管支の調子がおかしくて、なんか息苦しいなあというのが続いていました。

最近になってようやくマシになってきています。

最近コロナウィルスというのが流行っているのでもしかしてぼくもそうなんじゃないか……なんて心配したこともありましたが、咳はほとんど出ません。

そして熱もまったく出ないし、なによりぼくはほとんど外出しないし人混みにも行かないから、そんなわけはないんですよね。

だからそういうウィルス性のものではないのだろうなあと思います。

 

さておき、そんな症状が徐々にマシになっていったのは掃除を毎日するようになってからです。

だからハウスダスト的なものが何か関係していたのかな、と思うときがあります。

また持病のパニック発作もそれから出なくなってきているので、何らかの炎症がトリガーになっていたんじゃないか、と最近は考えています。

 

パニック発作が出なくなったのと時期を同じくして、気がついたことがあります。

体温が、下がっている。

もともといつ測っても36.8~9度ぐらいだったのに、最近は36.5ぐらいになっているんですね。

ちょっと寒いな、と感じたときは36.3度のこともあります。

低体温症というほどでもないでしょうが、体温が下がってきているのです。

 

だから、こう思ったのです。

ぼくは「体温が高めだ」とずっと思っていたけれど、それはもしかすると「ずっと炎症していた」ってことはないのだろうか。

暑がりだと思っていたけれど、単純に熱を出していた、ってことはないか。

そもそもずっとさかのぼって高校生ぐらいのときは、平熱は36.4~5ぐらいでした。

ゴリゴリに柔道をしていた頃でしたから、筋肉量が少ないとか運動量が少ないということは絶対に考えられません。

ほんとうの平熱は、そんなものなのかもしれない。

だから昨年あたりまでのぼくの体温のほうが異常だったのかもしれません。

大酒飲みで掃除もあまりしないタイプだったから、どこかが炎症していたのかも。

 

さて最近の傾向としては、パニック発作こそ出ませんが、それが出るきっかけになるあの「独特の感覚」は、たまに出ています。

しかしそれほどひどいものではないので、発作には至りません。

ごく弱い「あの感覚」でとどまっている。

そしてそのときに体温を測ってみて、共通点を発見しました。

「体温が36.4度未満のとき」

に、それは出るのです。

じつは以前パニック発作が多発していたころ、「あの感覚」が出たときはだいたい「36.9度以上」でした。

そして発作が出ている最中は37.0度以上になっていました。

 

つまり、こういうことなのかもしれません。

「あの感覚」は、体温を上げようとしている反応である。

以前は炎症が原因で、何らかの異物や毒素を排除するための「病的反応」だったかもしれません。

そして最近は低体温になりかけたときに通常の体温まで戻そうとする「恒常反応」なのかも。

後者は病的なものではないし、体温がある程度戻れば解除されるので長くは続かず結果発作には至りにくい、というような……。

まあ、あくまで推論ですけれども。

 

寒いのです。

パニック障害真っ盛りだったころ、ぼくの体重は75~80kgほどありました。

しかしお酒を完全にやめてから、体重は標準体重にほど近い64~5kgになった。

脂肪が消えてしまったのです。

そのせいで寒いと感じることが多くなっています。

ダイエットで脂肪が減った場合、これに自律神経が慣れるまで1~2年かかる場合もあるのだそうです。

フォーシーズンを最低でも一回は通過せねばならない。

体重の上下が激しいと自律神経を疲労させるのだそうで、とにかく痩せれば良いというような単純なことでもないようです。

まず大事なのは「体重が安定していること」なのでしょうね。

 

だからこれからのぼくがすべきことは、

・筋肉量の増加

・基礎代謝の増加

・肝臓を元気に

というところなんだろうと思います。

脂肪による保温機能を代替する機能(これは本来的な機能ともいえますが)を復活させねばならない。

やはり、道のりは長いなあ。

「これをしたら、全部解決」

みたいなファンタジーはやっぱり存在しないのかもしれません。

なにかを変えるということは、それに関連していたことも変わるということ。

すべてのバランスが整うまでには、想像以上の時間がかかるのかもしれません。

 

ま、だから結局、運動せいっちゅうことですなあ。

思春期にけっこう激しい運動をして育ったから、ある程度の運動をすることが前提の体組成になっている可能性はあります。

 

ちなみに最近知ったのは「体温が上がると免疫力がアップする」っていうのは、ほとんど根拠のない話なんだそうです。

あとショウガを食べたら体温が上がるというのも、とくに明確な実験結果があるわけでもないらしい。

このへんは一種の「医学風迷信」にほど近いことなのかもしれません。

ただショウガは血行促進や血管拡張の作用があるので、体熱循環という観点では効果はあるそうです。

また感覚的に「熱感」をともなうので、あったかい感じがリラックスにつながるというのもあるらしい。

しかしいっぽう発汗作用もあるので、あまりショウガを取りすぎると逆に体温は低下するから気をつけたほうがいいかもしれません。

 

「○○をしたら△△になる」

 

こういう単純な理屈からは、そろそろ卒業しようと思います。

正確には「○○をしたら△△になるが、そのかわりに□□というデメリットが同時に生まれる」なんですよね。

そして「○○をしたら△△になる」ということじたいがウソ、あるいはその傾向はかなり少ない、ということも往々にしてある。

じつはラクをしたいという怠け心がこのような「シンプルな因果」を求めているんですね。

トマトダイエットなんかがいい例ですし、風水なんかもそうです。

この世界はもう少し複雑なロジックで動いていて、多重因果のほうがノーマルです。

あれをしたらこうなったというような単一ユニットの因果で解決できることは、とても少ない。

シンプルな因果に騙されるのは頭が弱いのではなく、こころが弱いのでありますね。

根気がないから、騙される。

 

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