映画「禅 -ZEN-」を観ました。
座禅もかれこれ180日目を過ぎましたけれども、そーいえば観てなかったなあ。
中村勘九郎さんの「ハマり役」ですよね。
なんかもうこのヒト以外無理、っていうぐらい合ってました。
すごくいい映画でした。
この映画の中で最も印象に残ったのは、道元が永平寺を開くときの宣言でした。
さすが歌舞伎役者というか、ものすごくエエ声でものすごくカッコ良く宣言するのであります。
天に道あり 以て高く清し
地に道あり 以て厚く寧(やす)らか
人に道あり 以て安穏なり
天上天下 当処永平
さいきんのコロナ騒ぎのせいですかねえ。
この「天上天下当処永平」の部分に、グっときました。
鎌倉時代は戦争や飢饉、疫病がとても多かったそうで、当時のこの言葉には禅の思想というだけでなく、根源的な祈りのようなものが込められているようにも思いました。
天上天下当処永平。
この宇宙、いまこの場所は永久に平穏である。
先のことで不安になったり怖くなったりしたときは、思い出して唱えてみようと思います。
天に道あり 以て高く清し
地に道あり 以て厚く寧らか
人に道あり 以て安穏なり
天上天下 当処永平
てらちゃん
更新ほぼありませんが
よかったら
みてね
なんとなく
いま ここに
˘ ˘*ゝ