ちょっと感動したので、メモしておこう。
最近のような梅雨とか雨の日に、エアコンがすげークサいんですね。
それはもうすごい臭いで、もともとニオイに敏感な僕にとってはまあまあ辛いです。
フィルター掃除をしたり、エアコン洗浄スプレーをしてみたり、たまに送風運転をしてみたりしても、全然効果がないのです。
ただ不思議なもので、よく晴れた暑い日に冷房をかけていると、まったくにおわない。
気温がわりと低く、湿度が高い日に除湿運転などをするともう、てめえいい加減にしとかないと本当にシバくぞ、ぐらいクサくなる。
つまりエアコンがフル稼働していないときに、とてもくさくなるんですね。
エアコンのにおいってようするに、カビなんだそうです。
それにホコリや生活臭も混じって、えもいえぬカホリを生み出す。
そこで、画期的な方法があったんです。
ネットではもう有名みたいですけど、知らなかったなあ。
それはものすごく科学的な方法なのです。
・部屋の窓を全開にする。
・エアコンの設定温度を最低(18度とか16度とか)にする
・風の量は、微風にする ← 重要
・エアコンをつけて、1時間放置する
これだけ。
電気代も、最大で60円程度らしいです。
そしてこの方法は、かの三菱電機さんが推奨している方法でもあるそうです。
りくつは、こうです。
エアコンの設定温度を最低にすると、エアコン内部の熱交換器(あの銀色のうすい板がビッシリ並んだアレ)の温度が非常に低くなる。
窓を全開にして湿度を高くした状態で稼働すると、熱交換器に大量の結露がつくわけです。
その結露の水が熱交換器についたカビやホコリなどの汚れを洗い流してくれる、というのですね。
汚れを含んだ水は、排水ホースから全部流れていってしまう。
なるほど!
その発想はなかった!
ちなみに風量を微風にするのは、風を強くしてしまうと結露が飛んでしまって意味ないからだそうです。
エアコンのニオイはカビが主体である。
それはさすがに、知っていました。
「カビは乾燥に弱い」
この知識だけで対峙していたので、とにかく送風運転ばっかりしてたんですよね。
風で乾かしてしまえば、カビは消えるだろう、と。
まあ大間違いではないかもしれないけど、カビもそんなに甘くないんですよね。
確かに乾燥させれば一時的にナリはひそめるかもしれないけど、そのうちまた復活する。
とくにエアコンを日中ずっとつけていて、夜に切って寝たりしたら、熱交換器に結露がついたままになる。
夜中に気温が上がってくると、カビは「よっしゃあああ!」てなもんで、また復活してしまうんですね。
だからいくら掃除しても、すぐにクサくなってたんだなあ。
ちなみに、上記の方法のあとに、
・暖房の設定温度を「最高」にする(30度ぐらい)
・暖房運転を、1時間ぐらいやる
をやるとさらに効果的なんだそうです。
結露が全部蒸発するし、熱交換器が非常に熱くなるのでカビが死滅するんだそうです。
設定温度が30度ってことは、交換器じたいは80度とかいってるでしょうからね。
そりゃいくら頑丈なカビでもダメでしょうなあ。
ちなみに我が家では、エアコンは冬には一切使わないんですよね。
ずっと石油ファンヒーターです。
こういう使い方もまた、カビが増殖する原因なのかもしれませんね。
冬に毎日エアコンの暖房運転をしておけば、カビは死滅しますから。
我が家はそれを一切していなかったわけです。
やってみたところ、確かにニオイは完全に消えました。
やっぱり知ってるひとは、知ってるんだなあ。
まあ今日やったばかりだからまたクサくなるかもしれないけど、そしたらまたこれをやればいいわけだ。
部屋がクサくない、ただそれだけでも、ストレスは減りますね。