エネルギー的に、オカマになろう。

男性なのに、男性ホルモンの分泌が減ってくると「男性更年期障害」になるそうです。

原因不明の不安、そわそわ、恐怖、怒りなどが出てくるようになって、動悸や息苦しさ、不眠、発汗など交感神経が興奮しやすくなり、太り始める。

糖尿病のような症状が出たり、血糖値が乱高下しやすくなるともいいます。

症状だけ見ると自律神経失調症と同じなので、よく間違われるらしい。

 

これはぼくの勝手な想像だけど、パニック障害も、ホルモンバランスがちょっと狂ってるんじゃないかなと思います。

ぼくが36歳のときに初めてパニック発作を起こしたころは、結婚してきゅうに太り始めたときでした。

もともと痩せ型なのに、あんなにどんどん太っていたのはやっぱりおかしいです。

幸せ太りかもしれないけど、この幸せ太りじたいが男性ホルモンの減少だという話も聞いたことがあります。

ヨメを手に入れて、家族や家も手に入れて、もう「勝ち取る」ということが必要なくなった。

そこで一気に男性ホルモンがガクーンと落ちてしまうんだそうです。

 

男性にも女性的な一面はあるし、女性にも男性的な一面があります。

これが非常に偏ったり不安定になると、精神的にもちょっとバランスを欠いた感じになっていくのかもしれないです。

それが引いては、肉体的なホルモンバランスも偏らせてしまうのかも。

では男性性、女性性とはなにか。

https://ameblo.jp/miracle-358/entry-11989751792.html

上記のサイトを参考にして、以下のように定義してみました。

⚫︎男性性
勇気、情熱、行動、変化、実現力、行動力、統率力、信頼、現実的、闘争的、支配欲

⚫︎女性性
調和、母性、育む、維持、感性、優しさ、包容力、平和、無邪気さ、空想力、所有欲

 

まさに男性ホルモンと女性ホルモンの特性そのまま、っていう感じですね。

 

で、ふと思ったんだど、ぼくはバリバリのオトコなのに性格的にはかなり女性性が強いな、と思ったんです。

また、それと対比して、男性性がかなり少ないかもしれません。

上記の男性性のなかで、とくに勇気、情熱、統率力、あたりはけっこう少ないなと思う。

いや、少なくなった。

 

パニック障害をやってから「ヒトの上に立つオトコになりたい!」っていうのが、からっきしなくなったんですね。

人間はみんな平等なんだ、だれかの上にだれかが立つとか、そんなの平等じゃない。

みんな横並びでいーじゃないか、そのほうがラクじゃないか。今からは、そんな時代になるんだ。

そんなふうに、思うようになってしまったんですね。

一見平等主義で理性的な価値観のようにも、見えないこともありません。

でも、騙されていはいけないのです。

「ヒトの上に立ちたくない」というのは、じつは平等主義だからじゃなくて、「めんどくさい」からなんです!

平等とか何とかヌカしておるのは、この「めんどくさい感情」を覆い隠すための、いわば言い訳なんですよね。

社会的思想を利用した、ただの合理化です。

 

それに「今からはそんな時代になる」というのも、完全なる妄想です。

ならねーよ。

んなわけねーだろ。

人類がこの世に存在するかぎり、リーダーは必ず必要になる。

いわゆる「ボス」と言われるような存在は、もしかしたら希薄になるかもしれないけど、リーダーだけは不滅です。

これは人類が何万年と積み重ねてきた歴史で培われた遺伝子だと思う。

そんなに深く重たいものが、たかだかここ100年程度でできたペラペラのイデオロギーなんかでひっくり返るもんか。

人間は、統率者と被統率者に分割されるようにできている。

 

そして男にはすべからく「統率者になるための素養」が与えられているんですよね。

卵子に向かう精子のように、すべての男は、戦う。

戦って、勝ち残ったものが「統率者」になるのです。

負けたものは「被統率者」になる。

これが自然のことわりなんですよね。

なのにこれを、人権だの平等だの道徳だの、大脳だけで考えた薄っぺらい理屈でどうこうしようというのが「負けるべきもの」のりくつです。

なるかいや。んなもん。

理屈が通用しない部分のエネルギーなのに、アタマでゴニョゴニョしたって保たないよ。

 

男のくせに、若いうちから「女性性」のほうにシフトしすぎたのかなと思うんですね。

男性が女性性を持っていることじたいは、何ら問題はないと思うんですね。

でも「欠けている」のは、やっぱりよろしくないです。

かといって男性性一辺倒で、逆の女性性はからっきし持っていない、っていうのは怖いです。あぶない。

理想はやっぱり「エネルギー的なオカマ」だと思うんですよね。

双方のエネルギーを、半々づつぐらい持っているっていうのが、良さそうな気がします。

 

ぼくはたぶん、女性性のほうはまぁまぁ持っているから、男性性のほうをもっと強化していこうと思います。

女性性のほうを意識してどうこうするのは、やめだ。

密教でいうなら、胎蔵界のほうよりも、金剛界のほうを強くしていこう。

やっぱオトコなら、人のウエに立って統率するぐらいの人間にならないと、使命を果たしたとはいえませんからね。

負けたときのことを先回りして考えて、最初から戦わないようにしようとか、そんなズルいこと考えるなんて男じゃねえや。

男は男らしく、ちょっと頑固で能天気でバカぐらいが、ちょうどいい。

平和主義、平等主義もほどほどに、ですね。

男が女みたいなことを言い出していいのは、70歳を超えてからだ。

 

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