やっぱりぼくのパニック発作は「ハウスダスト」がすげー深く関係していたようです。
よくパニック発作は「無条件」で起こると言われているけど、そんなことないのかもしれない。
ハウスダストなどで神経が炎症して、いろんな刺激に過敏になってしまうことで出るもののような気がしています。
最近は毎日掃除していて、そろそろ180日目に至ろうかというところです。
そして日に日に発作に至る「あの感じ」が減ってきています。
じつは掃除を始めた頃は、むしろ発作が連発していました。
ぼくにはもともと弱いハウスダストアレルギーがあって、咳やクシャミはほとんど出ませんが、かわりに皮膚がかゆくなったり、神経がコーフンしたりする。
掃除を習慣化していなかったころは、掃除をすることで「やぶへびをつついた」ことになっていたのだと思います。
またぼくは当初、誤った掃除のしかたをしていました。
こともあろうか、まず最初にホウキで床を掃いていたのです。それも、窓を締め切ったまま。
そんなことをしたら、モウモウとホコリが舞い上がるだけで、むしろ掃除をしていないときより空気はひどい状態になります。
空中に飛散したハウスダストを吸引して、頻繁に発作が出ていたのではないかと想像します。
これを改めて、まずは「フロアークイックルワイパー」というものでまずそーっとホコリをとってから掃除機をかけるようになると、発作の頻度は減っていきました。
そんな感じで掃除方式のバージョンアップを続けていくにしたがって、発作の頻度は減り、外出恐怖の強度も減っていきました。
さて先日、このことがほぼ確信に至ることがありました。
かなり長い間毎日掃除を続けているので、もうこの家に「地獄」はない、と思っていました。
でもやはり、盲点があった。
リビングにあるタンス2つの裏側を、完全に見落としていました。
ある日そのタンスの裏から綿埃が「ちょっぴり」顔を出しているのに気がついて、動かしてみました。
するとそこには「地獄」がありました。
綿埃がわんさか積もっていて、ゴキブリの死体も数匹あり、カビも生えています。
掃除機で吸うとほんの数分でフィルター交換サインが出るほどの、大量のホコリでした。
タンスはこの家に越してきて10年ぐらい、一度も動かしていなかったかもしれません……。
そうやって掃除をしっかりしたところ、翌日に変化がありました。
からだ全体が熱っぽくなり、息苦しさがあり、微熱が出ました。黄色いタンも出ます。
神経が炎症している感じがあって、パニック発作の「寸止め」状態になります。
発作にはギリギリで至らないが、あともう少し状態がひどければ発作になる、という感じです。
しかしぼくは、もうこのような変化には慣れました。
大規模な掃除を行うと必ずこうなるのです。
そしてこの異変は、もう1〜2日経過すれば、なくなります。
「マスクをすればいいのに」
ええ、もちろん、しています。
じつは掃除をはじめた最初のころは、マスクをせずにやっていました。
ぼくのあの違和感の原因がハウスダストである可能性が濃厚になってから、反省をしてマスクをするようになりました。
しかーし!
じつはほとんど、意味がないことに気が付きました。
大規模な掃除をするときには、マスクは役に立っていない。
一緒なのです。
マスクをしていても、していなくても、ほとんど関係がない。
非常に正確に、翌日に体調不良が出る。
なぜか。
最初は、ホコリの吸引ではなく皮膚や眼などにそれが付着するからかも、と思いました。
そうではない。
マスクをして呼吸に集中をすれば、確実にわかることでした。
吸気によって入ってくる空気の大半は、マスクの布を通してではなく、「顔とマスクの間」から直接入ってきている。
あたりまえである。
布というのは空気抵抗が強いため、空気が通りにくいです。
それがあるからこそホコリやウィルスなどを「濾し取る」ことができます。
しかし空気というのは流体なので、抵抗の少ないところから入ってくる。理の当然である。
つまりハナの横や、頬の左右、アゴの下など。
最近はワイヤー入りのものがあってマスクを顔の形に沿わせることができるものがありますが、これもあまり意味がない。
ナノメートル単位で隙間を防ぐなど、どだい無理なのであります。
「てぬぐい」で口と鼻を完全に覆って頭の後ろでくくっても、おなじでした。
どうしても、鼻の横などから大量に空気が入ります。
そこでぼくは、完全に気がついたのであります。
掃除におけるマスクは、気休め以外の何者でもない。
「正面から飛来する、少量の異物」に対しては、ある程度効果がある。
そして、「じぶんから出ていくものを防ぐ」効果はかなり高いと思います。
咳やくしゃみなどで噴霧する粘液を止める、その効果は抜群だろうと思います。
でも大掃除で膨大な量のホコリやハウスダストが舞っているときには、ほとんど効果がない。
むろんしていないときよりはマシということはあるが、アレルギーというのは、そういうことではない。
微量であってもアレルゲンを吸ってしまったら、基本的には同じ結果が待っている。
だからこそ、アレルギーといわれる。
だからこれを回避しようと思ったらもう、「ガスマスク」しかないのかもしれません。
掃除のときに、ガスマスクをしてやる。
……。
いや、それはいくらなんでも、病的であるな。
やりすぎである。
だからもう、割り切ったのでありますよね。
大掃除をするときは「明日倒れてもよい日」にすることにした。
もちろんマスクはする。
でもその効果を過信してはいけない。
マスクは免罪符ではない、たかだか「直接吸引の確率を低減する」程度の効果しかない。
そもそもの話大掃除をしたときにそれほど大量のホコリが出るということは、日頃の行いの結果でもあります。
火のないところに煙は立たず、タンスの裏であろうがどこであろうが、そもそも部屋の中にホコリが少ななければ溜まりようがない。
ゴキブリだのダニだの、彼らだってホコリやゴミを食いに来ているのである。
エサがなければ、虫もよってこない。
さんざん怠惰をカマして溜めたホコリに引き寄せられてきた虫さんを、殺虫剤などでぶっ殺しまくるなど人倫にもとる。
じぶんでエサをまいておいて殺しているのである。あまりにも、残酷である。バチあたんぞ。
1年に1回か2回、大きな家具を動かして、サッと掃除をしておけば、こんなことにはならなかったのであります。
長年の「怠惰」のツケによって、膨大なホコリを吸うハメになってる。
掃除しよう。
家の「地獄」を見つけるたびに、決意を新たにするのでありますよ。
ウィルスのほうのお話ですけれど。
敵の 勝つの 憎い 戦う
なんて 姿勢 意識 なればこそ
過剰に 暴走 するのではないか …
免疫さんに 穏やかーに 作用してもらって
コロナさんを やんわり
うまいこと いいかんじ に 抑えて
両者 互いに 共存 共栄 していきましょうや …
な 道 で いいのではないでしょうか
とか。
どしろうと は おもいました
この 記事 読んで なんとなぁく。(_ _)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200503-00000558-san-sctch
コメント欄も ご参照。
コメントありがとうございます。
> 両者 互いに 共存 共栄 していきましょうや …
それができれば最高ですし、そうなれたらいいなと思います。
でも最大の問題は、それができるかできないかさえ、現段階ではわかっていないことですね。
そしていま確実にわかっていることは、今回の疫病で困っている人がたくさんいるということ。
最近気がついたのは、共存共栄という考え方や精神的姿勢のようなことを言っているだけでは「高みの見物」と一緒で、ぼくがもっとも嫌いな位相になってしまうな、ということです。
だからそんな次元は「捨てて」、できることをしていこうと思います。