うわ〜、わりとショックなのだ。
音楽を聴くと、男性ホルモンである「テストステロン」の量は減っていくのだそうです。
どうも最近イライラすると思ったら、男性更年期障害の可能性もあるみたいです。
テストステロンというホルモンが急激に減ると、イライラ・ソワソワ・無気力・不安・恐慌などが起きやすくなるんだそうです。
「テストステロンがいっぱい出る音楽」
みたいなの、ないかなーと思って調べていたら、ショックであります。
音楽というものじたいが、テストステロンを減少させる
んだってさ。
とくに、好きな音楽ほどダメらしい。
逆に女の人は、音楽を聴くとテストステロンがよく出るようになるらしいです。
なんじゃそら!
いちばんいいのは「無音」らしいです。
もしこれがホントなら、ぼくは男性ホルモンが激減する生活を効率よくやっていることになります。
・デスクワークで運動不足ぎみ。
・けっこう目とかアタマなど神経をよく使う仕事。
・競争する必要がない仕事。
・達成感はそれほど強くないが、変化が少なくわりと安定している仕事。
・ずっと音楽(とくにハワイアンミュージック)を聞きながら仕事をしている。
・あまり人と会わない生活。
・とくに若い女性や美女にはめったに会わない。
アカーン!
こんなもん、ふつうに考えて「たまぬけ」になるわ!
性格とか遺伝とか、セボネのユガミとか姿勢とか呼吸とか、あんま関係ねーわ。
問題はそこじゃねーわ、生活習慣だな。
パニック障害になって外出恐怖になったから、それでも大丈夫な環境を一生懸命構築してきたんだけど、それがいわば仇になったところもあるね。
無理してでも外出する必要がなくなって、ずっと快適な環境で仕事に集中できるようになった。
まあ、このおかげで結局仕事にシフトしやすくなって経営的には安定するようになったんだけど、副作用があったんだ。
ぼくはテストステロンと引き換えに、平和を手に入れてしまったんだなあ。
男性ホルモンをガッツリ出すためには、やっぱり「戦う」必要があるんだそうです。
ヨガだの瞑想だの仏教だのに傾注して「平和でやさしいアタクシ」なんかを目指してる場合じゃなかったんだ。
副交感神経ばっかりONにしてる場合じゃなかった。
女性ならいいのかもしれないけど、まだ老年になってもないオトコがやることじゃなかったんだな。
そんなことは、あと20年ぐらいしてからやればいいや。
もともとぼくは平和主義で競争意識も少ないほうだから、むしろ逆に意識して「戦う」必要があったのかもしれないな。
平和な男が平和に埋没したら、ビョーキするんだなあ。知らんかった。
陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる。
このことわざは、やっぱり正しかったんだ。
じぶんの性質とは逆のこともたまにはやらないと、バランスおかしくなるんだなあ。
好きなことばっかりやってたんじゃ、ぎゃくに人生つまんなくなるんだ。
音楽は基本的にテストステロンを低下させるけど、一部例外があるらしいです。
「EDM」という種類の音楽は、テストステロンがどばあーっと出るらしい。
うわ~! うるせ!
まあでも、なんかわからんでもない。
こういう、アッパーでダークでパワフルな感じって、たしかに「テストステロン!」っていう感じがする。
色でいえば、赤黒。
ぼくが好きなハワイアンミュージックの「そらいろ」とは、いわば対踵関係にあるかもしれない音楽ですね。
たまにはこういう、ガラの悪い音楽も聞いてみるか。
そういえば、癒し系のやさしい音楽には「魔」が寄ってくるけれど、ガラの悪いうるさい、勢いの強い音楽には「魔を祓う」ちからがあると聞いたこともあります。魔は気が弱いから、強そうなものが嫌いなんだ。
いっつもニコニコヘラヘラしてる男なんて、男じゃねえや。気色のわるい。
そろそろ、空手でも習いにいこうかな。
男には、たまにはケンカが必要なんだ。
やさしい奴ほど、ケンカしねえと。
男っ気ムンムンのなかでゲロ吐きそうになる日も、だいじな日なんだな。