久々に「塩風呂」に入ったんですよね。
そしたらものすごく、気持ちよかったです。
やっぱたまには、塩風呂いいね。
ずいぶん昔ですけど、なんとなくフト思いついて風呂に塩をブチこんでやったんです。
粗塩を、お相撲さんみたいにひとつかみして、風呂桶にバサー。
よくかきまぜて入ったら、からだじゅうポカポカして、すごく温まったんですね。
バブとかの比ではありません。どんな入浴剤よりも、あったまる。
で、湯冷めもあんまりしないんです。
冬がいちばんいいけど、夏もいいんです。
夏ってどうしても、なんか全身がヌメつく感じがあります。
不浄な感じがある。
これまた塩風呂にはいると、スカー! とするのです。
なんかこういうことを書くと、スピ系のナニガシみたいでちょっと不本意なんだけど、やっぱり思う。
塩って、なんかあるな
と。
歯肉炎とかも、粗塩で歯磨きしたらけっこう治るんですよねえ。
ちょっとした風邪っぴきなら、濃い塩水でうがいしたり、鼻うがいしたら治ることもあります。
とにかく、なんか調子わるかったら塩とか塩水でなんかしたら、よくなることが多いです。
ふしぎ。
科学的には、塩水の電解質が皮膚や粘膜に作用したり、殺菌効果があったりして、良い効果があると言われているみたいですね。
昔の人も、生活のなかで発見したんでしょうね。
塩を使ったら、なんかいろいろ具合がいいぞ。
神棚に塩を盛るのも、聖水が塩水なのも、そんなことから習慣になったのかもしれませんね。
塩には浄化作用があるんじゃないか、って。
あるね。
ちょっとしたモヤモヤ感なら、塩風呂でけっこうスカっとする。
よく考えたら塩風呂って「海に入ってる」のとよく似てるんですよね。だいぶ薄いけど。
生命の根源は海にあるというし、人間の8割は塩水でできてるともいうし、塩水ってなんかあるんでしょうね、ほんとうに。
塩風呂は気持ちいけど、毎日はよくないらしいです。
塩って思ったより刺激が強いから、お肌を傷める場合もあるそうです。
あと、湯船もいたむ。
あんなに薄い塩水だから、週に1回ぐらいならどうということはないんでしょうけど、チリも積もれば山となる。
どんなことでも「毎日」はいけませんな。
健康にいいことでも、毎日やったら、毒になります。