おとなの知恵熱

「胃腸が疲れているので」「熱が出ている」。

そう考えていました。

うーん、もしかすると、逆だったりするのだろうか。

 

「熱が出ているから」「おなかが痛い」。

 

ありうるな、と思ったりします。

というのも、ぼくは熱が出ると、古傷の腰や肩がとても痛くなることがあります。

腰や肩がわるいので、熱が出ているのではないと思います。

熱のせいで、古傷がいたむ。

 

胃腸が疲れている、それはたぶんそうなのでしょう。

しかし胃腸のせいで熱が出ている、というわけでは、どうもなさそうなのです。

というのも、熱が下がると、腹痛も一緒になくなるからです。

この感じは、古傷のときと全く同じ感じです。

 

「心因性発熱」というのが、あるのだそうです。

いわば「大人の知恵熱」。

ストレスが大きかったりすると、大人でも知恵熱を出すのだそうです。

 

ありうる。

というのも、ここ数ヶ月、休みの日でも仕事に関係することで研究のようなことを続けていました。

ぼくの拙い脳みそにとってはかなりむずかしいことを勉強していて、これが発熱の原因になったことは、可能性としてあります。

 

おかしいんですよ。

ぼくは在宅勤務なので、あまり外出をしません。

なのに、家族のなかで「ぼくだけが」胃腸風邪のような症状を訴え、微熱が続いているのです。

べつに無理な運動をしたわけでもなく、寒いところでじっとしていたことも、とくにはありません。

ある悩みというか、けっこう気にかかっていたことがあったのですが(10年越しの悩みです)、じつはそれがほぼ解決したのが2月末。

また3月に入ってからは、すこし仕事が落ち着いてきたのもありました。

そのときに、ドカーっと出たのです。

心因性発熱は、休みの日に出るという特徴もあるんだそうです。

また、心因性発熱は、パニック障害などの神経症を伴うことも多いといいます。

 

ううむ。

もしかすると、ぼくの「そのそもの不具合」が、この心因性発熱だったのかもしれないという疑問がうまれます。

ちょっとした微熱を出すことは、昔からよくあるのですよ。

病院に行っても「ちょっと白血球が多いですけど、まあべつに、異常というほどでもないですね。」と、いつも先生にいわれます。

結局「疲れからきた風邪でしょうな。」ということで、いつも終わります。

そして数日休んで横になっちていたら、だいたいそのうち、治ってしまいます。

また、この「よくわからない微熱」が出る時に、パニック発作を起こすことがひじょうに多いのです。

 

性格的に、けっこう完璧主義なとことがあります。

ものすごい完璧主義ということではありませんが、とくに締切ということに、ちょっと病的にこだわるところがあります。

まあ1日ぐらいいいじゃん、っていうのは、絶対にありえない。

人が決めたことでも、じぶんで決めたことでも、「ケツ」を設定してしまったら、病的にそれに執着する傾向があります。

だからぼくのばあい「目標」などというものを不用意に設定すると、ぶっ壊れる可能性があります。

なので「管理」は必ずするけれど、「目標設定はしない」ということに、注意するようにしています。

 

ちょっと、油断したんですよね。

先日から、売上目標とかを不用意に立ててしまったんです。

概算で立てるぶんにはいいですし、これは必要なことなのですが、ついつい昔の営業マン時代のクセが出て、がっつり立ててしまった。

円単位で立ててしまった。

そうすると、いつのまにかそれに「縛られて」いってしまったのですよね。

結果、必要以上に仕事を頑張ってしまったところがあります。

 

完璧主義というのは、デザインをするうえでは、多少必要なところがあります。

だからこの気質を放棄したり、治したりしてしまうことは、長期的に見れば問題になる可能性があります。

なので「わたしは完璧主義な傾向がある」ということをよく理解して、無理をしないように「じぶんをコントロールする」ことが、いちばん大事なんだろうなあと思います。

 

もっと、ゆっくり。

完了させることよりも、お客さんに喜んでもらうほうを、大事にするとか。

納品することや、完成させることばかりじゃなくて、未完了でもリリースできる方法を模索するとか。

そんなことも、意識していこうと思います。

 

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