榊がよく枯れていた理由

神棚の榊が、最近よく枯れるという話をしていました。

http://late-amami-8790.pinoko.jp/lookonbright.site/wp/archives/64011

そのころ自律神経が不調でよくイライラしていたから「ぼくのイライラの毒素で枯れてるんじゃないか」なんてトンデモ系のことを書いていました。

 

さっき知ったんですけど、榊って「日陰の植物」なんですね!

知らんかったー。

なんか神社って明るいイメージがあるし、神様って太陽とかそういうアレだから、榊も明るいところの植物だと思ってた。

違うんだってよ。

https://sodatekata.net/flowers/page/851.html

夏の暑さに強く、若干寒さに弱いです。日陰に強く、日向を嫌い、半日陰の場所や日陰の場所で育ちます。大気汚染に強い。

へぇ〜。

 

そこで、疑問が晴れたんですよね。

いちばん引っかかっていたのが、榊を神棚からおろして寝室に移動させると、全然枯れないっていうことだったんです。

神棚ではすぐ枯れるのに、どうして寝室では元気なんだ。

花瓶を熱湯消毒しても、榊を買うお店を変えても、この傾向はかわらない。

だから一瞬「神棚にわるいエネルギーが・・・」みたいなことを考えてしまったわけです。

たぶん、ちがうんだな。

仕事場がとても明るくて暑い

っていうことが原因だったんだ。

 

じつは、寝室と仕事場を入れ替えたんですよ。

理由は、寝室は南東の部屋ですごく明るいから。

ぎゃくに当時の仕事場は北西でちょっと薄暗かったんですね。

寝る場所のほうが薄暗くて、仕事する場所のほうが明るいほうがいいんじゃないか。

そう思って、部屋交換をしたのでした。

神棚は覚醒時にいちばん長くいる場所に置くことにしてるから、神棚も南東の部屋に移動させたのでした。

そしたらガンガンに榊が枯れるから「神様怒ってんのかな」とか、ちょっと思ってしまいますよね。

 

ちがったんだな。

南東の部屋だから、明るすぎたんだと思います。榊にとっては。

それに、この季節は日中はかなり気温が上がります。だからエアコンかけるんですね。

神棚に直射日光が直撃するわけじゃないけど、かなり明るく、寒さには弱いからエアコンの冷たい風があたると弱るのが早いのかもしれません。

 

「神棚の榊は右側がよく枯れる」

よくそんな話も聞きますが、これも日光の関係なんじゃないかなあ。

右側に窓があるとか、家の構造上右側の榊に日光が当たりやすいとか、エアコンの風が当たるとか。

「右側の榊が枯れるのは産土の神様の活動が活発になっているからだ」

「左側の榊が枯れるのは外部の霊のしわざだ」

そんな話もあるけれど、日光の加減だったりしてね。

ていうか、きっとそうなんだと思う。ロマンないけど。

 

しかし、榊が「日陰の植物」だったとはなあ!

意外でした。

太陽の神様祀ってるのに、日陰の植物を飾るんだな。

思うに、神棚って基本室内で奥まったところに飾るから、日光大好き植物だとすぐに枯れてしまうんでしょうね。

とくに古い日本家屋は、家の中暗いですし。

だからあえて日陰に強い植物を飾るようになったのかもしれません。

 

最近の家は窓も大きくて明るいところが多いから、飾る植物も変えてみてもいいんじゃないかな。

要は神様を敬う気持ちが大事なのだから、季節の食べ物を奉納するように、季節の植物を飾ってあげるのもイキなのかもしれませんよね。

それにいくらしきたりだからといって、明るい場所に合わない植物を無理やり飾るのは、殺生かもしれません。

こういう考え方は、バチ当たるのかな?

大丈夫だよな。

だって神様は、そんな狭量なわけはないもの。もっとでけぇ心してるよ。

飾る植物が違うといって姑みたいにグチグチネチネチいう神様なんて、うちの神棚には来ていただかなくて結構です。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です