ヨガとかピラティスとか太極拳とか八段錦とか真向法とか、いろいろやってきました。
もちろんそれぞれ効果はあるけど、気がついたんですよね。
変わったことせんでもいい体操はいくらでもある、ってことに
こと体操に限っては「良いものを厳選して選ぶ」よりも、「なんでもいいからとにかく続ける」ことのほうが、たぶん4万倍大事だな。
べつにカネ払ってヨガ教室なんかいかなくたって、ラジオ体操で充分かもしれないんですよね。
第一と第二をちゃんとやったら、すげー調子よくなる。
プラーナーヤーマもアサナももちろんいいけれど、それよりラジオ体操のほうが知識もコツもいらないぶん、ひじょうに良いと思います。まさに「適切」だと思う。
で、最近見つけてしまったんですよね。
ラジオ体操のさらにウエをいく、ひじょうに良い体操を。
自衛隊体操。
ちょっとやってみたんですけどね。
アカン! これマジでバテるやつや!
自衛隊体操って、訓練の前の「準備体操」らしいんですよね。
これはあくまで、ウォーミングアップなんですわ。
なのにわたくしときたら、準備運動でバテかけております。
ぼくにとってはもはや、これは体操ではなく、鍛錬にちかいです。
冗談抜きでこれを毎日ちゃんとやったら、もはや筋トレさえいらないかもしれません。
ていうか、もっといえば、70代の老人とかでなければこれぐらいできないとアカンのとちがうか、とも思いました。
そりゃあ毎日10km走るのもすごいけどさあ、こういうふうに「全身くまなく動かす」「スピードとパワーもつかう」っていうのも、ものすごく大事ですからね。
おまえキンタマついとんのか! っていうのあるけど、なんのために関節と筋肉もっとるんじゃ! っていうのもあると思う。
これぐらいは動けて、はじめて「にんげん」のような気もします。
とかいいながら、バテちゃってんのなあ。
運動不足って、怖ぇなあ。
からだが自在でないということは、こころも自在でないってことだからな。
からだのうごきは、こころのうごきだ。
運動不足でからだが自在でなくなると、りくつばっかり言うようになる。
勇気も気合も消えてなくなる。
しょうもないやつめ。
なにが昔は本気で武道をしてましたじゃ! このふにゃちん野郎が。
昔できてても、今できてなかったら、なんの意味もねえっつうの。
体力つけて、これがラクラクできるぐらいまでには持っていきたいと思います。
神経の不具合は、からだの鍛錬で治ることも多い。