テンポについて

創価学会のひとには気が強くで元気だけど、かなり落ち着きがない人が多いような気がする。

ひとことでいうと「こわい」。

なんでだろうかと思っていたら、もしかしたら「読経の速度」なんじゃないか、と思ったりしたのです。

 

母親が昔創価学会で、毎日「勤行」というのをさせられていましたし、日蓮正宗のお寺につれていかれたこともありました。

そこで読経や唱題が行われていたのですけど、それをふと思い出して気がついた。

 

「速えぇよ」

 

すげースピードで読むのです。

とくに題目を唱える唱題にいたっては、まるで早口言葉のようです。

「回数をこなす」っていうことも重要なテーマみたいなので、それゆえに速くなっていくようです。

調べてみると、「15分で1000回唱える」という人が多いらしい。

ということは、「0.9秒に1回」南無妙法蓮華経と唱えることになる。

1秒を切る時間の中に音節として「南無妙」「法蓮」「華経」と3分割するから、1音節がだいたい0.3秒。

ということは、メトロノームでいくと「TEMPO 200」ということになる。

そーそーまさにこんな感じだった!

どしたの? すげー急いでるじゃん!

心臓にわるくね?

 

人が心地よいと感じるテンポは、心臓の鼓動にほど近い「TEMPO 60〜90」ぐらいなんだそうです。

そして読経の速度というのは、一般に「TENPO 80 以下」らしい。

 

80と、200。

倍以上ちがう。

 

仏教っていうのは、ものすごーくザツにいえば、

「落ち着け!」

っていうことなんじゃないかな、と思ったりします。

へんな妄想とか、いらん欲に飲み込まれてワチャワチャせんと、どっしり構えとらんかい。

みたいな。

そういえば我が家では昔「聖教新聞」というのをとっていたのですが、そこの見出しには

「大勝利!」

っていう見出しがよく出ていました。

創価学会のひとってとにかく勝つことが大好きなようで、勝利勝利とよく言っていました。

ぼくが子供の頃から勝負事をあまり好きでなくなってしまったのは、こういうのに辟易してしまったのかもしれないなあ。

カッタカッタカッタカッタうるせんだよ、てめーは壊れたイスか。

って、なるじゃない?

 

ちなみにBPM200の音楽となると、パンクロックみたいな感じが多いんですよね。

元気出るけど、せわしない。

 

いっぽうBPM80っていうのは、レゲエみたいな感じ。ていうかレゲエだな。

 

創価学会は「パンクロック」で、ふつうのお坊さんは「レゲエ」。

なんか、イメージが合うような気がする。

 

あの排他的でこわい感じは、教義とかそういうこともあるとは思うけど、直接的には単純に「唱題スピード」っていうことはないのかな。

毎日やってんだもの、きっと関係あると思う。

あれ、怒ってるみたいな速さなんだものなあ。

貧乏ゆすりの速さともいえる。

 

テンポって精神にものすごく影響するんですよね。

そういえばパニック発作の真っ最中、ゆったりとしたハワイアンミュージックとかを聞くとふしぎに落ち着くことがあります。

これも「テンポ」が関係しているのかもしれませんね。

 

ちなみにタイの読経スピードは、笑っちゃうぐらいスローモーですね。

ほんと失礼で申し訳ないんだけど、字幕の「スカターヌポータゴー」にも、笑ってしまった。

タイ語って、「プミポン」とか妙にカワイイ音が多いんですよね。

ここでは「スカターヌ」と「ポータゴー」の奇跡的なコラボであります。

意味は知らないけど、きっと、なんか、スカターヌなんだろうなあ。

 

チベットもかなり、ゆったりですね。

ていうか眠くなるなあ。すげーゆっくり。

 

いっぽう、なぜか韓国のお経ってかなり速い。

一説には創価学会って韓国や北朝鮮系の文化が一部入っているそうなので、何か関係あるのかもしれませんね。

 

ちなみに日本のも、タイやチベットと似ていてかなりゆったりだと思います。

 

テンポって、大事だと思うんですよね。

速いことがいいこととは、限らない。

すくなくとも精神の健康のためには「ゆっくり」が良いと思うんですよね。

速いと「イーーーッ!」てなるじゃんねえ。

 

ゆっくり生きようぜ。

せわしないと、貧乏になるぜ。

 

 

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