なにかの初心者に、なろう

なんか最近、調子いいんだよなあ。

いままではなんとなく息苦しくて、急に立ち上がったら立ちくらみとかして、ずっとのぼせてるし、動悸がしたりして、あー、もうっ!

夜はけっこう眠れているし、食欲もあるし、ある程度運動もしてるし、へんなことしてないのに、なんだかなー。

もうっ!

ていうのが、ずーっとでした。

 

でもさいきんは、変なの。

息苦しさもないし、立ちくらみも動悸もないし、ちょっとぐらい寝不足しても平気。

なんでだろう?

 

気づいたんですけど、これってやっぱりストレスだったんだろうなーと。

毎日が平穏で、面白いことはとくにないけど、イヤなことはとくになくて、嫌いなひととかいないし、家族も病気とかしてなくて、仕事も順調だし、仲が悪いひととかもいない。

平和なの。すごく平穏なの。

だけど思うに、「面白いことがない」っていうのが、じつはとんでもないストレスだったんだろうなって気がついた。

 

じつはここ最近「メタバース」っていう新しい技術について勉強してるんですよね。

これがすごく、面白い。

これってすごい未来くるなー、ってわくわくしながら本を読んだりサイトで情報探したりして、じっさいにメタバースに入ってみたり、ワールドを作ってみたりしてたら、時間が経つのを忘れちゃう。

いままでは、仕事をしてたら息苦しくなって立ちくらみを起こすことが多かったんですけど、おんなじようにパソコンで作業してるのに全然そんなことがない。

仕事は全然きらいじゃないし、むしろ好きなことなんで、仕事がイヤだっていう気持ちは本当にないのです。

でも、ほんとうの、ほんとうは、イヤだったのかもしれないなあ。

うん、たしかに逃げ出したくなるほどイヤではないのです。

でも、なんていうか、イヤじゃないけど、面白くはない。

この「面白くはない」っていうところが、すごいポイントだったような気がする。

 

やっぱり人間は、わくわくすることとか、楽しいこととかがないと、具合がわるくなる生き物なのかもしれませんね。

とくに、なにか新しい知識とか、技術とか、そういうものを取り込むことを全然しないで、いままで積み上げてきたものだけで生きていたら、神経の調子がおかしくなるのです。

なにかの初心者に、なろう。

あたらしいことを学ぶきもちとか、もっと成長しようとか、じょうずになろうとか、そういうのがたぶん、ココロの栄養なんだと思う。

禅や仏教では「今、ここに集中しなさい」というけれど、そればかりだと、だんだん苦しくなってくる。

やっぱり人間は、未来のほうに顔をむけて、前にむかって進んでいくいきものなんだ。

過去のほうに、うしろのほうに向かっていっても苦しいし、今ここにとどまってばかりいても、苦しい。

やっぱり、未来にむかって、前にむかって、進んでいくことが、人間のしあわせなんだと実感しています。

 

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