数字と恐怖を切り離そう

けさ新聞を取りに行ったら、第一面の見出しに大きく出ていました。

「東京で感染 1日に118人」

こういうのを見ると、「わっ!」ってなりますよね。

うわ、も、ヤバいんじゃないのって。

テレビでも、とにかく増えた増えたよ、あ、ヨイショーッ、増えた増えたーー! ってやってる。

先日、兵庫県の井戸知事さんが「高校の授業、8日から開始しまーす」って言ったところ、兵庫県のSNSが炎上したらしいです。

 

待てよ。

よく見る、コロナウィルスの感染者数グラフ、あれって「累計」なんですよね。

増えるのは、あたりまえじゃん。

「回復者数のグラフ」というのは、あまり出てこない。

調べてみたら、あたりまえなんだけど、回復者数も増えていっているのですね。

とくに世界規模では、回復者数もうなぎのぼりです。

ていうか、累計がほんとうに大事なのは「回復者数」のほうですよね。

感染者数の累計って、あんまり意味ない。

「感染者数 – 回復者数」のアクティブ数の、累計ではなく「推移」を見ないといけないんじゃないの。

ほんとに、あたりまえだけど。

 

あと、ほかの数字も気になるところです。

コロナウィルスによる死亡者数は2020-04-05時点で日本では「63人」とされています。

しかしみんな、もう忘れてしまったのでしょうか?

日本における肺炎による死亡者数は「毎年」「10万人」を超えているということを。

インフルエンザは特効薬があるにも関わらず、「1万人」が亡くなっているという現実を。

自殺者は「毎年」「2万人」いるということを。

そして自殺者数は2018年から減少してきていた、ということを。

そして今回のコロナ絡みで景気が悪化すると、この数字はまた確実に上昇してしまうということを。

 

たしかに、コロナウィルスはコワイです。

決してナメてよいものではないと思います。

しかしこの怖さの半分は、じつは「コロナウィルスだけを見つめる」ことから生まれているのではないのでしょうか?

マスコミにも責任があって、とにかく恐怖を煽る数字ばっかりを出している。

まあこれはマスコミの使命でもあって、良いことよりも悪いことを報道することにこそマスコミは機能すべきなので、機能的に仕方がないところがあります。

 

だから、ちゃんとしないといけないのは、マスコミじゃないのです。

ぼくたちのほうなんだ。

いまこそ、自分自身の「鎮魂」をすべきじゃないのか。

たましずめ。

あらぶるたましいを、しずめるの。

じっとすわって、姿勢を正して、おなかでゆっくり、息をする。

それを15分以上。

座禅でもいい。

 

数字は単体で見てしまったら、「じぶんのこころの中の数字」だけと比較してしまう。

そして、前後際断されてしまう。

前後際断するのは瞑想のときだけに必要なのであって、物事を判断するときには決して持ち出してはならないのです。

過去の数字、未来の予測、周辺の数字、全部を見ないといけない。

 

恐怖というのは、その物事に強くフォーカスすることによって生まれるんですよね。

そこからいったん離れて遠目で眺めてみると、じつはそれほど怖くなかったということもある。

集中すると、怖くなるんです。

パニック発作の恐怖と、同じです。

症状や、からだの変化に強くフォーカスするからこそ、恐怖が生まれる。

恐怖と数字を、切り離そう。

 

 

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