低体温を喜ぶ

ほんっとに、体温下がったなあ~。

まあ下がったといっても、平熱が36.5度とかですけど。

 

「平熱は高いほうがよい」

そんな迷信にぼくは騙されて生きてきました。

平熱が1度上がると免疫力が30%上がる……という話がむかし流行ったことがありましたが、これはまったく医学的根拠がないそうです。

免疫システムというのはものすごく複雑で、体温だけに依存しているシステムではないのだそうです。

そりゃ、そうだわなあ。

もし免疫が体温だけに依存していたら、ちょっと冷えただけでみいんな死んでしまうではないか。

体温ももちろん関係しているだろうけど、それ以外のファクターが複雑に絡み合っていることは間違いないことだと思います。

 

さてそれよりも、最近の研究ではむしろ「体温は低いほうが良い」とされているようです。

低体温の人のほうが長生きするというのは疫学的に確かな事実とされているそうです。

その原因には「活性酸素」が深く関係しているらしい。

 

体温が高いということはつまり「ずっと燃えている」ということです。

燃えるというのは比喩ではなく実際に体内の物質が酸化しているということ。

このことで体温が上昇する。

体温が高い状態が長いと、酸化で生まれた活性酸素が大量発生するということで、これは様々な病気を誘発してしまう。

DNAを損傷させてしまうこともあって、これはガンなどの原因にもなりうる。

そういえば男性より女性のほうが長生きで丈夫だったりするけど、これも女性が比較的低体温だからなのかもしれないですね。

 

まあふつうに考えて、とくに運動もしていないのに体温が高いというのは「むだなエネルギーを消費している」ともいえます。

ていうか、それはただの炎症なのではないか?

さまざまな精神疾患も炎症が関与しているのではないか、というのが最近の研究なのだそうです。

「高体温=善」というのもまた一種の幼児化から生まれた認識だったのかもしれません。

 

ただ低体温は良いことばかりではないです。

・副交感神経が優位になるので、不定愁訴が増える

・アレルギーが強化される

・寒い

・元気があまりない

・太りやすくなる

ううむ、まさに一長一短!

体温が高いと交感神経が優位になるので、元気ハツラツでいられるし代謝も血行も良い。

そのかわり、活性酸素が増えていろんなコワイ病気が待ち受けている。

いっぽう体温が低いと副交感神経が優位で落ち着いていて病気のリスクが減り長寿になるけれど、ふだんからヌタァーっとして元気なく、代謝も血行も良くない。

 

だからアレだ、これって「命の前借りかどうか」ってだけなのかもしれないですね。

いつも元気ハツラツでテンションが高く、健康至極で行動的な人って羨ましい限りなんですけど、もしかしたら命の前借りをしているだけなのかもしれない。

いっぽうおとなしくて控えめであまり活動的ではなく、ふだんから体調のことでグズグズ言っているひとって、正直うっとうしいけど、命のエコモード利用なのもしれない。

 

ううむ、そうなってくると、よけいにわからんね。

どっちがいいのか、わるいのか。

まあたぶん、わからないので正解なんだと思う。

ただいえるのは、低体温だからといって、なにも悩む必要はないってことだな。

むろん病的な低体温なら心配をしたほうがいいんだろうけど、35度前後なら、べつにいいんじゃないかな。「そういう人」なだけかもしれない。

 

つまり、ちょっと安心したんですよね。

むかしはずーっと36.8~37.1度っていう高体温で、高体温だった以前のほうが確かに元気だったような気がするし、気も強かった。

でもそのかわりパニック発作は連発するし、痔や腰痛、血尿みたいにもよくなるし、むやみに汗をかくし、血圧もずっと高かったし、大食いだし、イライラもひどかった。

それが掃除と座禅を習慣化するようになってから、きゅうに体温が下がったのです。

そうするとパニック発作があまり出なくなってきて、全体的には体調は良い。

でもなんかあちこち痛んだりカラダが重くなったりして、めんどうくさがり屋さんになってしまったりして、あー、もー、仕事なんてやってられっかバッキャローとか思うようになったりして、どーにもシャキっとせん。

パニックは良くなっても、なんか別のコワイ病気になるんじゃないか・・・っていう心配も、たまに出ていました。

だって「体温が低いと免疫力が低下する」なんていう迷信を信じてたりしたんだもの。

 

関係ないらしい。

ていうかむしろ、低体温のほうが長生きするし、デカい病気になりにくいそうなんですね。

これは「医学・疫学的に」間違いないそうです。

 

うん、そうだな、「いいほう」だけ見てることにしよう。

低体温だってことは「燃費が良い」ともいえる。

それはそれで、いいことじゃん?

ずっと燃えてて元気なのって、べつの言い方をしたら「うざい」「ダサい」ともいえる。

おとなしくて冷静なのは、べつの言い方をすれば「愛らしい」「クール」ともいえる。

もうオッサンなんだ、「いやあ、どうもなんか、すみませんねぇテヘペロ」ってな感じで、おとなしくズルく、ウナギみたいにヌルヌル掴みどころなくテキトーに生きていくのも、ラクでいいじゃん。

機嫌さえ良ければ、もうなんだっていいぜ。

 

 

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